菜園日記2005年9月

4日(日)  午後から先ず高山園芸店へと行き,ダイコンの種(千都),石灰,腐葉土を購入して,畑へと向かいました。
 ミニトマトは,30個ほど収穫できました。ただ,実もだんだん少なくなってきていますし,大きさも小さくなってきています。
 エダマメは,残った株全てを抜きました。実の入りは良くありませんが,まぁ食用になるのも少しはありそうです。今年のエダマメは失敗と言わざるをえません。その跡を,石灰,腐葉土,化成肥料などを入れて耕します。
 ナスは,剪定した後から,またたくさんの花を咲かせています。ただ,4本の内,一番南側の1本は,新しく芽もでず,元気がありません。本日は3つ収穫いたしました。
 ミニカボチャは,4つ実をつけていましたが,先についた2つを収穫です。ただ,形は少しイビツです。
 トウモロコシは,実も小さく,虫などに食べられていて,悲惨な状況になっています。全てを引き抜きます。まぁまぁ実のついているものが数本・・・といった状態です。抜いた株については,葉や茎を適当な大きさに切って,敷藁のように,ナスやミニトマトなどの根元に敷いておきました。跡を,石灰と腐葉土,化成肥料などを入れて耕しておきます。
 インゲンの跡地に畝を作り,ペットボトルのお尻で10ケ所に印をつけ,それぞれに5つずつダイコンの種を蒔きます。その後にベタがけシートをしておきました。
 キュウリは,まだまだ元気な様子です。10本ほど採れました。
 畑は,そろそろ夏の終わり・・・といった感じではあります。



9月に入っても元気なキュウリ
(9/18)

10日(土)  昼から仕事が入りましたので,朝から高山園芸店に走ります。九条ネギの苗を2束,ブロッコリーの苗を3つ,それから石灰に鶏糞を購入して,畑へと行きました。
 ミニトマトを10数個収穫いたします。他にも実はたくさん色づいていましたが,尻割れしているものが多くなっています。
 エダマメの跡地をまた耕して畝を作り,ネギの苗を植えました。3×7の21ケ所にそれぞれ3〜4本ずつを植えます。
 ナスは,一番南側の1本に続き,真ん中の2本も元気がなくなってきました。剪定が強すぎたのかもしれません。ただ,花は咲かせています。一番北側の1本はあまり強く剪定しなかったもので,とても元気そうです。実も2つつけています。
 この間の台風のためか,ミニカボチャの支柱が外れてしまっていました。どちらにしろ,最後の2つの実を収穫して,お終いといたしました。この2つは少し小さめですが,キレイなカボチャの形をしています。跡地に石灰と鶏糞を入れて,荒起こしをしておきます。ミニカボチャは初めての試みでしたが,まぁまぁの出来だったと思います。食べるのも,美味しく頂きました。
 トウモロコシの跡地を耕して,畝を作ります。北側半分に,ブロッコリーの苗3つを植えます。南側には,またダイコンの種を,10ケ所,各5粒ずつ蒔きます。こちらのダイコンにもベタがけシートをいたしました。
 東側の先週植えたダイコンは,全10ケ所から発芽しています。
 キュウリの支柱も,台風のせいで外れていました。全体を縛りなおします。本日の収穫は,小さな曲がったもの1本だけでしたが,まだ花も咲いていますので,しばらく様子を見ることといたします。
 後は,活力剤,水遣り等々・・・



剪定の加減を要研究のナス
(9/18)

18日(日)  本日も,昼から高山園芸店へと向かい,腐葉土,牛糞そして芽キャベツの苗2つを購入して,畑へと走ります。
 ミニトマトは,10個ほど収穫です。採れる実も少なくなってきましたが,先週カリを与えたためか,尻割れも少なく,キレイな実となっています。
 相変わらずのナスは,4本の内2本は,完全に葉も枯れてしまったため,撤去いたしました。あと1本も花をつけてはいますが,葉の調子などは非常に不調のようです。残る1本は元気で,大きなナス2つを収穫できました。
 ミニカボチャの跡地に畝を作り,芽キャベツの苗2本を植えました。
 先週新たに植えたダイコンも全10ケ所から発芽を確認できました。ただ,1ケ所は1本しか発芽しておらず,それもちょっと弱々しい感じとなっています。
 ブロッコリー,ネギは順調な様子です。
 東側のダイコンは,本葉も大きくなってきましたので,各箇所2本ずつに間引きます。間引いた芽は,もちろん食用に持ち帰りです。
 まだまだ元気なキュウリは,今日も10本ほど採れました。キュウリもそろそろお終いにしようかと考えながら畑に来たのですが,まだ花も咲かせていますし,小さな実も多くついていますので,もう少し置いておくことといたしました。
 後は,全体に液肥,草抜き等々・・・



