菜園日記2010年12月
5日(日) | 暖かな12月初めの日曜日です。朝から畑へと向いました。 タマネギは,順調な様子です。 サニーレタスとチシャナも少しずつ大きくなっています。 ニンジンを1本抜きました。なかなかいい形のものとなっていました。 ネギを2ケ所抜きます。今年初めてのネギです。 コマツナはかなり大きく育っていました。こんなに青々と元気に大きくなっているのは初めてかもしれません。間引きしつつ,10数本を採ります。 ブロッコリーは相変わらずその株はあまり太くなっていませんが,普通の種類の方に,小さな頂花蕾ができています。 ニンニクも順調な様子です。 ダイコンを1本抜きます。それほど大きくなっているものではありませんが・・・ エンドウはかなり背を伸ばしていましたので,また上部を支柱に結んでおきます。今の時期にこんなに伸びて大丈夫かなぁ・・・という気がします。 昼から所用がありますので,早々に退散いたしました・・・ |
![]() 少しずつ葉を広げるサニーレタスとチシャナ (12/12) |
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12日(日) | また急に寒さの増した日曜日となりました。昼から畑へと走ります。 タマネギは,順調な様子でした。 チシャやサニーレタスも少しずつ大きくなっています。 ニンジンは,かなり太ってきました。今日も大きな1本を抜きます。 ネギもこの寒さで甘さを増してきたという感じになっています。1ケ所を抜きます。 コマツナは,例年になく,青々と大きくなっています。また間引きしつつ,20本ほど収穫いたします。 ブロッコリーは,なんとか遅れずに育っているという感じがいたします。 ニンニクは,順調な様子です。 ダイコンは,それぞれに育つスピードがかなり違いますが,大きな1本を抜きました。 エンドウ豆もスクスクと大きくなっています。以前の経験から見ても育つスピードが早過ぎて,ちょっと??であります。 雨がポツポツと落ちてきましたので,早々に退散いたします。 |
![]() 時期的に生長の早すぎる?エンドウ豆 (12/12) |
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19日(日) | 今日は所用のため,畑には行けませんでした。 |
26日(日) | 12月最後の日曜日となりました。先週ぐらいからまたグッと寒くなってきた京都です。 昼過ぎから畑へと走ります。 タマネギは,この冷え込みの中,元気に青々としています。 サニーレタスとチシャは少しずつ大きくなってきました。 ニンジンを1本抜きます。 ネギも,1ケ所を抜いて収穫です。 コマツナはかなり大きく育っています。また10数本を採りました。 ブロッコリーは,株を少し太くしてきましたが,花蕾はまだまだといった感じです。 ニンニクも元気そうです。 ダイコンも大きく土から突き出てきました。一番大きなもの1本を抜きます。 エンドウはどういうわけか,全体に萎れてしまっています。急に寒くなったからでしょうか? ただ,いつもと比べて時期的に大きくなりすぎているように見えます。 後は,草抜き等々・・・ |
![]() エンドウ豆とは逆に,例年と比べて生長の遅いブロッコリー (12/12) |
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年末の特番シーズンの時期になりますと,テレビでよく見かけるスタイルでありますが,○○大討論会とか,現政権に物申す!とかのタイトルテーマで,政治家や評論家,またいわゆる文化人,そして視聴者代表という人々を集めて,いろいろな問題に関して,さまざまな意見を語ってもらおうというような番組が幾つも放送されますが,先日その一つを見るともなく眺めておりましたら,どこかの商店街の方が, 「大型スーパーの進出を許したことはけしからん。(大店法を通した政治家は許せない!)結果,全国の商店街はさびれて,シャッター商店街とまで言われるようになった所もたくさんある。我々の生活をどーしてくれるのだ!」と叫んでおられました。 しかし,私が思うに多分,ずっと以前には,一定の集落毎に八百屋さんや魚屋さんなどがあって,小範囲のお客さんを相手に,細々とした商売を営まれていたのでしょう。 やがて,その地域にも鉄道が通り,住宅が増え,駅前に「商店街」が形成されます。その商店街には,八百屋さんに続いて大きな肉屋さんもあり,さらには子どもの服も,甘いお菓子も日曜雑貨もすぐ隣で売られていて,アーケードのおかげで,雨にも濡れずに買い物ができます。 商店街は,その便利さを最大限宣伝して,広範囲から多くのお客さんが集まるようになり,従来の集落の中にあった昔ながらの八百屋さんや魚屋さんは,結局大規模な商店街のパワーには勝てずに,消えていったのでしょう。 その時代の流れの「順番」が今度は自分達に襲いかかってきたということではないのでしょうか? 大型スーパーは,自家用車を乗りつけて,大量の買い溜めをすることもできますし,店内では,足の悪いお年よりも,極めて少ない移動距離で,多くの買い物ができます。ちょっと以前には,スーパーで販売されていなかった米も酒もタバコも今では普通に売られています。 ある意味時代の最先端で,お客さんの利便性が集約されている大型スーパーに対して,駅前商店街が声を大にして,その進出を許すな!と叫ぶことは,なにか身勝手な主張のように思えます。 しかしながら,「では,我々に死ねというのか!」なんて迫られますと,特に政治家のような存在は何も言い返せなくなりますが,せめて「全体的な時代の流れの中で,先ずは自分達で工夫を重ねるべきではありませんか」ぐらい言ってもいいのではないでしょうか? さてさて,私は地元の政治家の言動などにあまり詳しくはありませんが,ひょんなことで,ある国会議員の演説を聞く機会があり,非常に印象良く感じたことがあります。 この議員は,いわゆる保守系の大物で,京都の西陣織が盛んであった地域も,大きな地盤の一つとしています。 国会議員,地方議員等々のほとんど全ては,党派に関わらず,その地域や西陣織に関係する集会などに来ますと,「また再び,織物業を復活させよう!」「和服をまた盛んにしよう!」などと声高らかに主張するわけですが,しかし,この人は違いました。 「今,西陣織等を家業にしている方が10軒あったら,その内1軒に西陣織を続けていただく。この場合であっても,昔日のようにそれが大産業として成立する時代ではないのだから,一つの伝統産業として,補助金を打って,残していく。あとの9軒に対しては,今のままで残る施策ではなく,他の仕事に転換できるための援助,支援をしていくことが政治に求められているのだ」と述べます。 私は,この方向が正しいというか,それしかないのでは・・・と思います。 何か,過去の「繁盛」や「栄光」を既得権のように想い,それを守ることが政治の責任だなどと主張することは,時の奔流の中で日々頑張っている多くの人々の営みに対して,ちょっと失礼なように感じてしまいます。 |
12月末の畑の様子
チシャ サニーレタス |
ネギ | ニンニク |
エンドウ |
ニンジン |
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タマネギ |
ブロッコリー コマツナ |
ダイコン |
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