菜園日記2010年2月

7日(日)  先週は風邪で畑に来られませんでしたので,2週間ぶりの畑となりました。昼から出向きます。
 昨日の雪が少し残っています。
 ネギを1ケ所抜きました。太いものは,それなりに大きくなっていますが,細いのものは相変わらずです。
 ニンジンは,寒さに負けて?育ってきません。前回もそうでしたが,やはり種を蒔く時期が大切なのでしょう。
 タマネギは,寒さに耐えて,頑張っています。
 西側のダイコンを1本,抜きます。
 エンドウ豆は,相変わらず地面に横たわり,支柱に絡んできません。
 東側のダイコンも少しずつ大きくなっています。
 芽キャベツは相変わらずですが,小さいながらに結球を太らせ始めました。
 コマツナは,ちょっと時期を過ぎてしまったという感じです。
 ブロッコリーは,主にスティックセニョールにたくさん側花蕾ができていました。数個収穫いたします。
 ニンニクも,上の写真のように元気に冬を越しています。
 隣に集合住宅が建築中で,ちょっと日当たりが心配な畑でありました・・・



ニンニクと同様,元気に冬を越すタマネギ
(2/14)

14日(日)  暖かな日曜日となりました。昼から畑へと走ります。
 ネギを2ケ所抜きます。いつも根元から切って,また葉が伸びてくるのを待ったりしていましたが,毎年余ってしまいますので,今回は全て抜いて収穫しています。
 ニンジンは,相変わらずの様子です。
 タマネギもまた,上の写真のように,元気に冬を越しています。
 西側のダイコンをまた1本抜きました。残り2本となりました。
 エンドウは,まったく支柱に絡んできませんので,ビニ紐で,上から吊るしました。また本日になってようやく,真ん中に植えた種が発芽していました・・・?種を蒔いてから,何日が経ったのでしょう・・・
 東側のダイコンも元気に大きくなっています。
 芽キャベツの株は,相変わらず小さいままですが,結球がそれなりに大きくなっていましたので,6〜7個収穫いたしました。
 コマツナもまた小さいままです。
 ブロッコリーは,側花蕾がたくさんできていましたが,小さいままでしたので,今日は採らないことといたしました。
 ニンニクは相変わらず元気に冬を越しています。
 後は,草抜き等々・・・



相変わらずヘナヘナと地面に横たわるエンドウ
(2/14)

21日(日)  寒い日が続いていましたが,今日は暖かな日曜日となりました。昼から畑へと向かいます。
 ネギは,太いものが残り少なくなってきました。2ケ所を抜きます。
 ニンジンは相変わらずです。しかし今から暖かくなることに期待です・・・
 タマネギは,順調な様子です。
 西側のダイコンは残った2本を抜きました。跡地をスコップで荒起こしして,上から石灰を撒いておきます。今回,ダイコンの種も少し蒔くのが遅かったので,いつものように大きなものは採れませんでした。
 エンドウは,先週支柱にビニ紐で留めましたが,それでもツルを絡みつけてはきません。
 東側のダイコンは,全てがそれなりにダイコンらしく白い根を見せています。
 芽キャベツは,結球が3つ採れました。
 コマツナも相変わらずです。
 ブロッコリーは通常のものは,生育が悪いのですが,スティック・セニョールには側花蕾がたくさんできていました。10日ほど収穫いたします。
 ニンニクも元気な様子です。
 後は,草抜き,液肥等々・・・



側花蕾をつけるブロッコリー
(2/14)

28日(日)  2月最後の日曜日は,先週の暖かさが消えた少し冷え込んだ日となりました。
 昼から,先ず高山園芸店に行き,腐葉土,石灰,油かすを買い込んで畑へと回ります。
 ネギを2ケ所抜きました。太いものは,そろそろ最後となります。
 ニンジンは相変わらずで,今年はこのまま終わってしまうかもしれません。
 タマネギは,順調な様子です。
 西側のダイコンの跡地に,腐葉土,油かす,化成肥料を入れて,少し耕しておきます。
 エンドウは,やっと?支柱にツルを絡ませてきました。
 東側のダイコンも順調に太く大きくなっています。
 芽キャベツも,あいかわらず株は小さいままですが,また結球を太らせていましたので,5つほどの収穫です。
 コマツナもここにきてまた大きくなってきましたので,20本ほど収穫いたします。
 ブロッコリーは,先週の暖かさで,側花蕾をたくさんつけていました。10個ほど採ります。ただ,そろそろ花を咲かせそうな感じもします。
 ニンニクも順調に育っています。
 後は,草抜き,化成肥料等々・・・



