菜園日記2009年6月
7日(日) | 6月初めの日曜日,お昼過ぎに先ず高山園芸店に行き,腐葉土,石灰を購入して,畑へと回ります。 トウモロコシは,順調に背を伸ばしています。ただ,植え替えた2本については,やはり根がついていないようです。 ニンニクとタマネギの跡地に,石灰と腐葉土,化成肥料とビタミン剤を入れて耕します。土に混ざっている草・根っこ等を取り去ります。 サニーレタスは,順調な様子です。 ナスも元気です。脇芽を撤去いたします。 トマトも順調です。脇芽を取り,また上部をビニ紐で支柱に留めます。 ジャガイモは,葉がほとんど枯れて,倒伏していましたので,収穫することとしました。全ての株を抜いて,土の中を探ります。特に大きなものはありませんでしたが(今回の種類も小型のものでしたが),大小合わせて100数十個の収穫となりました。まぁまぁという感じです。跡地に,石灰,腐葉土,化成肥料,ビタミン剤を入れて,耕しておきます。 赤トウガラシも順調な様子でした。 ゴーヤも,ここにきて,立ち枯れしそうだった1つも順調にツルを伸ばしています。 東側のタマネギは,葉の倒伏の度合いが大きくなってきました。玉もかなり丸々としてきています。 後は,全体に,草抜き,栄養剤等々・・・ |
![]() なんとか伸び始めたゴーヤ (6/14) |
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14日(日) | お昼から先ず高山園芸店に行き,腐葉土,石灰,化成肥料を買います。それから六基グリーンへと走り,青トウガラシの苗を2つ,サツマイモの苗を5本買って,畑へと向いました。 トウモロコシは,早くも実をつけて,大きくさせつつありました。茎の太さ等々から,ちょっと早めに実がついてしまったかなぁ・・・・という感じがいたします。 ニンニクとタマネギの跡地を耕して畝を作り,苗を植える場所に化成肥料を入れて,少し埋め戻し,そこに青トウガラシの苗を2つ植えました。青トウガラシは,初めてのチャレンジです。 サニーレタスは,元気な様子です。もう少し葉を広げたら,収穫時です。 ナスは,かなり花をつけ,小さな実も生らせていましたが,まだ株の大きさが十分ではありませんので,それらを撤去いたします。よく伸びた枝を1つ,ビニ紐で支柱から吊ります。 トマトも,背を伸ばし,実もつけています。また上部をビニ紐で支柱に留めておきます。 ジャガイモの跡地を耕して畝を作り,サツマイモの苗5本を植えました。サツマイモも初めての栽培となります。 赤トウガラシは,小さな実をつけ始めていました。 ゴーヤは,少しずつ元気になって,ツルを伸ばしています。 タマネギは,葉もすっかり倒伏し,収穫時となっていました。全てを抜き取ります。大きな玉のものばかり,全部で38個の収穫です。今年もタマネギはまぁまぁ上手にできたのではないかと思います。 後は,全体に,水遣り,肥料,ビタミン剤等々・・・ |
![]() 09年,タマネギの収穫 (6/14) |
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21日(日) | 雨が降ったり止んだりの日曜日となりましたが,お昼になると青空も少し見えてきましたので,畑へと向います。 トウモロコシは,鳥か何かにかじられてしまった実が3つほどありました。それらを撤去いたします。側の実をまたヤングコーンとして採ります。 青トウガラシは,少しずつ大きくなっています。 サニーレタスは,葉がだいぶ大きくなっていましたので,何枚か収穫いたしました。 ナスは,株の大きさの割に,花をたくさんつけていましたので,まだ少し早いだろうと花を幾つか取り去ります。小さな実,1つを採りました。 トマトは,脇芽を撤去し,また伸びた上部を支柱にビニ紐で留めます。実をいくつかつけていました。 植えた当初は,葉がナヨナヨとしていて,つくかどうか心配だったサツマイモですが,新しい葉もできてきたようで,青々と伸びています。 赤トウガラシは順調なようです。少し剪定いたします。 ゴーヤは,だんだんとツルを伸ばしてきました。地に這っていたツルを支柱に留めます。 タマネギの跡地をまた耕しておきます。 後は,ビタミン剤,草抜き等々・・・ |
![]() 植えた当初,ナヨナヨと心配なサツマイモ (6/14) |
