菜園日記2008年3月

2日(日)  暖かな3月初めの日曜日,昼から畑へと車を走らせます。
 今年のタマネギは,植えた苗の20%近くが立ち枯れしてしまったようで,調子良くありません。
 畑に来るのは,2週間空いてしまったのですが,その割には,ブロッコリーの側花蕾はあまり育っていませんでした。通常のものからは1つ,スティックセニョールからは,10本ほど収穫となりました。
 コマツナは,本日でお終いといたします。残ったものを全て抜きました。跡地に,石灰,腐葉土,肥料を入れて,耕しておきます。
 ニンニクは,順調な様子です。
 ネギも,それほど大きくはなっていません。1本を抜きます。
 ダイコンは,例年のように太くはなってきていません。2本を抜きます。
 辛味ダイコンも3本を採ります。けっこう丸々と太っています。
 新菊は,相変わらずの状態です。
 ニンジンも,相変わらず小さなままですが,10本ほど採りました。小さなニンジンですけど,味は濃くて,なかなか美味ではあります。
 後は,全体に,草抜き,肥料等々・・・



今年も3月は,ジャガイモの植え付け
(3/9)

9日(日)  京都ハーフマラソンの開催される日曜日。春の暖かい陽射しの中,午後から畑へと向います。
 タマネギは,相変わらずですが,後から植えた苗も,幾くつかはここにきてヒョロヒョロと伸びてきました。
 ブロッコリーは,側花蕾がけっこう大きくなっていました。通常のものを数個,スティックセニョールを10個ほど収穫いたします。
 コマツナの跡地を耕して,真ん中に溝を掘り,ジャガイモ用の肥料を入れて,少し埋め戻します。その上に,上の写真のように種芋を7つ並べて,土を被せます。
 ニンニクは,とても元気な様子です。
 ネギを2本ほど抜きました。後から植えた苗も,少しずつ葉を伸ばしてきています。
 ダイコンを1本抜きます。残り数本となりました。
 辛味ダイコンも,2本を抜き,ここも残りは数本となりました。辛味があって,薬味に重宝しています。
 新菊は,相変わらずの観葉植物状態です。
 ニンジンも相変わらずの姿を留めています。
 後は,全体に,草抜き,ビタミン剤等々・・・



ダイコンと辛味ダイコン,真ん中にブロッコリー
(3/9)

16日(日)  今日も暖かな日曜日となりました。午前中から昼過ぎまで仕事が入りましたので,夕方から畑に行きました。
 タマネギは,ここ数日前からの暖かさのためか,葉がピンと上を向いて伸びてきています。後から植えた苗の幾つかも,かなり元気になってきています。
 ブロッコリーの側花蕾も,たくさん大きくなっていました。双方から10個ずつほど収穫できました。
 ジャガイモの発芽はまだまだです。
 ニンニクも,全ての葉・茎が,ピンと元気に伸びてきています。色艶も元気な感じです。
 ネギも今までたくさんあったようなフニャーと横に垂れ下がった葉がなくなって,ピンとしています。1本を抜いて収穫です。
 ダイコンと辛味ダイコンは,1本ずつ抜きました。
 新菊は,暖かさに誘われて?,ここにきて葉を広げてきました。この先どうなるのか,楽しみではあります。
 結局小さいままで終わってしまったニンジンは,今日全てを抜いてしまいます。40本ほど。今年のニンジンは,種を蒔いたのが遅かったためか,失敗に終わりました。跡地に石灰,腐葉土,クンタン,化成肥料を入れて,耕します。
 後は,草抜き,液肥,水遣り等々・・・



葉の先を枯れさせてきたニンニク
(3/9)

