菜園日記2008年12月

7日(日)  比較的暖かな日の続いていた京都の初冬でしたが,昨日から急に寒くなりました。
 12月初めの日曜日です。朝から畑へと向います。
 畑にはけっこう霜が降りていました。野菜の葉も薄らと白くなっています。
 芽キャベツの結球はかなり大きくなってきました。来週ぐらいには収穫できるかもしれません。下葉などを撤去いたします。
 霜が降りたので,そろそろ・・・と,ネギを2本,根元から切って収穫いたします。
 ニンニクとその横のタマネギは,元気な様子です。
 ニンジンもドンドンと大きくなっています。3本を収穫です。
 ブロッコリーは,それぞれの株から2つずつ側花蕾を採りました。新しい側花蕾は,あまりできていません。ここも下葉などを撤去いたします。
 たくさん密集しているベンリ菜は,またまた数十本の収穫です。
 やはり種を蒔いた時期が遅すぎたのか,ダイコンはあまり大きくなっていません。
 辛味ダイコンも同様,遅々とした生育です・・・
 東側のタマネギも順調です。
 後は,全体に液肥等々・・・



そろそろ食べごろのネギ
(12/14)

14日(日)  夜のうちの雨で道路が濡れている中,午後から仕事が入りましたので,朝から畑へと走ります。
 芽キャベツは結球がキレイに並んできました。あと少しで採り時です。
 またネギを3ケ所ほど根元から切って収穫いたします。この上の写真が,本日のネギの写真です。
 ニンニク,そして西側のタマネギは順調に見えます。
 ニンジンも順調に大きくなっており,本日も3本を抜きます。
 ブロッコリーはあまり側花蕾はできていませんでした。通常のもの4つ,スティックセニョールを1つ収穫です。
 ベンリ菜は,また20本ほどの収穫です。
 ダイコンは,ここにきてそこそこ大きくなってきましたので,全て1本立ちといたします。間引いた細いダイコンを10数本の収穫となりました。
 辛味ダイコンも,葉を少し広げてきましたので,少し間引きます。まだまだヒョロッとした根です。
 東側のタマネギも,元気です。
 後は,芽キャベツとブロッコリーに化成肥料等々・・・



間引いたダイコン
(12/14)

23日(火)  日曜日は雨となりましたので,畑は本日となりました。
 昼から畑へと向います。
 芽キャベツは結球がキレイに並んでいました。下の方から,比較的大きなもの4つを採ります。
 ネギは,4ケ所を根元から切って収穫いたします。ちょっと色艶は悪いようです。枯れている葉などを取り去ります。
 ニンニクと西側のタマネギも相変わらず順調な様子です。
 ニンジンは,だいぶ太く育ってきた様子が上から見ても分りますが,採ったものが家にまだたくさんありますので,今日は採らないでおきました。
 ブロッコリーは,少し側花蕾ができていました。それぞれの株から3〜4個ずつの収穫となりました。
 また今日も,大きなベンリ菜を30本ほど採ります。
 ダイコンは,相変わらずあまり大きくなっていません。例年ならかなりの大きさに育っている時期です。
 辛味ダイコンは,また少し間引きます。ベタがけシートは本日で外すことといたします。
 タマネギは,東側も順調です。
 後は,全体に,ビタミン剤,草抜き等々・・・



結球の揃い始めた目キャベツ
(12/14)

28日(日)  暮れも押し迫った12月最後の日曜日,昼から畑へと向いました。
 芽キャベツの結球は,調子よく大きくなってきています。
 正月用にネギを6本ほど抜きました。相変わらず,今年のネギは,少し色艶が悪く思えます。
 ニンニクとタマネギは,順調な様子です。
 ニンジンは,またかなり太くなってきましたが,まだ前に採ったものがたくさん残っていますので,本日も採らないことといたします。
 ブロッコリーの側花蕾は,あまりできていません。今日は収穫なしです。
 ベンリ菜も正月用に,数十本を抜きます。まだまだたくさん生えています。
 ダイコンの根は,少しずつ地上部に出てきていますが,太くはありません。なかなか時間がかかりそうです。
 辛味ダイコンや西側のタマネギも順調な様子です。
 2008年の畑は,本日でお終いです。



2008年冬の畑
(12/14)

 世の中には食べ物や飲み物について,「これが美味しい!!のだ!!」と自信満々に宣言するお方がおられますが,私は,大の苦手であります。
 最近身の回りで多いのは,日本酒関係の宣言であります。
 どこどこの地酒のその中でも,なんとかなんとかの大吟醸は,地元で買えば1本3,000円だけども,都会のデパートでは10,000円でも安い方で,しかし,まぁ日本一美味い・・・と,長い能書きと共に,とても得意げに話されます。
 焼酎もこの類が多いです。ワインとなると,値段の桁が違ってくるためか,身近にはあまりおられません・・・
 食べ物も,通な対象物があるようで,「市内で一番美味しい豆腐屋はどこか知っているか?」とか,「あの横丁で売っているみたらし団子は,関西で一番美味い!」と,日本一よりも関西一ということで,話にわずかな現実味を帯びさせようとしたりします。
 しかしながら,果たして果たして,美味い不味いに,客観的な基準があるのでしょうか?
 私は,お酒は何でも飲みますが,この酒はあの酒より美味いから今日も飲むぞーなんて考えたことはあまりなく,その時の気分で,スコッチやワイン等々を選ぶだけであります。
 客観的な美味さの基準というか,それよりも,自分が美味いと感じたものを,他人に対して,
 「これは世界一美味いぞ!」と宣言できる人の神経がよく理解できません。
 「俺は豆腐の通なのだから,俺が市内で一番美味いと思う豆腐は,もう絶対的・客観的に市内で一番美味いのだから,お前も食え!俺に教えてもらったお前は,今日から立派な豆腐通の一人だ。ありがたく思うよーに!」ということなのでしょうか。
 それとも,非常に美味しく感じる豆腐を見つけたことが嬉しくて嬉しくて仕方なくて,人に話したくて自慢したくて我慢できず,日本語表現方法の不足から,「市内で一番!」とついつい言ってしまうのでしょうか?
 良く分かりません・・・
 また,友人同士で,「美味しい中華でも食べに行こう!」という場面があります。
 このような場合,自分の味覚と他人の説得力に自信のある人は,どこどこの何々という店に皆を引っ張っていくのでしょうけど,その自信は,自分の味覚が極めて普遍的で,他の者も皆認めざるを得ない・・・という自信なのでしょうか!?
 それとも,世の中には,自分の味覚とは異なる人もいるかもしれないということに気のつかない,それこそ飛びぬけた想像力不足からくる自信なのでしょうか?
 良く分かりません・・・

12月末の畑の様子


タマネギ

ニンニク


ブロッコリー ダイコン

タマネギ

ニンジン


ネギ

芽キャベツ





ベンリ菜


辛味ダイコン


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