菜園日記2006年11月

5日(日)  11月初めの日曜日,そろそろタマネギの苗が売っているかな・・・と,最初に六基グリーンへと走りましたが,既に売り切れていました。とりあえず,敷藁を2袋購入して,高山園芸店へと向かい,タマネギの苗を100本購入いたします。
 畑の一番南西にあるブロッコリーは,葉がかなり大きく張り出していました。少し土寄せをいたします。青虫を2匹捕殺します。
 キュウリの跡地を耕して畝を作り,タマネギの苗,4×13列プラス3つ,計55ケ所を植え込みます。苗の合間には,敷藁をしておきます。
 ネギの南側のところに,シソとミニトマトを生やしたままにしていましたが,タマネギの苗がもったいないので,それらを抜き取り,石灰,牛糞,クンタンなどを入れて耕します。タマネギの苗の余りが一週間保てれば,来週に植えようと思います。
 前回収穫したネギは,やはり固いネギでした。もう少し寒くならないと柔らかくならないようです。今日も収穫はやめておきます。
 コマツナは,ほとんど虫の被害もなく,順調に育っています。また数十本を間引きつつ,収穫したします。このトップの写真は,ワサワサと密集するコマツナです。
 芽キャベツにも少し土寄せをしておきます。
 サンチュは,青々と順調に育っています。もう少し大きくなったら,収穫できるでしょう。
 ダイコンは,最後に種を蒔いた箇所も1本立ちとしました。他の場所は,既に細いダイコンが土から顔を覗かせています。
 ニンジンも,葉がかなり大きくなってきています。また株間を見ながら,数本を間引きつつ収穫いたします。10センチほどの細いニンジンです。
 ニンニクも,だんだんと葉が伸びて,青々としてきました。
 後は,全体に液肥,ビタミン剤等々・・・



土の上に出てきたダイコン
(11/12)

12日(日)  お昼から畑へと走ります。
 ブロッコリーの頂花蕾は,直径7〜8センチほどに大きくなっていました。下葉を少し撤去いたします。
 先週植えたタマネギの苗は,順調な様子です。葉はピンとまっすぐ伸びてきています。
 ネギの南側にまた新たにタマネギを植えます。4×4の16ケ所植えることができました。ここも間に敷藁をしておきます。タマネギの苗は,1週間,家の冷蔵庫で保管しておいたものです。ちゃんとつくかどうか,楽しみです。
 コマツナをまたまた大量に間引いて収穫いたします。そろそろスーパーで売っているような大きさに近づいてきた感じがします。
 芽キャベツにまた土寄せをして,藁を回りに敷いておきます。結球の始まりが見られます。 
 サンチュは,葉がそこそこ大きくなっていましたので,4枚ほど収穫したしました。
 ダイコンも順調な様子ですが,ただ,最後に種を蒔いた東南の1ケ所は,また根元からポロリと取れてしまっていました。この場所自体に何か問題があるのかもしれません・・・
 ニンジンも,3本ほど小さなものを間引いて収穫いたします。全体的にも元気な感じです。
 敷藁がまだありましたので,ニンニクの合間にも敷いておきます。
 後は,全体に液肥,草抜き等々・・・



間引いたニンジン
(11/12)

19日(日)  またお昼から畑へと向かいましたが,雨中での作業となりました。
 ブロッコリーは,南側の株の頂花蕾がそこそこ大きくなっていましたが,もう少し置いておくこととします。
 西側のタマネギは順調な様子ですが,東側のそれは,またまた何か小動物に踏み荒らされた様子で,足跡もついていました。苗が3本ほど抜けてしまっていましたので,先週余った苗をニンニクの南側に仮植えしていたものを移植いたします。動物除けに,畝の両側に短い支柱を斜めに差しておきます。
 コマツナは,葉もかなり大きくなってきていますので,ベタがけシートを外すことといたしました。今年のコマツナは,あまり虫にも食べられずに,元気に育っています。またまた間引いて,20本ほど収穫いたします。
 サンチュの葉も数枚採りました。
 雨のため,早々に退散いたします。



今年初めて植えたサンチュ
(11/12)

 11月は,霜月であります。
 霜が降りますと,我が畑のネギもグッと美味しくなります。スキヤキに,採りたてのネギを大量に入れて食べる美味しさは,また格別なもものであります。
 で,暇にまかせて,ネギのことを少し調べてみました。
 その生物学的分類は,
界 植物界
門 被子植物門
網 単子葉植物網
目 ユリ目
科 ユリ科
属 ネギ属
種 ネギ
・・・となっておりました。
 生物を分ける方法は,いろいろとあるようですが,現在の主流としては,五界説だそうでして,それは,
モネラ界
原生生物界
植物界
菌界
動物界
となるそうです。
 決して,動物と植物の2つではありません。ナンとか界となると恐ろしいことでありまして,魔界なんて分類もありそうな雰囲気ではあります。妖怪とか奇奇怪怪もシャレであってもありそーです。
 その植物界の中で,「顕花植物のうち,一般に花と呼ばれる生殖器官の特殊化が進んで,胚珠が心皮にくるまれて子房の中に収まったもの=被子植物門」の中で,「被子植物のうち,一枚の子葉を持つことで特徴づけられている植物の一群=単子葉植物網」の中で・・・と,段々疲れてきましたので,省略いたしますが,その中のユリ目の中の,ユリ科の中の,ネギ属の中の,ネギであるわけであります。
 その中でも,我が畑の中のネギは,ネギの中の「九条ネギ」でありまして,霜が降りた中で鍛えられ,柔らかくなったそれは,スキヤキの中に大量に入れて食しますと,数あるネギの中でも,極めて美味な植物ではあります。
26日(日)  11月最後の日曜日となりました。今にも降りそうな暗い雲の下,お昼から畑へと走ります。
 畑に着く少し前から雨が降り出しまして,またまた雨中の作業となりました。
 ブロッコリーは,かなりの急成長をとげていまして,南側のものは直径25センチ近く,北側のものも20センチほどになっていましたので,両方とも収穫いたします。下葉を何枚か撤去いたします。
 小動物に荒らされてしまった東側のタマネギは,少し元気がありません。苗を一週間置いていましたので,それが元もとの原因なのかもしれません・・・
 今年のネギは,みな上へ上へと元気に伸びています。例年のようにベタッと折れ曲がっている葉は少ない今年です。
 コマツナをまた大量に間引きしつつ収穫いたします。大きさはもう十分なものです。
 芽キャベツの結球も,明らかに結球・・・という感じの形になってきています。
 ダイコンの中でも早いものは,地面から20センチほど根を突き出させています。ただ,太さはまだそれほどではありません。
 大きく育っているニンジンを2本抜きました。なかなか良い色形となっています。
 どういうわけか,ニンニクのところに雑草が多く育っていまして,取り去ります。
 後は全体に,追肥をします。
 雨が強くなってきましたので,今週も早々に退散です・・・



青々と元気なニンニク
(11/12)

11月末の畑の様子




タマネギ


コマツナ ダイコン ニンニク
ネギ


タマネギ





ブロッコリー






サンチュ

芽キャベツ

ニンジン

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