菜園日記2006年8月

6日(日)  8月初めの日曜日。猛暑のため,夕方に家を出発。
 先ず,高山園芸店に行き,ニンジンの種を購入してから,畑へと向かいました。
 トウモロコシは,両方の畝とも順調な様子です。ただ,夏まきトウモロコシは,前回もこのぐらいの時期までは,とても青々としていましたが,急にダメになってしまいました。その辺がちょっと心配ではあります。
 キュウリは,この暑さと日照りのためか,収穫できる実は5〜6本だけでした。ただ,若い小さな実は,ちゃんとつけています。
 先週に間違って切ってしまったゴーヤは,その先の完全に枯れてしまった部分を撤去いたします。ただ,被害(?)は,思っていたより少なく,脇芽がよく伸びています。小さな実も2つ発見いたしました。
 ナスは,元気がなく,実は1つもつけていません。花は幾つかつけていました。調子の悪そうな部分を何箇所か剪定いたします。
 夏の暑さが好きな(?)ミニトマトは,元気です。良く熟した実を30個ほど収穫できました。
 ジャガイモの跡地を耕して畝を作成いたします。そこに支柱で2つ筋を入れて,ニンジンの種を少し厚めに蒔きます。
 シソとモロヘイヤは順調です。少しずつ葉を採ります。
 後は全体に,たっぷりと水をやりました。

 

元気に育つ夏蒔きトウモロコシ
(8/13)

13日(日)  また異常な暑さを避けて,夕方から畑へと走ります。
 車で走り出しますと,夕立が落ちてきましたが,畑についてしばらくすると止みました。
 トウモロコシは,東西の畝とも一見よく育っている色艶ですが,中心部分にかなりのアブラムシを発見いたしました。木炭酢をかけて様子を見ることとします。
 キュウリは,全体的に元気がありません。ただ,実は6つほど収穫できましたし,新しい花も幾つか咲いています。
 ゴーヤは,本日収穫できるような大きさのものはありませんでしたが,小さな実が次々とできています。
 ナスは少しずつ元気を回復している様子です。実はできていませんでしたが,花は幾つも咲いています。調子の悪そうな葉等を撤去いたします。
 ミニトマトは,またまた良く熟した実を数十個も収穫できました。枯れた葉などを大幅に取り去ります。
 先週蒔いたニンジンは,まだ発芽を確認できません。
 シソもこの日照りで,葉に元気がありませんが,モロヘイヤは順調な様子です。
 後は,全体に。液肥,ビタミン剤など。水もたっぷりと与えます。



猛暑の中,よく熟したミニトマト
(8/13)

20日(日)  また夕方からの畑です。
 この猛暑と日照り続きで,他の人の畑も,枯れ枯れの様子です。スーパーなどで野菜の値段が高騰している理由が,よく分ります。
 トウモロコシは,西側の畝は,それなりに背も大きくなってきて,実をつけ始めているものもありましたが,東側の畝は,背も大きくならず,中心部はかなりアブラムシの被害を受けています。焼け石に水かもしれませんが,また木酢液を散布しておきます。
 キュウリは,10本ほど収穫できました。ただ,形は皆あまり良くありません。
 ゴーヤは,どういうわけか小さいままの実ばかりです。さわっても,ちょっとフニャッとした感じです。小さいまま,赤く熟れてしまっていたものも1つありました。これも日照り続きのせいなのでしょうか?とりあえず,数個を採って帰ることとします。
 ナスは,小さな実を数個収穫できましたが,皆あまり健康的に大きくなっているものとは言えないものばかりでした。葉も多くが,色艶も悪くなってきています。
 ミニトマトは,相変わらず元気です。よく熟して色づいている実を,20個ほど収穫できました。ただ,実はだんだんと小振りになってきたようです。
 ニンジンは,まだ発芽を確認できません。
 シソとモロヘイヤも,水不足のためか,葉もシャキッとしていません。数枚ずつ収穫いたします。
 あとは,とにかくたっぷりと水遣りをいたします。近くの用水路が閉められていましたので,ちょっと離れたところまで,何回も歩いていきました。



ちょっと疲れてきたナスの花
(8/13)

