菜園日記2004年8月

1日(日)  夕方から,高山園芸店に行き,腐葉土,石灰,牛糞それからニンジンの種を購入して,畑へと車を走らせます。北山通りから畑へと向かう道筋には,ここかしこに用水路が見られます。
 エダマメは,サヤの中に実が入ってきたのが分かるようになりました。1本が少し斜めになっていましたので,短い支柱で支えます。
 八ツ頭は,急に葉などが大きくなってきたように見えます。全体に土寄せをいたしました。
 先週,そろそろお終いかなと感じたキュウリは,今日見ますと,花もたくさん咲いていますし,実もたくさんつけています。3本収穫できました。前日の台風でいがんだ支柱を全体に補強します。
 本日購入した腐葉土,石灰,牛糞を,チンゲンサイの跡地に入れて耕します。
 エゴマは,葉を多く収穫できました。
 オクラは,いい感じの大きさのもの,少し小さめのもの,それぞれ1つずつ収穫いたします。
 ニンジンの種を,トウモロコシの跡地に,2条に蒔いて,ベタがけシートをかけておきました。
 ナスは,実はなっていませんでしたが,たくさんの花をつけていました。枝も全体に伸びてきた感じがします。
 ミニトマトは,赤のものを数個収穫できましたが,今年は,花は咲くけれども,それが実にならないという感じです。特に黄色のものにそれが顕著です。原因は何なのでしょう・・・
 牛糞の余りを,全体に畝の横に撒いて,少しずつ耕します。
 あとは,水遣り等々・・・



実が入り始めたエダマメ
(8/8)

8日(日)  昼から畑へまいりましたが,暑くて湿度も高く,畑仕事にはシンドイ1日となりました。
 エダマメは,サヤの実が大きくなってきましたが,食用には今少しという感じです。茎が斜めになっていたものに土寄せをします。
 八ツ頭は,青々と生長していますが,一番北側の1株は,かなり生長が遅れています。
 キュウリは,花も実もたくさんつけていましたが,疲れてきたのでしょうか,いい形,いい色のものが少なくなってきました。数本収穫いたします。
 先週肥料等を入れたチンゲンサイの跡地を,また少し耕しておきます。
 エゴマは,また葉をたくさん採れました。
 オクラは,ずっと株の生長が悪かったのですが,ここにきて,南側の1本は,けっこう大きくなってきました。3つほど収穫できました。
 先週種を蒔いたニンジンは,まだ発芽を確認できません・・・
 ナスは,いい大きさのものを2つ採りました。花もたくさんつけていましたが,秋ナスに期待して,バサバサと剪定してしまいます。
 ミニトマトは相変わらずです。赤のものは,尻割れをしていました。黄色のものは,ようやく実をつけ始めています。
 蒸し暑さに,早々に退散した本日ではありました・・・



ちょっと疲れてきたキュウリ
(8/8)




8月8日なので,RX−8・・・
(8/8)

15日(日)  先週とは打って変わって,涼しいお盆の日曜日。夕方から,高山園芸店へと行き,干しネギの苗を購入して,畑へと向かいます。
 エダマメは,南側の株に,アブラムシが大量発生しており,アリも集団で登ってきています。該当する葉等を撤去しはじめましたが,そろそろかなと思い直し,試しに南側の4本を抜いて収穫することとしました。ただし,実の中は,それほど太ってはいません。
 疲れた様子ではありますが,キュウリもまだ数本収穫できました。花や小さな実も幾つもついています。
 チンゲンサイの跡地に,ネギを植えます。2本ずつをセットに,15ケ所植えることができました。
 またまたエゴマは,ワサワサと繁っています。10数枚を採ります。
 オクラもまた2つ採りました。
 ニンジンは,発芽を確認できました。ただ,全体にあまり揃った発芽ではありません。このところの大雨で,シートがかなり汚れていましたので,ドロなどをきれいに叩き落とします。
 ナスは,多くの実をつけていました。手ごろな大きさのもの数個を収穫いたします。
 相変わらずミニトマトは実つきがよくありません。今年は,まぁ失敗でありましょう・・・
 あとは,全体に活力剤を散布,草取り等々・・・



今年は秋ナスにも期待
(8/8)

