菜園日記2005年10月

2日(日)  昼から高山園芸店に行き,コマツナの種を購入しました。本当は,お正月に備えて,正月菜の種を探していたのですが,今年は見つけることができませんでした。
 畑へ向かいます。
 ミニトマトは,実はたくさん着いていますが,もうあまり色づいてはこないようです。夏の太陽が必要なのでしょう。10個ほど収穫します。
 ナスは,一番北側の1本からは3つ収穫できましたし,まだまだ花もたくさんつけています。南側の株は,実はつけてはいますが,大きくもならず,ちょっとダメかな・・・という感じです。
 芽キャベツからは,青虫を捕獲。株はあまり大きくなっていません。
 西側のダイコン8本は,本葉も育ってきましたので,全て1本立ちといたしました。その一番南側に種を蒔いた2ケ所も,両方とも発芽しています。まだまだ若葉だけなので,ベタがけシートは被せたままといたします。
 ブロッコリーについても,またまた青虫をとります。こちらの株は順調に育っている様子です。
 東側のダイコン10本は,いずれも順調に大きくなっています。
 キュウリの跡地に畝を作り,コマツナの種を蒔きます。上にはベタがけシートを被せておきました。
 後は,活力剤,ビタミン剤等々・・・



やはり芽キャベツは真上からが面白い?
(10/16)

9日(日)  10月なのに真夏のような暑さの日曜日。昼から先ず高山園芸店に行き,腐葉土と牛糞を購入して畑へと走ります。
 ミニトマトは,相変わらず多くの実をつけてはいますが,色づこうともせず,少し色づいてきたものもたいていは尻割れを起こしています。もう季節的にもダメなのでしょう。お終いとします。跡地に,石灰・腐葉土・牛糞を入れて,荒起こししておきます。
 ナスも実は3つほど生っていましたが,1つはかなり虫に食べられてしまっており,2つだけ収穫できました。葉もかなり元気がなくなってきているため,これもまたお終いとします。ミニトマトと同様にして,荒起こししておきます。
 今週の芽キャベツは,あまり虫にも食べられず,元気な様子です。
 西側のダイコンの中で,最後に種を蒔いた2ケ所も本葉が大きくなっていたため,ベタがけシートを外しました。
 コマツナは,たくさん発芽していました。もちろん皆,若葉の状態です。
 後は,草抜き等々・・・



コマツナ密集発芽状態
(10/16)

16日(日)  午後遅くの畑となりました。
 ミニトマトの跡地を耕し,草などの根を取り去り,畝を作ります。ここはニンニクの場所としました。3×5ケ所の15個の鱗片を植え込みます。
 ネギはかなり育ってきましたので,2ケ所を地上近くからハサミで切って収穫します。
 ナスの跡地をまた耕しておきます。ここも草の根などを,できるだけ丁寧に取り去りました。
 西側のダイコンの新しい2本も,そこそこ大きくなってきましたので,1本立ちといたしました。
 ブロッコリーは,相変わらず青虫に食べられていますが,全体的には順調な様子です。ただ,欲張って狭い場所に3株植えましたので,株間が狭く,お互いの葉がぶつかり合った状態となってしまいました。
 東側のダイコンは,もう根がダイコンらしく育ってきており,地上から上へと太く持ち上がってきています。
 コマツナは,本葉も大きくなっていましたので,大幅に間引きました。
 後は,草抜き等々・・・



地上に姿を現したダイコン
(10/16)

