菜園日記2004年11月

7日(日)  実に秋らしい晴天の中,昼から畑へと走りました。
 畑の隅に移設したジャガイモは青々とはしていますが,成長は止まっているようです。まぁ春ジャガイモの残ですので,そんなものなのでしょう。でも,少し観察を続けたいと思います。
 芽キャベツは,葉が広がってきて,芽キャベツらしい形になってきました。一つは茎もなかなか太くなってきています。
 八ツ頭は,相変わらずの感じでしたが,試しに一番北側と一番南側の2つを掘り返してみました。実に小さなイモがついていました。数も多くありません。まぁサトイモというイメージとは違う大きさでありました。
 ダイコンは,込み合った箇所が2ケ所ほどありましたので,間引きしつつ収穫いたします。真っ白な形のいい小さなダイコンでした。上の写真はその様子です・・・
 ネギは,だんだん葉も元気になってきた様子で,太くピンと伸びてきました。そろそろ収穫できる日も近いかなぁという感じです。
 ニンニクは,全部で12ケ所に植えましたが,本日,その内11ケ所で発芽を確認できました。
 ニンジンも込み合った箇所が2ケ所ほどありましたので,2本を間引きます。一つは,小さくもきれいなニンジンの形をしていましたが,もう一つは形が縮こまっています。
 正月菜は,かなりたくさん発芽していましたので,第一回目の間引きを行います。まだほとんど双葉の状態です。
 京ミズ菜は大分生長してきましたので,第2回目の間引きです。当然間引きした葉は収穫いたします。全体的に根があまりついていない感じでしたので,一つ一つに少しずつ土寄せをいたします。
 後は水遣り等々・・・



間引いたニンジン
(11/7)

14日(日)  今にも雨が落ちてきそうな厚い雲の下,お昼から先ず高山園芸店へと走り,腐葉土,石灰,鶏糞を購入して,畑へと向かいました。
 葉を虫にかなり食べられていた芽キャベツではありましたが,新しく伸びてきた葉はそんな被害もほとんどなく,丸く大きくなっています。根元に化成肥料を撒いて土寄せをしておきます。
 先週に続き,八ツ頭は残った2株も引き抜くこととしました。先週よりも大きなイモがけっこうたくさん付いていました。この間のサトイモもさっそく煮て食べましたが,大きさはともかくもなかなかの美味でありました。全部引き抜いた跡地に,腐葉土,石灰,鶏糞それに化成肥料を入れて耕します。
 ダイコンは順調な様子です。また本日も間引きしつつ1本を収穫します。
 ネギもそろそろかと,比較的大きく太いところを3ケ所ほど,根元近くから切り取って収穫です。株間に少し化成肥料を撒いておきました。
 ジャンボ・ニンニクは,最後の1つの発芽を確認できました。全部で12ケ所ですが,かなり疎らな発芽状態となりました。
 ニンジンは,かなり大きくなったもの一つと,間引き忘れたもの数本を収穫いたします。
 正月菜も,比較的大きな葉を,間引きしつつ収穫です。
 京ミズ菜は,葉がその特徴であるギザギザとなって,スクッと育ってきました。各株間がとりあえずは10センチ程度となるように,間引きしながら収穫します。
 後は草抜き等々・・・



ジャンボ・ニンニクの芽
(11/7)

20日(土)  昼からコーナンへと向かい,タマネギの苗を購入して,畑へと走ります。今年は,台風の影響で,タマネギ苗の出荷数がかなり減っているということです。
 芽キャベツは,葉がまたさらに丸く大きく広がってきました。土寄せをします。
 八ツ頭の跡地をまた耕して畝を作り,だいたい15センチ間隔程度にタマネギの苗を植えていきます。ビニールのマルチをしている人も多いのですが,私は敷藁をすることといたします。タマネギについては,昨年夏に植えたホーム・タマネギも,晩秋に植えたサラダ・タマネギも,まぁ失敗していますので,今回はちゃんと育って欲しいなぁと思っています。
 ダイコンにも全体的に土寄せをします。
 ネギは,またまた適当なもの2ケ所を根元近くから切って収穫いたしました。
 ジャンボ・ニンニクの芽は,順調に青々と伸びています。
 ニンジンも全体に土寄せをします。また大きいもの1本を抜きました。
 正月菜も大きいものを間引きしながら収穫です。
 後は,活力剤散布,草抜き等々・・・



