菜園日記2009年7月

5日(日)  7月初めの日曜日です。夕方から畑へと出向きました。
 トウモロコシは,また実が4つほど鳥か何かにかじられてしまって,ボロボロになっていました。しかし,他の実はかなりしっかりと太っていましたので,それらを採って,トウモロコシは終わりといたします。食べごろの実が7つほど収穫できました。粒の揃いも今年はなかなかしっかりとしています。全体的には,小さいままの実も幾つかありましたが,今年のトウモロコシは,まぁまぁの出来だったと思います。
 青トウガラシは,本日は実を採ることはできませんでした。
 先週に植えたモロヘイヤは,順調に大きくなっています。
 サニーレタスは,また葉を青々と広げており,何枚か採ります。
 この1週間の間に,ナスは,実が次々と大きくなっています。普通のものを11個,加茂ナスを1つ収穫です。
 トマトは,今年初めて中玉にチャレンジしていますが,青い実がたくさん大きく育ってきました。
 サツマイモの葉とツルは,また青々とどんどん伸びてきています。
 赤トウガラシは,実をたくさんつけていますが,その色はまだ青いままです。
 ゴーヤも生長が早く,先週見た時には,ほんの小さな実でしたが,今日は20〜30センチに大きくなったものが3つほどありました。一番大きなもの1つを採ります。
 キュウリはあまり大きくなっていませんでしたが,順調な様子です。
 後は,草抜き,水遣り,化成肥料等々・・・ 



次々と大きくなるナス
(7/12)

12日(日)  夕方から畑へ向います。
 トウモロコシの跡地をスコップで荒起こししておきます。
 また前回倒しておいたトウモロコシの葉が乾燥したものを,敷藁の代わりに,キュウリやトウガラシの根元に置いておきます。
 青トウガラシには,今日も実は見られません。
 モロヘイヤは順調に枝を広げています。
 サニーレタスの葉を数枚採りました。
 ナスはまたたくさん実がついていました。大小10数個を収穫いたします。
 トマトは,少しずつ色づいてきました。そこそこ熟したもの6個を収穫です。
 サツマイモの葉は,青々と広がっています。ツルもだいぶ伸びてきました。
 赤トウガラシには実がたくさんついていますが,色はまだ青いままです。1つの株が少し傾いていましたので,支柱を立て,ビニ紐で留めます。
 ゴーヤは,大きな実3つを採りました。長く伸びたツルをまた剪定いたします。
 遅めに植えたキュウリでしたが,そこそこ伸びてきましたので,それぞれに支柱を立て,ビニ紐で留めます。
 後は,また自然に?生えてきていたシソをたくさん採りました。
 後は,水遣り,液肥等々・・・



色づき始めたトマト
(7/12)

18日(土)  夕方から畑へと走ります。
 トウモロコシの跡地は,そのまま置いておきます。
 青トウガラシは,数個の収穫となりました。なんか,ピーマンのような形になったものも少しありました・・・?
 モロヘイヤは順調な様子です。
 サニーレタスは,早くもトウが立ってきたようです。
 ナスは,また大小合わせて10個ほど採れました。賀茂ナスもそこそこの大きさのもの1つを収穫です。枝が伸び,実の重みでだいぶ垂れてきていましたので,また何ヶ所かビニ紐で吊るします。
 ナスは,赤く熟した大きな実を20個ほど収穫できました。初めての中玉も今のところ順調です。
 サツマイモは,また葉を広げて青々としています。
 赤トウガラシも順調な様子です。
 ゴーヤは,大きな実が3つ採れました。また伸びたツルを剪定しておきます。
 キュウリは,ここにきてグングンと大きくなってきました。
 後は,全体に,たっぷりの水と肥料,ビタミン剤等々・・・



青々と広がるサツマイモの葉
(7/12)

