菜園日記2006年7月

2日(日)  昼から,先ずコーナンへ向かい,150センチの支柱を5本,小さなスコップ,そして夏蒔き用のトウモロコシの種を購入して,畑へと走ります。
 ニンニクとタマネギの跡地を耕して,畝を作り,ニンニク跡には,2列×4ケ所の8ケ所,タマネギ跡には2列×6ケ所の12ケ所,計20ケ所を空き缶のお尻で凹ませて,各4粒ずつトウモロコシの種を蒔きます。昨年は,夏蒔きトウモロコシは全滅しましたが,今年はどーなるのか楽しみです。種は,タキイのキャンベラというものです。
 キュウリは,相変わらずの勢いで,大小20本ほどの実を採りました。また,混み合っている茎や葉を取り去ります。今年のキュウリは,葉も一段と大きいように感じます。
 ゴーヤは,実はまだ発見できません。ツルはどんどん伸びてきますので,支柱をキュウリの,立ち枯れして空いている場所の支柱に渡し,棚を作ります。ゴーヤも,混み合っている枝などを取り去ります。
 ナスは,葉も大きく,健康的な様子で,大小20個ほど収穫できました。丸ナスも4つほど収穫です。
 ミニトマトも,脇芽がかなり大きく伸びていましたので,大幅に取り去ります。一番下の実が,もう色づいていましたので,数個の収穫となりました。
 先週いただいたモロヘイヤとシソは,ちゃんと定着していました。
 あとは,草抜き,ビタミン剤等々・・・



いただいたシソとモロヘイヤ
(7/9)

9日(日)  夕方から畑に向かいます。
 先週蒔いたトウモロコシは,両方の畝とも,ほぼ全ての場所から発芽していました。肥料と水をあげます。
 キュウリは,またまた15本ほど採れました。ただ,新しい実は,ちょっと曲がったりしていましたので,追肥いたします
 ゴーヤは,先週作った棚に,ちゃんと沿って伸びてきています。初めて,小さなゴーヤの実を発見いたしました。また,下の方の側枝などを撤去いたします。
 ナスもまた大小15個ほど収穫できました。株も,前年までに比べて,全体に上へと大きく伸びているように思えます。ここも下葉などを取り去ります。
 ミニトマトは,またまた側枝がかなり大きく伸びていましたので,大幅に取り去ります。熟した実も10個ほど採れました。
 ジャガイモの跡地に肥料を入れて,少し耕しておきます。
 シソとモロヘイヤは,少しずつ大きくなっています。シソを少し分株して,植え替えました。
 後は,全体に,液肥,ビタミン剤等々・・・



小さなゴーヤの実を発見(写真の中央)
(7/9)

17日(月)  祇園祭山鉾巡航の日,梅雨最後期の大雨の中,畑へと行きました。
 大雨なので,本日は収穫だけであります。
 この雨続きで,お化けとなったキュウリを20本ほど採ります。ただ,また曲がったものが散見いたします。
 トウモロコシは,今のところ順調な様子です。
 ゴーヤは,先週,上の写真のように,ほんの小さな実をつけていましたが,かなり大きくなっていましたので,収穫いたします。他には,実らしきものは,見当たりません。相変わらず,脇芽が伸びまくってはいます。ゴーヤの実は,さっそくゴーヤ・チャンプルーにして,食べました。取れたてで,苦味も少なく,美味でありました。
 ナスも30個ほど採れました。丸ナスも大きく育っていました。
 ミニトマトは,お尻の割れたものが多くありましたが,ちゃんとしたものだけでも30個以上収穫できました。
 モロヘイヤとシソも順調な様子です。
 雨は,相変わらずの勢いで,早々に退散いたします。



発芽したトウモロコシ
(7/9)

23日(日)  まだまだ梅雨の終結宣言のない今年ではありますが,小雨の中を昼から畑へと向かいます。
 トウモロコシは,長雨で土が流れたためか,斜めになっている茎が散見いたします。一つ一つ直そうとも考えましたが,雨が降っていたことと以前に確か台風で倒れそうになったトウモロコシが,自力で立ち上がっていたことを思い出し,そのままにしておきます。
 キュウリは20本ほど採れました。先週の追肥が効いたのか,曲がった実もありませんでした。
 ゴーヤは,ゴチャゴチャと伸びているたくさんの脇枝を大幅に撤去いたします。新しく,大きくなっていた実を2つ発見いたしました。
 ナスは,尻割れをした実が多くなっています。全体に疲れてきたのかと,少し剪定いたします。実は3つ収穫できました。
 ミニトマトも,追肥が効いたのか,今日は尻割れをしたものはありません。30個ほど採れました。伸びすぎた脇枝等々を大幅に撤去いたします。
 シソとモロヘイヤも順調な様子です。
 畑は,長雨と日照不足で,全体に疲れている感じがいたします・・・