 お祭や縁日の屋台というものには,年をとった今でも何かワクワクとしてしまうものでありますが,小さい頃には,学校から帰るや否や,幾ばくかの硬貨を握りしめ,自分の目指す店へと走っていったものであります。
 お祭ということで,私が一番記憶に残っていますのは,京都は太秦・広隆寺の牛祭というものです。過去から,一種の奇祭として有名なものなのですが,何度も中断している祭でもあり,今でもあの縁日の賑わいは続いているのでありましょうか?
 その頃,私の一番の興味の対象は「輪投げ」でありました。
 10円か20円で,3回ほど輪を投げまして,それが床に置いてある景品をうまくぐることができたら,それをゲットできるというものです。
 もちろん,ちょっと目をひく景品は,大きな四角い木の台の上に載っていたり,倒れやすくなっていたりと,まぁそういういつもながらの屋台の光景なのではありますが,私は,しかし,そーいう大きな台に載せられたミニカメラが欲しくて欲しくて,チャレンジしておりました。
 カメラが載った台の下部には,ちゃんと輪がくぐるんだよと,これみよがしに「見本」の輪が入っていたりします。その輪が少し大きいのか,グッと押し付ければ入るのか,いずれにしても,台の真上から奇跡的な正確さで真っ直ぐ落下しなくては入りそうにないことは,子供でも分る状態ではあります。
 子供心に,まぁ何回かのチャレンジの後は,カメラはあきらめて,簡単に輪の入る景品を狙ったりもいたします・・・
 最近の屋台でも,昔と変わらぬ輪投げ屋さんを見かけたりいたしますが,今の子供は何を欲しがっているのでしょうか?
 また,屋台のある場所は,子供だけでウロウロとしていたように記憶しています。
 ですから,ちょっと値のはるものは,高嶺の花でもありました。当時,欲しいなぁと眺めていたものは,鉄腕アトムとか鉄人28号の「お面」でした。屋台のランプに照らされた色とりどりのお面は,子供心に,それを被ることで何か変身を期待させてくれる高価なアイテムではありましたが,それらを入手した記憶はほとんどありません・・・
 今は,家の近くで行われる祭りや屋台も,冷やかしにブラッと見て回るだけではありますが,でもやはり,いつまで経っても出かけて行きたいと思ってしまう一大ワンダーランドではあります。
 そして,輪投げも,くじ引き(あてもの)も,なんか裏が見えてしまっている大人のおっさんには,昔のようにワクワクできる対象ではなくなってしまっています。
 せいぜいたこ焼きかおでんを肴に,カップ酒かなにかでクダを巻いているだけの寂しいお祭ではあります。
 もちろん,祭が寂しいのではなく,酒にしか感心のいかない中年が寂しいのではありました。
27日(日)  8月最後の日曜日,夕方から畑へと向かいます。
 西側のトウモロコシは,ほとんどの株に実をつけてはいましたが,アブラムシとアリが異常にたくさんウロウロとしていまして,これ以上の生長は望めないであろうと,小さいままの実を10個ほど採って,お終いといたしました。東側のトウモロコシは,背も低いままで,実もほとんどつけていませんので,これも全てを抜き去ります。今年も,夏蒔きトウモロコシは,失敗に終わりました。やはり,素人には,植えるべき時に植えるもの以外は,なかなか難しいものなのでしょう・・・・東側の跡地に,石灰とクンタン,そして肥料を入れて荒起こしをしておきます。
 キュウリは,5本ほど採れましたが,どれも形は良くなく,葉や茎にも元気がありません。
 ゴーヤは元気です。小さい実を次々とつけています。食べごろのものを8つ収穫いたしました。花もたくさん咲いています。
 ナスは,小さな実を3つほどつけていましたが,どれも食べるには小さすぎ,株の様子もかなり疲れた感じです。一番南側のものは,葉も完全に枯れてきてしまっています。そろそろお終いかなと思ってしまいます。
 ミニトマトも相変わらずの元気さで,良く熟した実を20数個採ることができました。
 ニンジンは,まだ全く発芽していませんでした。もうこのままの発芽は望めないと判断し,また全体を耕しなおして,新たに種を蒔きます。
 水遣りをしようとしていましたら,かなりの勢いで夕立が降りだし,早々に退散いたしました。



なにかと便利な美味しさのシソとモロヘイヤ
(8/13)

8月末の畑の様子




キュウリ


ゴーヤ ミニトマト モロヘイヤ

シソ
(なし)





(なし)






ナス



ニンジン

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