菜園日記2006年5月

3日(水)  ゴールデンウィーク,後半の初日です。
 高山園芸店に行き,ミニトマトの苗を3つ・・・その内1つは,フルーツトマト・・・,ゴーヤの苗2つ,腐葉土と牛糞を購入して,畑へと向かいました。
 本日で,ネギをお終いとします。残っている全てを抜き,まだ柔らかそうなものを幾つか持って帰ることとして,後は処分しました。跡地に,石灰と腐葉土を入れて,耕しておきます。根や雑草などを丁寧に取り去ります。
 ニンニクとタマネギは,順調な様子です。ただ,土の中の球がどうなっているか,良く分りません・・・
 芽キャベツの跡地に牛糞を入れて耕し,畝を作成して,そこにゴーヤの苗を植えます。
 この間植えたナスは,最近の夏のような暑さに,少々グッタリした様子です。水をたっぷりと与えます。
 ブロッコリーの跡地に,牛糞を入れて耕し,畝を作って,ミニトマトの苗を3つ植えました。
 ジャガイモも順調な様子です。このページのトップの写真は,ジャガイモの花です。
 後は,全体に,水遣り,液肥,ビタミン剤等々・・・



今年初めて作るゴーヤ
(5/14)

5日(金)  本日もまた初夏らしい良い陽気です。午後から畑へと走りました。
 ニンニクは,順調な様子です。まだトウの立つ様子は見られません。
 ネギの跡地に肥料を撒き,また耕して,残っている根などを取り去ります。
 タマネギも順調な様子です。上から見ても,根が球になってきているのが分るようになりました。
 ゴーヤは,根元に敷藁をして,支柱で抑えておきます。同じく,ナスとミニトマトにも,敷藁をします。
 ゴーヤとミニトマトには,短い支柱を添えます。ミニトマトは,茎を支柱に軽くしばっておきました。
 最近は,暑い日が続いているため,全体に水をたっぷりと与えます。



今年もまたミニトマトとナス
(5/14)

14日(日)  爽やかな初夏の気候の中,先ず高山園芸店に行き,キュウリの苗3つと化成肥料を購入しました。続いて畑へ向かいます。
 ニンニクには,トウがかなり立ってきていました。もちろん切って,食用に持ち帰ります。
 ネギの跡地に畝を作り,真ん中を鍬幅に掘って,化成肥料を撒きます。土を戻して,キュウリの苗を3つ植えました。敷藁をし,短い支柱を立てて,キュウリの茎を止めます。
 タマネギは,どんどんと球が大きくなってきています。上から,バラバラと化成肥料を撒いておきます。
 ゴーヤは,片方の下の方の葉にちょっと異常が見られます?
 ナスは,小さな花をつけていましたが,今は苗の生長を優先して,花は撤去いたしました。
 ミニトマトは,葉のいくつかが裏側を変色させており,病気の兆候なのかもしれません。そのような葉を撤去します。また,脇芽を取り去ります。
 ジャガイモも変色した葉を発生していましたので,そのような葉や,これも花を取り去ってしまいます。
 全体的に元気のないような様子もありましたので,ビタミン剤等を散布いたしました。



今年もまたまたキュウリ
(5/14)

21日(日)  日曜出勤となりましたので,夕方から畑に行きました。
 ニンニクは,葉の2/3ぐらいが枯れてきたら収穫時であると,本に書いてありましたが,葉はまだ青々としています。前回小さくて採りきれなかった残りのトウを採ります。
 キュウリは,少しずつ大きくなっています。伸びた上部を支柱に止めます。
 タマネギは,3本ほど葉が倒伏していました。そろそろ収穫も近づいている感じがいたします。
 ゴーヤは,初期生育が遅い・・・と,本で読んだ記憶がありますが,そのとおりの様相です。まだ支柱に絡みついてもいません。
 ナスもまたゆっくりと生長しています。
 ミニトマトは,前回,葉の裏に黒点があったものを撤去いたしましたが,今回はそのような葉もほとんど見られず,全体に健康的な様子です。生長は早いです。上部をまた支柱に止めます。
 ジャガイモも前回と違い,葉は健康的です。下葉などを撤去して,風通しを良くしておきます。・・・,ジャガイモの隙間にいつの間にか,コマツナが1本伸びていました。最近になって発芽したのでしょう。収穫いたします。
 後は,全体に,ビタミン剤,液肥,草抜き等々・・・



