菜園日記2006年12月

3日(日)  12月初めの日曜です。暖かい秋が終わって,冷え込んだ日曜日となりました。お昼から畑へと向かいます。
 畑は,全体的に,秋・冬野菜の収穫期を迎えた・・・という感じです。
 ブロッコリーは,側花蕾も少しずつ見られますが,まだまだ小さいものです。根元に土寄せをして,下葉を撤去いたします。
 西側のタマネギは相変わらず順調な様子ですが,東側は,苗に元気がなく,根元からポロッと取れてしまっているものも数ヶ所ありました。また予備の苗から数本を移植いたします。これらがちゃんと生長したら,予備の苗は大正解ということになります。
 ネギは,元気に上へ上へと大きくなっています。根元から切って,2本収穫いたします。根元は今までで一番太くなっています。
 コマツナも十数本採りました。
 芽キャベツもだんだん結球が大きくなってきました。そろそろ・・・とも思えるのですが,本日は収穫せずに置いておきます。ここも根元に土寄せをいたします。
 サンチュも葉がかなり大きく広がっていましたので,10枚ほど収穫できました。
 ダイコンは,試しに・・・と,一番大きそうなものを1本抜いてみます。太さはまだ少しという感じではありましたが,長さは既に50センチほどありました。
 ニンジンも,大きなもの2本を採ります。
 後は,全体にビタミン剤,草抜き等々・・・



球になってきた芽キャベツ
(12/17)

17日(日)  先週は仕事で出勤のため,2週間ぶりの畑となりました。雨あがりの早朝から畑へと走ります。まだまだ暖かい12月も中旬の日曜日です。
 ブロッコリーの側花蕾は,少しずつ大きくなっていますが,収穫にはまだ早いという感じです。以前,頂花蕾を早く小さいうちに収穫した方が,側花蕾がたくさん採れると聞いたことがありましたが,今年は頂花蕾をかなり大きくなるまで採らなかったのがいけないのでしょうか??
 東側のタマネギも,思ったより順調に根付いている様子です。ただ,西側と比べると,元気がありません・・・
 ネギは相変わらず大きく伸びています。根元もさらに太くなってきました。根元から切る形で2ケ所を収穫いたします。
 コマツナは,またまた間引きしつつ10本ほど収穫しました。まだたくさん残っています。
 芽キャベツの結球はたくさん出来ていましたが,茎があまり伸びてきません。収穫は来週といたします。
 サンチュは,大きな葉を数枚ずつ収穫です。相変わらず青々と順調な様子です。
 ダイコンは2本を抜きました。1つは,3つ股になってしまっていましたが,あと1つは,大きく太いダイコンです。
 ニンジンも大きなもの3本を抜きます。葉もまだまだ青々としていて,いつものこの時期のように,虫がついたりもしていません。
 ニンニクは相変わらず順調な様子ではあります。
 追肥を少しパラパラと撒いて退散いたします。



少しずつ大きくなるブロッコリーの側花蕾
(12/17)




この時期に元気すぎる(?)タマネギ
(12/17)

24日(日)  高校駅伝大会の交通規制の中,昼前から畑へと走ります。
 ブロッコリーの側花蕾は,相変わらずあまり大きくはなっていません。下葉をまた少し撤去いたします。
 西側のタマネギは,相変わらず元気いっぱいで,葉もピンと立っています。東側のタマネギもまた相変わらず元気が足りない様子です。
 ネギも,相変わらず元気がいっぱいです。根元から切って,3ケ所収穫いたしました。
 またコマツナを20本ほど収穫いたしましたが,まだまだたくさん残っています。
 芽キャベツの結球は,かなり大きくなってきていましたので,6つ採りました。ここも下葉を取り去ります。
 サンチュは,先週に少し葉を採りすぎたのか?その後葉っぱはあまり大きくなってきていません。今週は収穫なしです。
 ダイコンを1本,ニンジンを4本採ります。
 ニンニクの場所は,またどういわけか草がたくさん生えてきていましたので,丁寧に抜きます。
 後は,全体に液肥等・・・



まだまだ密集するコマツナ
(12/17)

