菜園日記2008年4月

6日(日)  桜が満開の4月初めの日曜日,昼から用事ができましたので,早朝から畑へと向いました。
 タマネギは,順調な様子です。
 ブロッコリーは,双方ともトウが立ってきました。特にスティックセニョールは,上の写真のように,菜の花状態となっています。でも,まだまだ炒めて食べたら美味しいと,側花蕾をたくさん採ります。
 ジャガイモは,半分ほどが発芽していました。でも,その状態はかなり不揃いなものとなっています。
 ニンニクも順調な様子で,かなり色艶も良く,大きく太くなっています。
 他のものの多くがトウが立っているのに対し,ネギはまだ葱坊主をつけていません。2つを抜きます。
 ダイコンも菜の花状態です。全てを抜いてしまいます。大きいもの2本,いつの間にか生えていた・・・というか,間引き忘れていた小さいもの1本。今年のダイコンは,いつもと種類が違ったためか,春になっても巨大ダイコンとはなりませんでした。ダイコンの跡地に,石灰,牛糞堆肥,クンタン,化成肥料を入れて,耕しておきます。
 辛味ダイコンも,ダイコンと同様,菜の花状態になっていましたので,全てを抜きます。2本。辛味ダイコンは,今年初めてのチャレンジでしたが,なかなか美味しく味わえました。辛味ダイコンの跡地にも,石灰,牛糞堆肥,クンタン,化成肥料を入れて,耕しておきます。
 冬の間ジッとしていた新菊も,ここにきて大分大きくなってきましたが,既にトウが立ってはいます。
 レタスも大きくなってきましたが,食用にはもう少し・・・という感じです。
 後は,草抜き,水遣り等々・・・



レタス2種,3株
(4/13)

13日(日)  桜も散り始めた暖かな日曜日,昼から先ず六基グリーンへと走り,腐葉土と石灰を購入します。既に色々な夏野菜の苗を売っていましたが,今少し早い感じではあります。畑へ・・・
 タマネギは,全体的には順調に見えます。後から植えた苗の幾つかは,立ち腐れしていましたので,抜き取ります。
 ブロッコリーは,完全に菜の花と化していましたので,終わりといたします。今年のブロッコリーは,スティックセニョールという新しい試みのものも美味しく食べられました。跡地に,石灰,腐葉土,牛糞堆肥,化成肥料を入れて耕しておきます。
 ジャガイモは,全ての箇所から発芽していました。生育はかなり不揃いです。大きなものは,少し芽欠きをいたします。
 ニンニクは,青々と順調な様子です。
 ネギは,初めに植えた九条ネギの残り全て,2つを抜きました。残りは,後から植えた苗がヒョロヒョロと数ヶ所となりました。その全てに小さな葱坊主ができています。
 ダイコンと辛味ダイコンの跡地に,また腐葉土を入れて,耕しておきます。
 新菊は,トウが立ってはいますが,葉もかなり広げてきましたので,試しに新しい葉を中心に少し摘みとります。
 レタスは,もう少しで食べられるかな,といった感じです。
 後は,草抜き,ビタミン剤等々・・・



ここにきて大きくなってきた新菊
(4/13)

20日(日)  昼食を済ませてから,六基グリーンへと向かい,ナスの苗を3つ,ゴーヤを2つ,ミニトマトを2つ,それとまた腐葉土を購入して,畑へと走ります。
 タマネギは,順調に見えます。
 ブロッコリーの跡地を耕して畝を作り,植える場所に化成肥料を入れて少し埋め戻し,ミニトマトの苗を植えます。例によって,1つは赤いもの,1つは黄色いものです。短い支柱を添えて,茎を止めておきました。
 ジャガイモは,不揃いではありますが,皆大きくなってきました。また少し芽欠きをいたします。
 ニンニクも順調な様子です。
 ネギは,残ったもの全てを抜いて収穫いたします。10本近くありました。跡地に,石灰,腐葉土,肥料などを入れて,荒起こししておきます。
 ダイコンの跡地を耕して,畝を作り,植える場所に化成肥料を入れて少し埋め戻し,ナスの苗を植えます。2つは,いつものとおりの千両2号,1つは,今年初めて植える賀茂ナスです。短い支柱を斜めに差して,茎を止めておきます。
 辛味ダイコンの跡地も同様にして,ゴーヤの苗2つを植えます。ここにも,短い支柱を添えておきます。
 新菊は,また葉を大きくしていました。小さな袋にいっぱい摘みとって収穫いたします。先週採った新菊も,なかなか味が濃くて,美味しいものでありました。
 レタスは,そろそろ採れるかな・・・という感じです。
 後は,草抜き,水遣り等々・・・ 