 小学4年から,京都に住むようになった私は,特に中学校時代,テレビの吉本新喜劇を良く見るようになりましたが,どーも関西流の「ギャグ」を好きになることはできませんでした。
 関西のギャグというのは,一つに「一発・瞬間的な笑い」と言うことができるかもしれませんが,私はどちらかというと,東京流の「ひねった」笑いが好きな子供でありました。
 ですから,当時の「笑点」なんかを見て,立川談志に代表される,ひねった,皮相的な言い回しに,なるほどなるほと・・・と悦に入ったりしていたわけです。
 ついこの間も,偶然久しぶりに立川談志をテレビで見たのですが,彼はさらにまた,もうストレートな言い回しの出来ない病気にかかってしまっているのではないかと思うぐらい,一言喋るたびに,ひねらないと気がすまない,裏側から言いまわさないと俺の喋りにならないんだという意識が表れ,ついでに先ほどの自分の言葉を否定して「いや実は・・・」なんて言い直す,そんなことの連続でした。
 それが,ひとつの東京流の言い回しの「得意さ」なのではないかと思います。
 (吉本新喜劇でも私は,花紀京のファンだったのですが,彼の言い回しは,どちらかというと,東京流のセンスに近いものがあったのではないかと考えたりしています。)
 というか,日常会話においても,なにかひねった言い回しにしないと気がすまない(さらに言えば,ひねりのない会話はレベルが低い)という意識が東京人にはあるのではないかと思います。
 この「ひねった言い回し」は,東京人の間では,会話の際のキャッチボールとして,普通に楽しまれているものなのでしょうが,関西には,そのような表現を非常に嫌う人が多く存在します。
 私なんかも,例え冗談を一つ言うにしても,少し裏側から,あるいは斜めから言わないと気がすまない人間なのですが,関西人は,基本的にそのような日常会話をいやがるような気がします。
 怒る人も多いです。何か自分が馬鹿にされたような気がするのでしょうか?
(私なんか,特に怒られます・・・)
 確かに,相手の人格を尊重しないような要素を含んだ表現になってしまうことも多いのですが,それを会話の「楽しい要素」と見なすのか,そーでないのかで,人間関係までけっこう,というか,かなり影響してしまうこともあります。
 しかし,まぁ東京人独特のひねくれ根性というのもありまして,「ひねった言い回しが理解できないような奴は,頭の程度が低いのだ」なんて,それこそ立川談志の言いそうなセリフではあります。
 まぁ別にケンカを売っているわけではないのですが,逆に,最近のテレビなんかを見ていますと,全国的に関西ギャグの大勝利でありますから,お笑い番組なんかもおしなべて「平和」なムードに溢れているように思えます。
 平和が一番なのでありましょう。
23日(日)  朝から畑へ向かいました。
 ニンニクは先週植えたばかりですが,早くも数箇所から出芽していました。昨年はジャンボ・ニンニクを植えたのですが,あまりニンニクらしい味のしないものでしたので,今年はまた普通のニンニクです。
 ネギは,2ケ所を根元から切って収穫します。まだ葉は固い感じです。もう少し寒くならないと,本来の甘みと柔らかさが増さないのかもしれません。
 芽キャベツの苗が少し傾いていましたので,よく土寄せをいたします。
 西側のダイコンも根がダイコンの形をして,土から盛り上がってきました。
 ブロッコリーは,株間が近すぎたためか,葉が重なり合ってしまっています。何枚か撤去いたしました。ここも良く土寄せをいたします。
 コマツナはまた大量に間引きながら,収穫しました。全体的にも,葉も健康的な様子です。やはり,ちゃんと間引いて育てることが大事なようです。
 そうこうしている内に雨が降ってきましたので,早々に退散いたしました。



まだまだ固いネギ
(10/16)

30日(日)  午後から六基グリーンに行き,敷藁を購入。同時にタマネギの苗を買おうと思っていたのだが,売り切れでありました。それで,タマネギを探しに高山園芸店へと回ったところ,「こんなに暖かい時期にタマネギを植えたら,ちゃんと育たない」と言われ,次回以降に・・・といたします。
 ニンニクは,全15ケ所から発芽していました。苗の長さもキレイに揃っています。
 ネギは,また2ケ所を,切って収穫いたしました。
 ナスの跡地は,タマネギを植える時期に備えて,また耕しておきます。
 ダイコンは,葉も大きくなってきましたので,下葉などを取って,風通しを良くします。
 コマツナは次々と大きくなってきています。またまた間引きしつつ大量に収穫できました。
 後は,草抜き等々・・・

10月末の畑の様子




ネギ


芽キャベツ ブロッコリー コマツナ
(なし)





ニンニク






ダイコン



ダイコン

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