今年は小振りなものが多くなってしまったダイコン
(2/14)

 定型句ではありますが,他に言いようもなく,「早いもので」私も今の仕事に就いて,そろそろ30年間という時期を迎えようとしています。
 私は25歳で就職したのですが,その当時の定年は55歳であり,現在ちょうどその定年年齢を迎えてしまったということになります。
 当時,25歳の私にとって,これから30年間働くという,その長い長い期間の実感は全くわきませんでした。
 それまではといえば,例えば,中学・高校生活がそれぞれ3年,大学が4年というように,今から思えば短いスパンで一つの区切りがありましたから,30年間という年月は,どーいう長さなのか見当もつかなかったのであります。
 その頃ちょうど同じ職場に,30年近く勤続されている先輩がおられまして,何かのたびに「アッという間の30年だったなぁ」と良く言われていました。同じぐらいの年代の人たちとよくそのような話をしては,皆の同感を得ていたものと記憶しています。
 それを横で聞いていた当時の私にとりましては,見当もつかぬ長い長い30年間が,なんで「アッという間」なのだろうかと,不思議で仕方ありませんでした。
 しかしそれは,すぐに実感として,私のものともなりました。
 まぁここで,ノスタルジックに,年月の短さを嘆いても仕方ないことではあります。
 さて,よく年を取るほどに,例えば一年間の過ぎ行く感覚が,小さい頃に比べてとても短く感じるようになるということは多くの人に実感されていることだと思います。
 そのことを「5歳の子どもにとっては,一年間は,人生の1/5だけども,50歳の人間にとっては,1/50に過ぎないからだ」というように説明して悦に入っている人がいますが,この説明にはなかなか納得できません。
 1/5と1/50を比べたら,1/50の方が短いのに決まっていますけど,分母が違うのですから,そのように思わせる数字を比べているだけであって,本来的には単に引き算等々をすることのできない2つの数値であり,双方とも絶対値は一年間,365日であることに変りはありません。
 それまでの人生の長さから,一年間の長さを違うように感じるという説明の趣旨,ニュアンスは分かりますが,説得力のある説明とは思えません。
 では何故?と言われても,私にも明確な答えは用意できないのですが,思うにこれはやはり「振り返ってみる」際の記憶の密度によることが大きいのではないでしょうか。
 例えば,中学・高校の時に,新鮮な経験が次々と生じる1ケ月の夏休み期間と,同じ夏でも,毎日同じように通勤して前日と同じように仕事を処理する社会人の1ケ月とは,「振り返ってみた」時の記憶の密度が明らかに異なるのではないでしょうか・・・
 まぁこの説明も客観的な説得性がどこまであるのか疑問ではあります。
 さてさて,いずれにせよ30年前,私は学生から社会人になったわけですが,その時に一番心配だったことは,仕事の具体的な課題等々というようなことの大分手前にある障壁でありまして,果たして毎朝早い時間に起床して通勤するということを,続けることができるのだろーかということでありました。
 なにしろ,学生の頃は,ほとんど毎日昼夜逆転の生活をしており,朝眼を覚ましても「今日の授業は受けなくてもいいか・・・」とまたベッドに倒れこみ,昼を過ぎ,夕方まで寝ていても,別に心配は要らなかったのであります。
 (起きた時に,あー私はなんと意志の弱い人間なのだろーと反省は迫られますが・・・) 
 まぁしかし,本来そーいうことには心配性というか神経質な私の本領が発揮されまして,社会人になってから,私は未だに遅刻をしたという記憶がありません。
 というか,今も遅刻することが心配で心配で,毎朝,始業の一時間前には到着しております・・・

2月末の畑の様子


ニンジン

(なし)
コマツナ

芽キャベツ


ニンニク

タマネギ






ネギ



ダイコン


エンドウ豆

ブロッコリー



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