ちょっと不揃いなジャガイモ
(4/13)

27日(日)  ゴールデン・ウィークを前に(?)4月最後の日曜日,お昼から六基グリーンへと向かい,キュウリの苗を2つ,オクラを1つ,それから腐葉土と敷藁を購入して,畑へと走ります。
 タマネギは順調な様子ですが,ただ後から植えた苗は,小さいままです。
 ミニトマトは,少しずつ大きくなっています。葉の色艶もいい感じです。
 ジャガイモは,不揃いながらも,だんだんと生長しています。前に芽欠きをしていなかったものの芽欠きをいたします。全て2本立ちとしました。
 ニンニクも順調な様子です。
 ネギの跡地を耕します。根っこや雑草を取り去って,畝を作成します。苗を植える場所に穴を掘って,化成肥料を入れ,少し埋め戻して,そこに北側2ケ所にキュウリ,一番南側にオクラを植えました。キュウリには添え木をして,ビニ紐で止めておきます。
 ナスは,葉の色が少しおかしい感じです。植えるのが早すぎたのでしょうか?
 ゴーヤは,あまり大きくなっていません。
 新菊の葉を少し収穫。
 リーフレタスの葉も少し収穫いたします。
 後は,全体に,ビタミン剤,水遣り等々・・・



まだ青々とした葉のにんにく
(4/13)

 私が大学に入ったちょうどその頃,コーヒーを点てることがちょっとしたブームになっていたような記憶があります。
 テレビを持たない下宿学生も,なんかみんなサイフォンを持っていて,アルコールランプに火をつけては,デパートや行きつけの喫茶店などで購入してきたコーヒー豆をかき回したりしていました。
 コーヒーの淹れ方としては,ドリップ式であるとか,いろいろありましょうけど,当時の多くは,サイフォン式でした。何故かは分かりませんが,ドリップ式などに比べて手間のかかるその方式が,淹れること自体に意味合いを持たせやすいものだったからかもしれません。
 なんかコーヒーを飲むのがカッコ良かった年代・時代なのでしょうか?
 昼間から,一人で喫茶店に入って,原稿を書く真似事をしたり,何か物思いにふけっているポーズを取ったりすることにあこがれていたのでしょうか?
 何人かで喫茶店に入りますと,新宿のあの店のブレンドはなんやかんや,やっぱりコーヒーはブルーマウンティンだね・・・なんて,分かりもしない味を自慢したりもしてしまいます。
 学生下宿なんかでは,夜になると,誰かの部屋でコーヒーが点てられ,皆が集まって,コーヒーをすすりながら,シラフで,あーでもない,こーでもないと,学生的論議が始まっていた記憶もあります。
 当時に読んだ漫画で,ストーリーもタイトルも忘れましたが,不思議に一箇所の台詞だけを覚えているものがあるのですが,その登場人物は,
 「学生時代に,喫茶店なんかに入る連中の考えが分からなかった。少しでも金があったら,その僅かな金を握り締めて,一杯飲み屋で焼酎をあおっていた。」
というようなことを語るのであります。
 そーいえば,当時の私は,日常的にお酒を飲んだりはしない学生でありました。夜に,下宿の一室に学生が集まっても,酒・・・というよりは,コーヒーという環境にいたからかもしれません。ですから,上の漫画の中の台詞は,当時の私にとって,ちょっとした奇異であり,であるから,今でも良く覚えているのかもしれません。
 今でしたら,夜も待たずに,お酒に手の出る私ではあります。
 さて,今は,街の中から喫茶店がどんどんと減っていますが,いろいろな事情はあるのでしょうけど,ひょっとしたら,コーヒーなんか飲むんだったら酒だ!・・・という人間が増えていることもその理由の一つなのかもしれません。

4月末の畑の様子




ミニトマト


ニンニク ナス レタス



新菊

ジャガイモ





タマネギ





キュウリ

オクラ


ゴーヤ


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