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28日(日) | 真夏のように暑い,6月最後の日曜日。暑さを避けて,夕方から先ず高山園芸店に行き,モロヘイヤの苗を1つ,キュウリの苗を3つ買って畑へと走ります。 トウモロコシの実は,けっこう大きく固くなっています。ただ,他の畑と比べて,こちらの株はかなり背の低いものとなってしまいました。今日も側の実を2つ,ヤングコーンとして採りました。 青トウガラシは,実が2つ,そこそこの大きさになっていました。ちょっと小さいものではありましたが,お初ということで,収穫いたします。 また,青トウガラシの北側に少し余裕がありましたので,1ケ所穴を掘って,化成肥料を入れて少し埋め戻し,モロヘイヤの苗1つを植えます。 サニーレタスはまた葉を大きく広げています。数枚の収穫です。 ナスも,大きな実を2つつけていましたので,収穫いたします。伸びた枝をビニ紐で支柱の上部から吊るし,また脇芽などを少し剪定いたしました。 トマトは,また良く伸びている上部をビニ紐で支柱に留め,脇芽などを取り去ります。青い実を幾つもつけています。 サツマイモは,葉が元気に大きくなってきました。 赤トウガラシも元気な様子です。 ゴーヤは,ツルが四方八方に伸びていましたので,いくらか撤去いたしました。全体的にもかなり大きくなってきました。花も幾つか咲かせています。 タマネギの跡地をまた耕して畝を作り,3ケ所に化成肥料を入れて少し埋め戻し,そこにキュウリの苗を3つ植えました。今年はちょっと?遅いキュウリとなってしまいました。 後は,たっぷりの水遣り,ビタミン剤,草抜き等々・・・ |
![]() 今年初めて挑戦する青トウガラシ (6/14) |
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一年という単位には,さまざまな折り目,また人によって異なる節目があると思います。 組織で仕事をしていますと,年度単位に4月から3月までを一つのスパンと考えることが身についてくるのですが,個人的生活のサイクルとしては,やはり1月から12月が一つのまとまりなのでありましょう。 6月もそろそろ終わるという時期になりますと,一年も半分過ぎてしまったなあと感じることとなりますが,この時,京都では・・・京都だけなのでしょうか・・・水無月というお菓子を食する慣わしがあります。 一年の折り返しの日に,この半年の罪や穢れを祓い,残り半年の無病息災を祈る「夏越祓」(なごしのはらえ)の儀式がいろいろと行われますが(茅の輪くぐりが有名です),そのような年中行事の一つとして,6月30日に食べる習慣の和菓子です。 三角形の白い外郎の上に,甘い煮小豆が載っているものですが,その水無月という名は,当然,六月の月名から来ています。 ちょっと横道に入りますが,私の所属していたある親睦会がありまして,毎年6月に宴を催すことから,「六月会」と書いて「みなづきかい」と称するのですが,ある時,その年の幹事が「六月会」を「むつきかい」と読んで,参加者の顰蹙をかったことがあります。 漢字そのものの読み方として六月を「むつき」とは可能ではありましょうけど,月名としては「睦月」が存在することもあり,ちょっと無理筋かなぁとは思います。 さて,この「水無月」という月名なのですが,どーいう意味合いで,「水無月」なのでしょうか? 字のとおり読めば,水の無い月です。一説としては,旧暦の梅雨が明ける時期であり,水の無い月であるということですが,その月の前半は,梅雨の後半時期で,大雨の珍しくない月でもあり,その後も,決して雨の少ない時期とはいえません。また陰暦の6月は田に水が貯えられる月でもあります。 各種語源辞典の類を見ますと,ほぼ見解は一致しているようです。 「みなづき」の「な」は,現代日本語の「の」にあたる属格(所有格)後置詞で,「水な月」とは,即ち「水の月」であるとのことです。 つまり「無」は単なる当て字ということでありますが,この「な」は他でも現代に残っている用例が多くみられます。例えば,「みなと」は「水な門」,「たなごころ」は「手な心」と言われますと,なるほどと思います。(他には,「まなじり」=「目な尻」,「まなざし」= 「目な差し」等々) そーしますと,誰もが想起いたしますのが,もう一つの月名,「神無月」です。これも語源辞典では,「神の月」ということらしいです。 今では,逆に,出雲に神様が集まって,他の地方では神様がいなくなるので「神無月」,出雲では「神有月」・・・と,よく言われたりしますが,この俗説は助詞としての「な」が,かなり早い時期に(平安時代に既に)古語になってしまい,「無」という当て字だけが残って,そのような解釈を生み出した・・・と言われています。 まぁ,語源学的にも,他の解釈も成立するとは思いますが,六月会を「むつきかい」と読むよりは,水無月を「みずのつき」と解釈する方が,歴史的文化的に,正当ではないかと考えたりいたします。 |
6月末の畑の様子
モロヘイヤ 青トウガラシ |
トマト | 赤トウガラシ | キュウリ |
ナス サニーレタス |
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トウモロコシ |
サツマイモ |
ゴーヤ |
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