菜園日記2011年8月

7日(日)  比較的涼しい今年の夏ですが,8月に入って,やはり本格的に暑くなってきました。
 夕方から,畑へと向います。
 エダマメは,実を少しずつ大きくしています。が,まだまだ・・・という感じではあります。
 ゴーヤは,すっかり大きくなった実を数本収穫です。1週間で,ここまで大きくなるか・・・というような生長です。
 ナスは,ちょっと元気がありません。実は2つしか採れませんでしたが,新しく花も咲いています。
 キュウリは好調です。大小合わせて,10本ほど採れました。
 トマトも好調です。良く熟した実を数十個の収穫です。
 ピーマンも小さな実をつけています。試しに5つほどを収穫いたします。
 ジャガイモの後地を耕し,草や根を取り去ります。
 後は,草抜き,水遣り等々・・・



毎夏の野菜に,今年初めてのピーマン
(8/14)

14日(日)  お盆の時期となりました。
 相変わらず暑い日曜日です。夕方から畑へ。
 エダマメは,少しずつ実を大きくしています。
 ゴーヤは,大きな実を二つ収穫できました。葉もまだまだ全体に青々としています。
 ナスはちょっと不調です。実も腐ったようになったものがありました。全体に株を切り戻しておきます。
 キュウリは好調です。次から次へと実をつけ,本日も10本ほどの収穫となりました。
 トマトはまぁまぁです。大玉を2つ,ミニトマトを20個ほどの収穫です。
 ピーマンもたくさん実をつけてきました。少し小さなものですが,10個ほどを採ります。
 ジャガイモの跡地は,今日もそのままにしておきます。
 後は,草抜き,液肥等々・・・



キュウリの始まり・・・
(8/14)

21日(日)  季節外れの?秋雨前線の形成で,10月のような気温が続いています。
 本日は,その前線のために,繰り返し強い雨が降っています。
畑は中止としました・・・
28日(日)  8月最後の日曜日となりました。夕方から仕事が入りましたので,午前中に先ず高山園芸店に行って,ニンジンの種を買ってから,畑へと向います。
 高山園芸店には,早くもネギの苗やニンニクが売られていました。そういう時期となりました。
 エダマメは,ちょっと調子が悪く,これ以上の生長は期待できない感じでした。秋野菜の準備もありますから,全部を抜いてしまいます。比較的大きな実を数十個収穫です。
 ゴーヤは,本日は収穫はありませんでした。ツルはますます伸びています。
 ナスは実はついていませんでしたが,新しく葉を広げ,花も咲かせています。
 キュウリはだいぶ疲れてきました。実はちょっと曲がったようなものばかりです。数本の収穫です。
 トマトも,この時期となると色がついてきません。
 ピーマンは小振りですが,たくさん生っています。20個ほど採れました。
 ジャガイモの跡地を耕して畝をつくり,北半分に,ニンジンの種を二条に蒔きます。上からベタがけシートをしておきます。
後は,草抜き,水遣り等々・・・



少しずつ実を太らせるエダマメ
(8/14)

 とある休日,特に目的の番組もないまま,テレビのチャンネルを回しておりますと・・・とは今は言いませんね。リモコンのボタンを次々に押していましたら,偶然,10代だけのバンド・コンテストなるドキュメント番組を見ることとなりました。
 高校生のロックバンドやフリーターの路上アーティスト等々が10組ほど登場しました。
 皆,上手い!
 まぁどんなものでもそうなのでしょうが,楽器の演奏技術にも,歴史の「積み重ね」要素がありますから,今の若い者は,我々の学生時代と比べても,格段に優れたテクニックを有しています。
 昔レコードを聴いて,こんな音はいったいどーやって出すんだと朝から晩まで試行錯誤を繰り返したり,友達同士であーでもないこーでもないと試してやっと発見できたテクニックも,今では初心者用の教則本に載っていたり,多くのギター教室で教えてくれたりいたします。
 そして,テクニック的なことに増して,彼らは何よりも,演奏後にマイクを向けられた時のコメントがまた上手い!のであります。
 これは彼らだけでなく,ゴルフ界の超人気プロを思い浮かべてもらってもいいですし,フィギュア・スケート選手の少女を想起していただいても同様です。さらには,誰でも知っている何とか王子とかいう高校野球のスターも全く同様でした。
 他にも多くの若いスター達がいますが,最近の10代は何故こんなにも,大人びた,完璧な,発言やコメントをできるのだろーかと驚いてしまいます。
 高校生が,テレビカメラを向けられても動じることなく,落ち着いて,ついついピースサインをしてしまうようなこともなく,自分の信念を落ち着いた態度で語ったり,当日の自らのプレイを客観的に分析したりいたします。
 逆に言いますと,そういう社会的コメントができなかった,することを否定していたからこそ,昔の若者は,何かの行動を直接的に,自らの表現手段としていたように思えます。
 大ボリュームのロック,爆音を立ててのオートバイ,サイケデリックなファッション等々は,それ自体が自己表現の全てと言っていいものでありました。
 今の若者は,楽器も上手く,その上堂々と「我々の何かがお客さんに,きっと伝わってくれたと思います」などとコメントするのであります。
 ある意味「伝わることを信じている」あるいは,信じる信じないに関わらず「伝わる」というような言語をキイワードとして使用する彼らが存在するわけですが,昔の若者は「俺達のことなんて,どーせ分かってもらえねぇんだから!」と暴れたわけです。
 「お前らには分からねーよ!」なんてセリフが,決まり文句でもありました。
 そんな暴れ方が,子どもじみた幼稚な行動に過ぎなかったとしても,しかし,一種の若者の特権たる「異議申し立て」の一つであったとは思います。
 特権って何の特権なのだ?と言われるかもしれませんが,例えば10代のバンド・コンテストが開催される時期にふさわしい,この暑い夏に,ジリジリとした太陽光線が一番似合う年代だけが持つ,熱い熱い空気の中から発することのできる特権なのだと言えるかもしれません。
 今の若者から「我々の何かがきっと伝わってくれたと思います。」なんてセリフを言われますと,ひねくれている昔日の若者は「お前らの伝えたいものっていうけど,自分で本当にそう思っているのか?そー言ったら,皆が感動してくれるなんて思って言っているだけなのか!?」なんて言葉を返したくなるのであります。
 ひねくれているのであります。
 しかし,のた打ち回ってエレキギターを弾く彼らに,そんな素直な言葉を吐かれますと,一瞬「仲間」意識の対象となっていた彼らが,急に何万光年も遠ざかってしまうのであります。
 でも,ひねくれて,社会を斜めに見るところから,何か新しいものが生まれてくるのではないかと思ったりしているのではありますが,そんな考え方は,古いのでありましょうか?
 ビートルズの実質的に最後のアルバム「アビーロード」の発売(=1969)から,早40年以上が経過いたしました。イギリスのあの横断歩道は,ビートルズが解散した後に生まれた若者達が,あのアルバムジャケットのポーズを真似して記念写真を撮る観光名所となっていて,交通事故が多発していると報じられています。
 新たなビートルズ・ファンの若い皆さん,横断歩道は,法律を守って,信号を確認して,手を挙げて,渡ってくださいね。

8月末の畑の様子



ゴーヤ


キュウリ

ピーマン

ニンジン

ナス






(なし)



トマト

(なし)


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