 迷走台風に超大型台風ということで,今年の夏,日本列島は台風直撃の季節となりました。地球温暖化に因を求める論からは,これから超大型台風や大雨災害は繰り返すという結論にもなるようですが,多分それは正しいのかもしれません。
 この台風で,小豆島の私の小屋も床上浸水の被害にあうこととなりました。今まで,大きな災害に遭遇した経験のない私は,実際に見に行くまでは,床上浸水だから,畳を乾かして,床を掃除して・・・などと簡単に考えてはおりました。
 ところが,小屋のドアを開けてみますと,畳は水の力で浮き上がって折り重なり,けっこう大きく重たい冷蔵庫も見事に転倒,他の電気製品も全て海水を被って全滅・・・という状態でありました。
 いつもノターとした油のような水面を見せている瀬戸内海も,まぁ,当然自然の一部なわけですから,人間の都合のいいだけの姿ではありません。
 小屋は,このまま廃棄するか建て替えるかのどちらかになるのでしょう・・・
 台風と言うと,やはり,小さな頃の記憶があります。
 愛知県岡崎に住んでいましたとき,台風が接近・・・ということになると,家には,かなりの防御策が加えられていた記憶があります。
 一番明確な記憶は,玄関や窓などの開口部に,板を×の字に,長い釘で打ちつけていたことです。そのような対策は,京都に転居してからは,全く見なくなったように思えます。愛知県はその頃,大型台風の通り道で,かなりの被害を生じたところですから,警戒も大だったのでしょう・・・
 また,あの頃は,恐らく,堤防が決壊しても,自分の家が浸水しても,それを行政の責任にするというような発想はあまりなかったような気もします。
 ・・・確か,阪神大震災の時,大阪かどこかの役人が「防災は,まず市民一人一人が自分で心がけることが肝要です」なんてことを話していたら,高名な評論家などからも大ブーイングを受けていたのを丁度テレビで見ていましたが,しかし,基本的な心構えとか,「何か生じてしまう時に」誰が自分や自分の家族を守るのかというと,某役人の発言は正しいものと思われます。そのことと,税金が(事前に)どのようにちゃんと使われるべきか,迅速な対応がいかになされるべきか・・・ということは,違う次元の話なのではありましょう。
 で,今一応,結果的にはどうなるかは別として,新しい小屋の素人設計図を描いたりしておりますが,海岸に近い小屋は,また温暖化論が正しければ,せまりくる水平線に押し飲まれて沈んでいくのでありましょうか。
 時間的スパンは違いますが,小屋の窓から,静かにせまりくる海岸線をジッと観察している姿を想像したりしますと,はるか昔に読んだシュートの「渚にて」を思い出したりしてしまう私ではありました。
21日(土)  昼から畑へまいります。
 エダマメは,残りの6株全てを引き抜いて収穫です。先週も,さっそく茹でて食べましたが,実は小さくも青々とした美味は「やはり」であります。抜いた跡を粗起こししておきます。
 なんやかんやといいながら,先週も小さな実を幾つも見せていたキュウリは,本日見ても,あまり大きくなっていませんし,少し生長したものも変な形となっています。そろそろ撤去の時期なのかなと思います。
 ネギは,順調に青い葉を伸ばし始めていました。
 オクラは,大小あわせて数個収穫できました。
 また,あいかわらず揃いは悪いながら,ニンジンも全体に発芽してきました。草を丁寧に取り去ります。
 ナスも順調で,10個ほど採れました。ただし,2つほど,お尻が茶色っぽく変色したものがあります・・・
 ミニトマトは,相変わらずですが,黄色のものがやっと実をつけてきました。しかし,食べごろのものは少なく,3つだけ採ります。
 畝と畝の間を中耕,空気を送り込む作業です。
 あとは,草抜き,水遣り等々・・・



アッという間に巨大化するオクラ
(8/8)

28日(土)  台風接近のため,黒い雲の広がる午後,先ず高山園芸店に走り,腐葉土,石灰,牛糞それに化成肥料を購入いたします。
 続いて,畑へと走りました。
 エダマメの跡地に,腐葉土,石灰,牛糞,化成肥料を入れて耕します。
 キュウリは,実が曲がっている上に,全体に白っぽく変色していましたので,もうお終いと判断し,撤去することといたします。支柱,ビニ紐,キュウリの茎等々,全て取り去って,その跡地を粗起こししておきます。
 ネギは,順調に育っている様子です。
 エゴマは,十数枚収穫できました。
 オクラは,株もかなり大きくなってきました。大小取り混ぜて数個収穫いたしました。キュウリの畝から撤去したシソをオクラの根元に敷いておきます。
 南北方向の畝に二条蒔きにしたニンジンですが,西側の筋の発芽がとても悪い状態となっています。芽の出ていない部分に,もう一度ニンジンの種を蒔き,水をたっぷりとやります。
 ナスは,数個収穫できましたが,どのナスもお尻が白っぽくなっていたり,全体的にも色艶が悪い感じです。大幅に剪定しておきます。そして,化成肥料を追肥いたしました。
 ミニトマトは,相変わらず実つきが悪く,黄色のもの数個だけ収穫できました。

8月末の畑の様子




八ツ頭


ネギ ニンジン ミニトマト
(なし)





(なし)






オクラ


エゴマ

ナス

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