お化けキュウリに若いキュウリ
(7/9)

 私の母方の実家は,京都祇園で,いわゆる「茶屋」を営んでおりましたので,小さい時の想い出には,その辺りの光景が多いものです。
 黒光りしている薄暗い廊下,大きな広間に繋がる広い階段,出入りする舞妓や芸子等々・・・
 その時期の幼かった私にとって,とても印象的な記憶が3つほどあります。
 一つは,ジュースのバヤリースであります。ジュースのバヤリースと書きましたが,今のように商品の表示に厳しい(?)規制のなかった当時から,バヤリース社は,100%果汁でないものは,ジュースを名乗るべきではないと,頑なまでに名乗らなかったというけっこう有名な話があります。
 まぁ子供は一般的にジュース大好きでありますから,ここに行きますと,商売用に大量に買いこんであるバヤリースを床下収蔵庫から出してくれて,十分飲めるわけではありました。
 今一つは,チキンラーメンであります。
 ある日ここで,ちょっとしたオヤツがわりに,なにやら丼に入れて,お湯を注いだものを食べさせられたのでありますが,とにかくそれまで食べたことのない味で,非常に美味しい・・・といった感覚を有したのを良く記憶しています。
 しかし,その後,チキンラーメンをこの場所で食することはありませんでした。
 チキンラーメンは,1958年,私が3歳の時に発売開始ですから,多分珍しい食品ということで,お客さんが持ちこんで置いてあったものを,たまたま私に食べさせたのかもしれません。
 今一つは,お盆の時か何かに,伯母に連れて行かれて見た地獄絵図です。その光景ははっきり覚えていまして,子供心に恐ろしい記憶として残っていたわけなのですが,その絵を見た場所は,長らく分りませんでした。
 ところが,これもそれから40年ほど経ってから,東山をブラブラしている時に,ひょいと立ち寄ったお寺で,ここに違いないという確信を持つことができました。
 六道珍皇寺でありますが,このような40年ぶりの再会というものは,なかなか感慨深いものがあります。
 チキンラーメンについては,私の家は,インスタント食品をあまり好まない家でありましたから,これもまた再会は,けっこう後であったように思えます。「親戚の」カップヌードルは,学生時代に愛用し,今でも大好きなものの一つでもありますが,チキンラーメンは,丼に入れて熱湯をかけるというその作業が,今や大きな「手間」となっているのかもしれません。便利さへの感覚は,恐ろしいものであります。
 バヤリースはどーでありましょう。たまに飲み屋さんなんかで,今でも再会している気もいたしますが,わざわざバヤリースを飲むことはなくなってしまいました。
30日(日)  7月最後の,久しぶりに晴れた日曜日です。昼から畑へと向かいました。
 トウモロコシは,大分伸びてきましたので,各箇所を1本立ちにいたします。あまり生育の良くない場所には,他の場所から移設いたしました。
 キュウリは,またまた30本ほど収穫できました。大きな実がたわわに生っていたためか,支柱が少し傾いていました。込み合った葉などを撤去いたします。
 ゴーヤは,いい感じの大きさのもの3つ収穫いたします。また伸びすぎた脇枝を大幅に取り去っている時,まちがって本線(?)の茎を切ってしまい,私も青くなってしまいます。まぁ,下からの脇枝を伸ばせばいいのだと自分を納得させます。
 ナスの実は3つありましたが,どれもお尻の白くなったものばかりです。株も疲れて,病気のような感じでしたので,大幅に剪定いたします。
 ミニトマトは,元気です。よく熟した実がまた数十個採れました。今年のミニトマトは順調に良く採れます。
 ジャガイモの跡地に,また少し肥料を入れて,耕しておきます。
 シソとモロヘイヤは,幾つかずつ葉を採りました。それから少し株を間引きます。
 後は,全体に,ビタミン剤,液肥,草抜き等々・・・

7月末の畑の様子




キュウリ


ゴーヤ ミニトマト モロヘイヤ

シソ
トウモロコシ





トウモロコシ






ナス



(なし)

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