菜園日記2005年7月

3日(日)  朝から生憎の雨ですが,雨の合間をぬって畑へと走ります。
 ミニトマトは,大粒の実がたくさん付いていました。取り忘れた脇芽が巨大化して横に張り出していたものを,撤去します。
 エダマメは,背も伸びてきましたので,ベタがけシートを外します。少し長くシートで抑えていたためか,茎がヒョロヒョロと,S字型になってしまっていました。
 大きなナスを10個ほど収穫できました。次々と花が咲き,実がついています。今年のナスは豊作であります。
 ミニカボチャは,カボチャらしい形に大きくなっているものは,2つしか見られませんが,新たに着花して感じのものも2,3見られます。茎は,長く長く伸びています。
 ジャンボ・ニンニクの跡地にペットボトルで印をつけ,またまたトウモロコシの種を蒔きます。10ケ所に4粒ずつ蒔きました。
 先週先に蒔いたトウモロコシは,きれいに12ケ所から発芽しています。
 今週もまた数十個のインゲンを採ることができました。
 キュウリは,大きな実を2本収穫しましたが,他にはあまり花が咲いていませんし,小さな若い実も曲がってしまっています。何か原因があるのでしょうか?
 さて,帰ろうと車を出したとたん,雨が落ちてきました。けっこう激しい降り方となります。グッド・タイミングではありました・・・



カボチャの形の(?)ミニカボチャ
(7/3)

10日(日)  昼前から畑へと向かいます。
 北側のミニトマトは,かなり大きな実をきれいな房の形に付けています。少し色づいてもいます。南側のものは,実はたくさん付いていますが,房に揃ってはおらず,飛び飛びに着花しているという感じです。上部を支柱に留め,大きく伸びた脇芽を取り去ります。
 エダマメの茎は,相変わらずヒョロヒョロとしていますが,それなりに伸びてきましたので,間引きして,全12ケ所を1本立ちとしました。
 ナスは,大きいものや小さいもの,10個ほど採れました。枝がまたかなり伸びてきましたので,上部から吊るしたり,思い切って剪定したりいたします。
 ミニカボチャは,カボチャらしい実がまた1つ増えて,合計3つとなりました。うどん粉病と思われるような葉がたくさんありましたので,取り去ります。茎はドンドン伸びて,ナスの上部の支柱へと進出(?)しています。
 トウモロコシは,先週蒔いたところも全て発芽を確認できました。北と南で,全22ケ所の苗となりました。
 インゲンは,また2〜30個採れましたが,全体的に元気がなくなってきたようすです。色艶も少し悪く,そろそろお終いなのでしょうか・・・
 キュウリは,先週に引き続き,あまり生っていません。3本だけ収穫できました。ただ,新しい雌花も幾つか咲いてはいます。
 全体に活力剤と液肥を散布。
 後は,草抜き等々・・・



次々と生るインゲン
(7/3)

17日(日)  本日は,祇園祭山鉾巡航の日です。夕方から畑へと走りました。
 ミニトマトは,赤のものも黄色のものもけっこう色づいてきました。それぞれ10個ほどずつ採ります。赤のものは,かなり大きな実となっています。
 ヘナヘナとしながらも,エダマメも順調に大きくなっています。
 ナスもまたまた10個ほど収穫できました。下の方の葉や,伸びすぎた枝を剪定します。ただ,かび病と思われる実も3個ほど発見いたしました・・・?
 ミニカボチャの実は,相変わらず3個だけです。ただ,茎はどんどん伸び続けて,ナスの支柱の上部を完全に横断しそうな勢いです。疲れた葉などを取り去ります。
 トウモロコシは,先に植えた12ケ所を,すべて1本立ちに間引きます。真ん中に少し溝を掘って,パラパラと化成肥料を撒きました。
 そろそろお終いかと考えていましたインゲンですが,茎はまだ伸び続け,新しい花もたくさん咲いています。もう少し様子を見ることといたします。
 しばらく花も実も少なかったキュウリには,雌花がいっぱい開いています。実も8本収穫できました。
 後は,草抜き,水遣り等々・・・



青々と大粒のミニトマト
(7/3)

23日(土)  暑さを避けて夕方から畑へ向かいます。畑は全体的に,暑さと雨の少なさで疲れている様子です。
 ミニトマトは10数個収穫できましたが,球の色づきはなかなか遅いような感じもします。
 心配していたエダマメも青々としていますし,花も咲いてきました。でも,気のせいか,花は少なく,小さい感じもいたします。
 ナスも3個収穫できました。しかし,全体的に実が大きくなるのが,遅くなってきた感じもします。苗が疲れてきたのでしょうか?枝を吊るしていたビニ紐が切れていたので,全体に縛りなおします。
 ミニカボチャは,採り時がよく分らず,最初にできたものを1個採ってみることにしました。中はどーなっているのでしょう?ただ,2番目にできた実は,明らかに病気という感じで萎れていましたので,撤去します。つるは相変わらず元気に伸び続け,新しい葉もたくさんつけています。
 トウモロコシについては,新しく植えた10ケ所も,全て1本立ちに間引きます。また中央に溝を掘って,化成肥料を撒きました。
 インゲンは,そろそろ終わりかなという状態ですが,本日も小さな実を10数個収穫できました。
 今年のキュウリは元気です。本日も20本ほど採れました。つるもまだまだ伸び続けていますし,実も次々とつけています。葉も相変わらず青々としています。
 全体にたっぷりと水をあげます。



