菜園日記2007年1月

7日(日)  新年初めての日曜日は,雪から雨と変わる天候のため,畑には行けませんでした。
14日(日)  全国女子駅伝の開催日,ラジオで様子を窺いながら,ランナーが来る前に,北大路通りを通過して,畑へと走ります。
 春のような暖かさの日曜日の昼下がりです。
 ブロッコリーは,側花蕾を数ヶ所収穫できました。まだまだたくさん出来かけています。
 西側のタマネギは,順調な様子ですが,東側のそれは,とりあえず頑張ってついている・・・という感じです。以前よりは,元気になってきています。
 ネギは,また根元から切って,4ケ所ほど収穫いたしました。暖かさに,元気に大きくなっています。
 コマツナは,大分くたびれてきた感じがします。十数か所を収穫いたしましたが,まだ少し残ってはいます。枯れた葉などを取り去ります。
 芽キャベツも数個,採ります。茎があまり伸びていませんので,そろそろ結球も残り少なくなってきました。
 サンチュは,葉を数枚採ることができましたが,以前のようには葉が広がらず,少し細い目のものとなっています。
 ダイコンは,1本が腐って(?)折れていましたので,撤去いたします。別に太く長いもの2本を抜きました。ダイコンもいよいよ残り数本となりました。
 ニンジンは,そろそろ葉が枯れてきたものも散見します。これまた太く長いもの2本を抜きます。
 年を越したニンニクも元気な様子です。
 後は全体に液肥。
 そして,駅伝の復路のランナーが来る前に,北大路通りを渡って,帰宅いたしました。



次々とできるブロッコリーの側花蕾
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21日(日)  また暖かな日曜日となりました。今年の冬は,寒くて震え上がるというような日がありません。午前の内に畑へと向かいます。
 ブロッコリーは,側花蕾が次々とできていて,7つ収穫いたします。混みあった葉を撤去します。
 タマネギは,東西とも,それなりに元気な様子です。
 ネギを,根元から切る形で,3ケ所採りました。
 コマツナも,20本ほど採ります。そろそろ残りはわずかとなってきました。
 芽キャベツは数個採れましたが,今年の芽キャベツは,茎が太くなっていませんので,あまりたくさんは生っていません。
 サンチュは,元気がなくなってきました??葉が全体に萎びたような感じとなっています。
 サンチュの北側には,ダイコンを植えていたわけですが,ダイコンももう何本も抜いて,少し空地ができていましたので,そこに予備のタマネギを移設することといたしました。つくかどうか分りませんが,3×4ケ所の12本を植えます。タマネギの予備苗の残りは処分することといたしました。
 残り少なくなったダイコンの1本を抜きます。あと3本となりました。
 ニンジンも2本を抜きます。ニンジンの葉はだいぶ枯れてきました。
 ニンニクは,相変わらず青々と元気に立っています。
 全体に化成肥料をばら撒いておきます。



芽キャベツの横の少し萎びてきたサンチュ
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28日(日)  1月最後の日曜日,冬物のコートを着ていると暑い様な気候の中,午後から畑へとまいります。
 ブロッコリーは,また側花蕾を4つほど収穫できましたが,どういう訳か,新しい側花蕾は,あまり見つけられません。
 一番西側のタマネギは相変わらず青々と大きくなっていますが,その東側のタマネギも,そこそこついてきたようで,青く太くなってきました。
 ネギを,根元から切って,3ケ所収穫いたしました。
 コマツナは,最後に残ったもの全てを採って,今年のコマツナはお終いといたします。跡地に石灰を撒いて,荒起こししておきます。
 芽キャベツは,茎の上の方に結球ができてはいましたが,まだ小さいため,本日は採らずにおきます。
 サンチュは,上の写真のように,青いもの,紫のものの2種類を植えていましたが,青いものは,どうやら完全に萎びてきてしまいました。紫のものは,まだまだ元気な様子です。
 先週に予備の苗を移設したタマネギは,かなり時期を過ぎてからの移設でしたので,今後どーなるのかなぁ・・・というヒョロヒョロした現状ではあります。
 ダイコンは1本を抜きます。いよいよ残り2本です。
 ニンジンも数本を抜きましたが,割れたりしているものが散見するようになりました。葉もかなり枯れてきました。
 ニンニクは順調。
 後は,草抜き等々・・・



かなりたくさん収穫できたコマツナ
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 寅さんは自由です。そうなのでしょうか。寅さんは,堅気の生活にあこがれています。・・・のでしょうか?寅さんは,結婚したがっています。そうでしょうか??
 寅さんは,男らしい。と自分では思っているのでしょう。いや,男らしいと昔から思われてきたスタイルの中でしか生きられないのかもしれません。
 寅さんは,粋です。でも,粋な形が,自分をどんどん窮屈にしていくことを自覚してはいません。・・・でしょうか?
 寅さんは,例えばリリーに怒られます。
 好きな女にちゃんと好きと言えない男なんて,男らしいこととは対極にある「おたんこなす」だ!と。女の気持ちなんて全くわかっていないのだ!と。
 寅さんは,しかし,引き際が潔いのです。異論はありません。しかし,それは,正しい?ことなのでしょうか・・・
 まだまだ,まだまだ・・・and so on
 
 日本的なるものを毛嫌いしていた私が,男はつらいよ,フーテンの寅さんの映画を好んで見るようになったのは何時ごろのことだろーかと,つい思ってしまいます。
 少なくとも,40を越えたぐらいからだと思うのですが,その辺の自分自身の変化について,自分でも未だによく分らないところがあります。
 今でも演歌は嫌いですし,日本的任侠物語なんて,大嫌いなものの代表ではあります。
 寅さんは,しかし,そーいうものを超えて,私の中に入ってきてしまう存在であるのかもしれませんけど,その辺の分析は,未だ適ってはいません。

 寅さんのファンの多くは,あの映画に,それぞれの自己投影をしているのではありましょう。
 アウトローの寅さんに共感する人もいるでしょうし,家族とか地域の共同体性にどーにも感情の高ぶりを抑えられない人も少なくないと思います。
 自らが自由でないと感じているが故に,寅さんの自由さにあこがれる人がいても,また,自分のいくじなしの性格を寅さんと比べて,少々の優越感を感じたりしている人がいても,不思議ではありません。
 要するに,我々の身の回り,生活や関係性等々の「全て」を,寅さんを中心に現出せしめているのが,あの作品なのかもしれません。

 寅さんは,喜劇なのでしょうけど,中年のおっさんたる私は,初めから最後まで泣いてばかりで観ております。
 悲劇こそ喜劇,喜劇こそ悲劇・・・というようなことを誰かが言っていたように記憶しておりますが,寅さんは,その両者を結ぶ太い太いボーダーラインのような存在だと感じてしまいます。
 羨ましい限り。・・・なのでしょうか???

1月末の畑の様子




タマネギ


(なし) ダイコン ニンニク
ネギ


タマネギ





ブロッコリー





タマネギ

サンチュ

芽キャベツ

ニンジン

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