26日(日)  夕方から先ず高山園芸店に行き,腐葉土,石灰,牛糞を購入して畑へと向います。
 青トウガラシは,2つとも斜めに倒れかかっていましたので,支柱を立て,ビニ紐で結びます。実は10個ほど収穫できました。
 モロヘイヤの葉をたくさん採ります。
 サニーレタスは,トウが立って,細長く伸びて倒れこんでいましたので,終わりとして抜いてしまいます。
 ナスは,また全部で10数個採れました。また枝が伸びていましたので,ビニ紐で支柱から吊るします。
 トマトは,赤く熟した実が20個ほど採れました。脇芽などを剪定いたします。
 サツマイモは,ぐんぐんとツルや葉を成長させています。ツルは隣の畝まで伸びてきています。
 赤トウガラシもたくさんの実をつけています。
 ゴーヤは,大きな実が10個ほど採れました。またまた伸びたツルを剪定しておきます。
 キュウリもだいぶ背を伸ばしていましたので,本支柱を立てます。そこそこの大きさの実が1つできていましたので,今年初めての収穫です。
 後は,大量の草抜き,ビタミン剤等々・・・



青い実をたくさんつけ始めた赤トウガラシ
(7/12)

 高校3年も卒業式が近づきますと,東京の大学に行く者,大阪に移り住んで働く者等々と,ほとんどの者の進路が決まってきます。友人が集まると,そういうこれからの話や,3年間の思い出話で盛り上がる時期でもありますが,私の周囲では一つ,卒業式に盛大な「冗談」をしようということになりました。
 演者は4人でした。
 卒業式前日の深夜に,4人は高校の体育館へと忍び込みます。
 脚立を立てて,舞台前面上部の緞帳の陰に,作成済みの巻紙を取り付けます。
 その巻紙は,留めているタコ糸が解ければ,下に展開して,我々のアピールの文章を表示します。
 そのタコ糸を見つからないような場所を選んで引き回し,舞台横の体育用品倉庫に持ってきて,床に留めます。
 そこに蚊取線香をセットいたします。
 要するに,蚊取線香がタイマーとなって,その火がタコ糸を焼き切り,演台の上部から,巻紙に書かれた我々のメッセージがスルスルと垂れ下がるといった段取りです。
 装置をセットし終わると,明け方近くでした。
 それから,4人は広沢の池へ行って,たわいのない時間のつぶし方をしていたのですが,卒業式の開始までにはまだまだ時間があります。
 一旦,家に戻って仮眠をしてから再集合しようということとなりました。
 一人は,私の家で私と一緒に寝ていました。しかし,誰かの声で気がつきますと,もう一人が我々を起こしに現れていまして,もう卒業式は始まっていると言うのであります。 確かにそういう時間でありました。3人は学校に走ります。私の家から学校までは,歩いても5分とかからない距離でありました。
 体育館の裏の横にある出入り口から体育用品置き場に侵入いたします。
 戸の隙間からは,卒業式に集まっている生徒や先生達の姿も見えています。
 蚊取り線香は発見されることなく,ちゃんとセットされていました。
 後は,どのくらいのところに火をつけるかでありますが,まぁこれは私の勘でありました。
 着火装置を完了して,体育館の表に回り,遅刻して卒業式に参加いたします。
 その時には,ちょうど校長先生が祝辞を述べておられたところでしたが,間もなく,着火装置が作動して,見事に垂れ幕が展開いたしました。文言は子どもっぽいもので,当時の古紙回収業の流行に便乗した
 「卒業証書,ちり紙と交換します」というようなものでした。
(当時は古紙が高く売れるということで,古紙回収のトラックがあちこち走り回り,また公衆電話ボックスの電話帳が根こそぎ盗まれるなんて事態も生じていました。)
 この時,私が非常に感心しましたのは,垂れ幕がバサーと音を立てて降り,父兄や参列者の多くが小さく悲鳴をあげている中,校長先生は,前を向いたまま祝辞を読み通し,垂れ幕を一顧だにせず降壇されたのであります。
 さすがであります。
 尊敬すべき校長先生に敬意を表しつつ,話は来月に続きます。

7月末の畑の様子


モロヘイヤ


青トウガラシ
トマト 赤トウガラシ

キュウリ

ナス






(なし)





サツマイモ

ゴーヤ


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