「らしく」なってきた芽キャベツ
(11/7)

 ある日の菜園の帰り,千本通りをずっと南行していますと,バス停でお客さんを乗せ終えた市バスが,右のウインカーを出して走り始めたいようすでありました。
 こーいう場合,私は,日頃の運転に似合わず(?),バスなんかは必ず入れてあげるようにしています。で,バスの手前で一旦停止していますと,車線に入ってきたバスは,ハザード・ランプをチカチカと点滅させました。
 ハザード・ランプの正式な使用方法はともかく,今の流行として,ハザード・ランプ点滅は,こういった場合の後続車への「お礼の挨拶」として使われることが多いのですけど,このような使い方は,いったい誰がどこで始めたのでしょう・・・
 以前に自動車雑誌で読んだ記事では色々な説を紹介していましたが,私は,まぁ多分,誰からとなく,ほぼ同時期に,全国的に発生してきたのではないかと,思っています。そういう意味では,タクシーの運転手がどーこうとか,北海道でなんとか・・・という諸説は,ある意味全てが正しいのかもしれません。
 私が,高校生の時,ホンダが始めて750CCのバイクを国内向けに販売開始しましたが,その頃から,750CCのバイクをナナハン,続いて250をニイハンとか言い始めたのではないかと記憶しています。
 しかし当時,バイク雑誌なんかでも,50CCのバイクは相変わらず「原付」というように称されていましたが,私はいつの間にか,「ゼロハン」と「名づけて」悦に入っていました。この呼び方=私のアイディアをバイク雑誌に投稿してやろうかなんて考えてもいたことを覚えています。しかし,間もなく,バイク雑誌なんかでも,原付50CCをゼロハンと呼ぶのが当たり前になってしまいました。
 多分,日本中のバイク好き人間が,ほぼ同時期にゼロハンと言い出したのではないかと私は勝手に決め込んでいます。
 生活に密着したところで,ちょっと新しいものが生まれて,いつの間にかその新しいことが当たり前の感覚になっていくことの多くは,そーいうことなのではないかと思います。
 でも,まぁ,そーだとしても,不思議な現象ではあります。
 名所・旧跡の近くで,団子屋さんなんかが,「本家」とか「元祖」とか争っていますけど,あれはまた違う経緯があるのではありましょう・・・しかし,まぁ,上に書いたような経過でいつの間にかほぼ同時に何かが作り出されたということも,可能性としてはあるような気もいたします。
 と書くと,「本家」「元祖」の双方から怒られてしまうのでしょうか!?
 と書いていて,思い出しましたが,私の高校の時の地学の先生が「ガス冷蔵庫の原理を考案したのは私である。そのアイディアをある日喫茶店で知人と話していたら,それからしばらくして,ガス冷蔵庫が発売された」と話していました。
 これは,まぁ多分,ほぼ同時期にというよりも,ずっと前から企業の中で研究・開発が続けられていたのではありましょう・・・



葉のギザギザが「らしい」京ミズ菜
(11/7)

28日(日)  暖かな昼下がりに畑へ向かいました。
 芽キャベツは,去年の同時期と比べても,葉も茎も大きく育っているように見えます。ただ,結球はまだ見られません。
 タマネギの苗は,どことなく弱々しく見受けられますが,ちゃんと立ってきました。
 ネギは,2ケ所ほど収穫できました。
 ニンジンも,大きなものを3本抜きます。ただ,全体的に葉は疲れてきたようすです。
 正月菜と京ミズ菜は,また間引きながら収穫いたします。
 後は,草抜き,活力剤等々・・・

11月末の畑の様子




タマネギ


ネギ ニンジン 京ミズ菜
ダイコン





芽キャベツ






ジャンボ・
ニンニク



正月菜

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