今年はとても元気なキュウリ
(7/3)

31日(日)  本日も夕方からの畑です。とても蒸し暑い7月最後の日です。
 ミニトマトは,どんどんと色づいており,大きな実を数10個収穫できました。ただ,この間の台風のためか,枝の重さに耐えかねたのか,支柱がかなり斜めになっていました。支柱の斜め方向に,つっかい棒を立てて補強します。
 エダマメには,サヤの形をした実が幾つもついていました。が,見た感じでも,去年よりも少ないようです。やはり植えた時期が悪かったのかもしれません・・・
 ナスは,大きなナスを6個収穫できました。まだまだ元気な様子です。
 ミニカボチャは,本日も1つを採りました。この間の実は,ちゃんと食べごろで,美味しくいただきました。ただ,新しい実は,今のところついてはいません。雌花の元が膨らんでいても,ちゃんと着花していないと,実には育たないようです。本に書いてあるように,人工受粉をちゃんとしなくてはいけないのでしょうか?
 トウモロコシは,どういうわけか,後から植えた10本が大きく育ち,先に植えたものは,元気がありません。1本は完全に枯れていますし,あと2〜3本も,葉が枯れていて全く生長していません・・・
 そろそろ終わりかなと思っていたインゲンは,新しく伸びたツルから,まだまだ実がついています。20個ほど採れました。まだ少し大丈夫なのでしょう。
 相変わらず元気いっぱいのキュウリは,20本ほど採れました。新しい脇芽からも,次々と実が生っています。
 後は,全体に液肥等々・・・
 私は今でも,CDショップというより,ついついレコード屋と言ってしまう古ーい人間なのですが,家ではレコードもまだ現役でありまして,そのため,特に昔に聴き込んでいたバンドのCDを買う時に,同じタイトルのものを買ったりはしません。
 まぁ現在CDは,通勤時の車の中で聴くのがメインですから,懐メロベスト・アルバムといったものを,好んで購入して聴いております。
 レコード時代と同じタイトルのものを買った例としては,ビートルズのLet it Beがありますけど,これは皆さんご存知のとおり,nakedとして製作された「新しい」アルバムではあります。
 実はもう一つだけ例外がありまして,それは,whoのwho's nextでありました。
 このアルバムは,私の最大のお気に入りの一つでして,初めてレコードを購入した時には,ジャケットのカッコ良さ,アコスティックギターのカッティングのカッコ良さに,毎日のように聴いたものです。
 whoと私が初めて出会ったのは,あのウッド・ストックの記録映画の中でしたが,その時に感じたwhoのカッコ良さというのは,やはりサマータイム・ブルースのハードロックぶりでした。マイクをブンブンと振り回し,大きく振り上げた手をギターに叩きつけて演奏する彼らの姿は,当時の私にとって,ハードロック・バンドの象徴みたいなものでした。
 who's nextは,当時の私の好んだ「大音量 バリバリ ハードロック」とは少し趣を違えています。ギンギンのギターソロもありませんし,何で指がこんなに早く動くのだというようなベース・ランニングもありません。
 アコースティック・ギターを多用した音作りは,しかし,whoの面目はここにあり・・・という感じがいたします。
 whoはライブになると,ハード・ロック然とした曲やスタンダードなロックンロールを多く演りますけど,本来はwho's nextのように,ギターはカッティング,ドラムもベースも自己主張よりも全体のリズムを重視して,完璧といっていい「まとまり」をみせることに本領を発揮するのでしょう。ボーカルは,(失礼ながら・・・)ライブ時が信じられないほどの上手さを見せつけます。
 というか,whoほどライブの下手なバンドはないのではないかと,つい思ってしまいます。まぁ,これは,スタジオでの彼らのコーディネートの素晴らしさと比較しての話ですが・・・。
 といいつつ,実は,ライブのサマータイム・ブルースも,今でも大好きな1曲ではあります・・・
 まぁ,トミーであるとか,whoについては,まだまだ語るべきことが多いのでしょうが,さしあたり,CDでも買ってしまったwho's nextはいいなぁというお話ではありました・・・
 ただまあ,同じタイトルとは言え,ボーナス・トラックとか言って,余分な曲が入っていますが,あの興ざめな曲の存在は一体何なのでしょう。
 こういう販売戦略に接すると,CDとレコードの一番の違いは,「トータル・アルバム」という存在がもう成立しないことにあるのでは・・・と思ったりしてしまいます。
 昔は,「ああやっぱり,この曲はB面の1曲目に相応しいなぁ」なんてレコード盤をひっくり返すのを楽しんでいたものではあります。
 ・・・A面のラストにも,意味があるのよね!

7月末の畑の様子




エダマメ


ミニカボチャ トウモロコシ キュウリ
ナス





ミニトマト






トウモロコシ



インゲン

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