23日(日)  桜の開花宣言もそろそろかという暖かな日曜日。昼から六基グリーンへ走り,レタスの苗を3つ購入いたします。内2つは,サニーレタスです。あと,石灰と化成肥料も買い込んで畑へ向います。
 タマネギは,葉はいよいよ丈夫そうに大きくなってきています。この部分は完全に立ち枯れしてしまったはず・・・と思っていた場所にも,葉を伸ばしてきているものが2ケ所ほどありました。上から化成肥料をばら撒いておきます。
 ブロッコリーは,そろそろ花を咲かせる寸前・・・という感じですが,その時期もなかなか美味しいもので,たくさんできた側花蕾を,双方から20個ずつほど採りました。
 ジャガイモは,まだまだ発芽しません。
 ニンニクは,かなり元気な様子です。
 ネギを1本,ダイコンも1本を抜きます。ダイコンの残りは,2本と,小さいもの1つ。
 辛味ダイコンを1本抜いて,残りは2本となりました。
 新菊は,春になって,どんどんと大きくなっています。新菊らしい葉の形を見せ始めています。
 ニンジンの跡地を耕して畝を作成。レタスを3つ植えました。株の回りにパラパラと肥料を撒いておきます。
 後は,草抜き,水遣り等々・・・
30日(日)  3月最後の日曜日は,雨の降る一日となりました。畑はお休みです。



元気になってきたタマネギ
(3/9)

 春になりますと,野球好きは「さぁ開幕だ」「今年は優勝間違いなし!」などと,冬眠から覚めたクマのように,テレビやスポーツ新聞の前でウロウロといたします。
 職場でも一杯飲み屋でも,勝手な順位予想が飛び交い,熱烈ファンは贔屓チームの異なるお隣さんにビール瓶を投げつけたりもいたします。
 私は,現在,野球にはそれほど興味はありませんし,たまにイチローがどうした,ゴジラ松井が結婚するなんて,主にアメリカ発の新聞記事に目がいくぐらいですが,昔はけっこうナイターなんかを見たり聴いたりしておりました。といっても,熱烈なファンというわけでもなく,時間つぶしの範疇だったのかもしれません。
 そんな私にも,印象に残るシーンが2つほどあります。
 一つは長嶋茂雄の引退試合でした。これは,1974年の秋のことですから,私が大学2年生のことです。既にセリーグの優勝も決定していて,引退試合もディゲームでした。当時私は,テレビを持っていませんでしたが,大学構内の厚生施設というか,学食の入り口側にあるテレビを数人の学生と一緒に見ておりました。
 当時の記録を見ますと,セリーグ優勝チーム中日とのダブルヘッダー,長嶋は2試合にフル出場して,1本塁打を含む4安打を放って活躍・・・とあるのですが,私の印象としては,3塁ゴロやショートゴロばかりで終わった寂しい感じの最後ではありました。
 また,その日,中日の主要メンバーは,優勝パレードのためにこの試合には出場していない者が多く,長嶋に対して失礼ではないかと憤っていた私ではあります。
 テレビのない私は,アパートではいつもラジオでナイターを聴いていたわけですが,今でも覚えているもう一つのシーンは,「あの」末次の「逆転さよなら満塁ホームラン」です。
 巨人阪神戦で,2−0と阪神リードのまま,最終回。それまで完璧なピッチングをしていた江本がくずれ,ピッチャー交代,あれよあれよという間に満塁になり,そこへ5番末次の,逆転さよなら満塁ホームランです。
 このシーンは,当時の私ももちろん興奮して聴いていましたが,いろいろな人の話を聞きますと,同じように感激したという記憶を有している人が非常に多いということに気がつきました。1976年のことですから,30年以上前のワンシーンが,このように語り継がれていることに感心してしまいます。私のようにテレビのない人間ではない人々も,その時は,既にテレビ中継が終了していましたから,皆ラジオにしがみついて興奮していたのであります。
 と,書いていますと,野球に興味がないとか書いていて,お前はかなりの巨人ファンではないかと言われそうですが,実は,そういうことでもなく,私は,実は長嶋ファンなのでありました。
 末次が奇跡的活躍をした翌日のスポーツ新聞のトップは,末次よりも,それを大喜びしている長嶋監督が大きく写っていたという有名な話もまた語り継がれています。

3月末の畑の様子




ブロッコリー


ニンニク ダイコン レタス



新菊

ジャガイモ





タマネギ





ネギ

辛味ダイコン


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