今年も芽キャベツを2株
(9/18)

 東京勤務をしていました頃,私のマンションは渋谷区と新宿区,そして中野区の3区の境界近くにありました。住所は渋谷区本町でしたが,5分ほど歩いた所に西新宿の東京都庁がそびえ立ち,一番近い地下鉄の駅といえば中野坂上といった感じではありました。
 ある日,中野坂上の駅から自宅へと歩いていますと,大雨の後であったと記憶としていますが,川が氾濫していまして,東京のど真ん中の住宅街とは思えない荒れた様相を呈しています。
 その川の名前は覚えてはいませんが,神田川水系の一つであったと思います。
 京都に戻ってきて,しばらくしてから,東京都が地下に巨大な調節池を作り,河川の氾濫に備える・・・といったニュースを見たことがあります。
 神田川は,そのフォークソングでの甘く切ないイメージとは裏腹に,大雨のたびに氾濫を繰り返してきた都心の暴れ川であったわけです。

 前に,自分がどこかから覗き見されているのではないかというような錯覚を覚えてしまう,時代的な共通性・感性の同一性を感じてしまわざるをえなかったものとして,一つに「マカロニほうれん荘」をあげましたが,今一つは,南こうせつとかぐや姫の「神田川」でありました。
 昭和40年代後半のキィワードの一つに「同棲」という言葉があげられるのでしょうけど,上村一夫が『漫画アクション』で「同棲時代」を連載し始めたのが昭和47年,それらから刺激を受けて作られたであろう「神田川」は昭和48年に大ヒットソングとなります。
 私が,大学1年の時でした。
 大学時代の私の下宿は下落合にありましたが,そこからダラダラとした坂を下って高田馬場へと歩いて行きますと,神田川に出合います。決して美しい河川というわけではなく,正に「窓の下には神田川」という歌詞のように,建て込んだアパートや学生下宿の合間を縫うように流れる小さな川ではありました。

 「二十四色のクレパス買って/あなたが描いた私の似顔絵/うまく描いてねって言ったのに/いつもちっとも似てないの」
 時間ばかりがたくさんあって,向かい合うばかりで煮詰まってもしまうアパートの一室で,似顔絵を描いたりしておりました。
 今は,横丁の風呂屋に二人で行くなんてこともないのでしょう。学生さんは,みんなバス付きのマンションに住んでおられます。
 「あなたはもう忘れたかしら」と問うには,もう長い長い時間が経ってしまったのではありました。
25日(日)  涼しい午後です。車の窓を全開にして畑へと走ります。
 ミニトマトは,30個ほど収穫できました。まだまだ花も咲いていますし,実もたくさんつけていますので,しばらく様子を見ることといたします。
 ナスは,相変わらず北側の1本は順調な様子で,大きなナスを3つ収穫します。花もたくさんつけています。一方,南側の1つは,小さな実をつけてはいますが,葉も元気がありません。
 芽キャベツに牛糞を少し与えます。
 西側のダイコンは,各2本ずつを残して間引きます。ただ,一番南側の2ケ所は,1つは全く発芽していず,もう1つは葉の生長が明らかに異常に遅いため,撤去して,新たに5粒ずつの種を蒔きました。またベタがけシートを被せます。
 ブロッコリーには,青虫を何匹も発見。撤去します。ここにも牛糞を少し与えました。
 東側のダイコンは,本葉もかなり大きくなってきましたので,各1本ずつに間引きます。ベタがけシートも外しました。
 キュウリは5本を採りましたが,もう花も小さな実もつけていませんでしたので,お終いといたします。支柱など全てを撤去して,跡地に腐葉土,石灰,牛糞を入れて耕しておきます。後にアリがたくさん発生しているのが少し気になりました・・・
 後は,全体に液肥,ビタミン剤など。



本葉が揃ってきたダイコン
(9/18)

9月末の畑の様子




ネギ


芽キャベツ ブロッコリー (なし)
ナス





ミニトマト






ダイコン



ダイコン

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