 年賀賞を作成したり,受け取ったりする時期,特に元旦に届いた年賀状を一枚一枚めくっている際,思わず手を止めて昔日の光景が思い出されてしまう差出人は,誰にでも存在することと思います。
 私のその一枚は,以前に四国,九州と足掛け2日間,共に走ったバイクの友人であります。
 もう20年以上前のことです。
 その頃の私は,夏になるとバイクにまたがって,行き先も適当にフラッと一週間ほどソロ・ツーリングに行くのが常でありました。
 その年は,姫路から小豆島,そして四国へと渡り,一泊した翌日に九州に上陸するべくフェリーへと乗り込みました。
 そのフェリーには,四国の同じ会社の社員と思われる数人のグループがバイクで乗り込んでおり,固まって話をしていましたが,その中で,一人行動を別にしている者がいました。漏れ聴こえる話では,彼の仲間がフェリーを降りてから,熊本方面に向かう・・・と言っているところ,彼は別府に・・・という感じでありました。
 その彼と私と,どちらが先に話しかけたのか,今はすっかり記憶にありませんけれども,バイク仲間というのは,なんとなく近づいてしまう空気がありまして,結果,二人は,今夜一緒に別府に宿をとろう・・・ということになりました。
 フェリーを降りてから,観光案内所で宿を定め,別府タワーとか近隣を歩いたり,色々とバイクや旅の話をしたりしておりました。
 翌朝,私は阿蘇山に向かう予定でしたし,彼は,別府の地獄湯めぐりをするということでしたので,宿からしばらく走った後で,お互いにピースサインを交わして分かれることとなりました。
 それだけの交友だったのですが,毎年年賀状を交換して,もう20年以上になります。久しく前の段階で,結婚しました,子供が生まれました・・・と年賀状に添え書きもありました。
 まぁ,これからも会うこともないのでしょうけど,彼からの年賀状を見るたびに,昔,ツーリングの際に,行き違うバイクにピースサインを送り,お互いの旅の無事を祈っていた光景を思い出します。
 ピースサインは,旅先でのライダー同士の挨拶で,写真に写る時のように「チョキ」を出すこともあれば,ちょっとかっこよく人差し指と中指をくっつけて,ヘルメットの斜め前に敬礼のように差し出す形もありました。見知らぬ道のカーブを抜けた時に,前方からツーリング中のバイクが現れて,お互いにピースサインを交わす瞬間は,バイクでの旅行の醍醐味の一つでありました。
 バイク乗り同士,なにか連帯感のあった時代です。
 今は,ピースサイン自体,あまり見かけなくなってしまった気がいたします。
 旅先でバイク同士がすれ違う時の,同類発見というような一瞬の仲間意識は,今は感じなくなってしまったのでしょうか・・・
 そて,四国の彼と別れた日,私は阿蘇山を目指して,あこがれのやまなみハイウェイをCB900Fで上機嫌で飛ばしておりました。ふと気がつくと,ずっと後をつけてきているバイクが1台あります。そして,確か私が,阿蘇山への侵入路を間違えてUターンした前後に,彼の方から話しかけてきまして,阿蘇山から福岡へ一緒に走ることとなり,その晩はそこで大学生活を送ったという彼に,博多の飲み屋さんを案内してもらいました。 
 彼とは年賀状の交換はしていませんけど,四国の彼からの年賀状に引き続いて,記憶の片隅から顔をだす旅先のバイク仲間ではあります。
31日(日)  2006年最後の日曜日は,暖かい大晦日となりました。
 お昼から畑へと向かいます。
 ブロッコリーは,側花蕾も少しずつ大きくなっています。4つ収穫いたしました。
 西側のタマネギは,相変わらず元気に大きくなっていますが,この暖かさで育ちすぎているような気もいたします。
 東側のタマネギも大分元気になってきましたが,まだ小さいままのものが数本ありましたので,予備の苗からまた移設いたします。その時に見ると,根の部分も少し膨らんできていました。
 ネギは,本日,年末年始の料理用にと,根っこから抜いて3ケ所を採りました。今年のネギは,かなり太いものとなっています。
 コマツナもまた20本ほど抜きます。残っているものもまだまだ青々としています。
 芽キャベツを10個ほど収穫いたします。大きな結球です。
 サンチュは,葉をまた広げ始めていましたが,少し細めの葉となっていて,本日の収穫は止めておきました。
 ダイコンも2本抜きます。なかなかいい形です。
 ニンジンも2本抜きます。今年のニンジンは,二股になっているものが散見いたします。
 後は,液肥を全体に散布です。 



畑の中で青々さが目立つサンチュ
(12/17)

12月末の畑の様子




タマネギ


コマツナ ダイコン ニンニク
ネギ


タマネギ





ブロッコリー






サンチュ

芽キャベツ

ニンジン

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