根が太ってきたのが分るタマネギ
(5/14)

 5月は,一年の中で私が最も好きな季節であります。
 初夏が好き・・・というのは,昔からのいろんな経験とかが重なって生じた感覚であると思うのですが,最近は,菜園の光景も,その1つに加わっていると感じます。
 夏野菜の苗が並び,グングンと伸びていく畑の様子は,なかなか気持ちのいいものです。
 また5月は,スカッとした晴天が続いたりします。
 風の気持ちいい時期でもあります。昔,阪急電車に「緑の風を入れましょう!」と,窓を開けることを促すポスターが張ってありましたが,なかなか優れたコピーだなぁと,今でもよく覚えています。
 さて,そんな5月,たまたま友人からのメールに,「五月晴れ」という言葉がありました。
 アホな私は,「五月晴れ」とは,旧暦の5月,つまり梅雨の時期の合間に見える晴れ間のことであります・・・なんて,バカな返信をしてしまいました。しかし直後に,意味のないことを言ってしまったなぁと反省したりいたします。
 5月に,テレビの天気予報を見ていますと,「五月晴れ」という表現が良く使われます。予報士やアナウンサーによっては,「五月晴れというのは,本来は旧暦の・・・,でも今では一般に5月の爽やかな晴れの天気の際に使う言葉でもあります・・・」なんて,注釈を加えながら,その言葉を使う人もいます。
 多分,私のようなおせっかいの,さらに増幅された人々が,テレビ局に,「五月晴れ」の本来の意味は!なんて,電話や投書をしているのかもしれません。
 まぁ,しかし,旧暦の五月晴れという表現を,いつまでも守り続けたところで,意味はないのだろーと思います。5月の爽やかな晴れ・・・という意味も,現代の国語辞書にちゃんと載っています。・・・と,私も恥ずかしながら,最近,発見いたしました。
 五月晴れという類のことばが生き続けるのは,俳句のような一部の世界だけになっていることは,否定できないことでしょう。
 確かに「五月雨を集めてはやし最上川」なんて句は,6月の梅雨を想定しなくては,鑑賞もできません。
 でも,五月晴れは,梅雨の合間の云々・・・と,言われたところで,特殊な世界以外に意味を持たなくなっていることは,歴然です。
 と,くだらないメール返信をしてしまったことを,まだ気にしている私ではありました。
28日(日)  風の強い,5月最後の日曜日,昼から畑へと参ります。
 ニンニクは,だいぶ葉が枯れてきました。ただ,収穫には,今少し・・・という感じです。
 キュウリは,順調に伸びてきましたので。本支柱を立て,縦横にビニ紐をめぐらせます。高い支柱を立てて,野菜が上へ上へと伸びてきますと,いよいよ夏・・・といった感じです。
 タマネギは,半分ほどが葉を倒伏させていました。上の写真の5月14日の状態から見ますと,球が太くなるのは,かなり速いスピードだなぁと初めて気づきました。試しに,2つを採りました。
 ゴーヤもつるを支柱にからみつかせてきましたが,まだまだ生育は遅いようです。
 ナスも目だっては大きくなっていません。
 ミニトマトは,生長が早く,ここにも本支柱を立てます。脇芽などを大幅に取り去りました。異常な葉は,もう見られません。
 ジャガイモは,小さな芋が地上に1つ顔を出していました。また全体に土寄せをしておきます。下葉なども撤去いたします。

5月末の畑の様子




キュウリ


ゴーヤ ミニトマト ジャガイモ
タマネギ





ニンニク






ナス




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