菜園日記2004年1月

4日(日)  昼から畑に行きます。
 畑の野菜は,寒さのためか,ほとんどが元気のないように見られますが,ニンニクだけは,スクッと太く元気です。ニンニクは,やはり強い野菜なのかなぁと思ってしまいます。
 ニンニクの隣にあるブロッコリーは,脇芽の多くが小さいままで赤茶けてしまっていましたが,青々とした芽も少しあり,2つほど収穫できました。他の脇芽,葉などを少々取り去ります。
 芽キャベツは,結球もかなり上部のものを残すだけとなっています。あと幾つ採れるのでしょう。本日は3つだけ収穫いたします。
 ソラマメも比較的青々と育っています。
 一方,ネギは,寒くなってから急に元気がなくなりました。枯れたような葉も多く,そんな葉を撤去いたします。
 正月菜は相変わらず若葉のままです。
 赤タマネギも,相変わらずの様子でありました・・・
11日(日)  例によって,午後からの畑です。
 芽キャベツを5つほど収穫できました。なかなかイイ形の芽キャベツと思えます。ただ,株は全体的に疲れた様子です。まぁ長期間に渡って少しずつの収穫ですから,当然のことなのでしょう・・・
 タマネギも1つ採ります。残りはあと1つとなりました。
 ソラマメは見た目は順調です。
 ネギも,久しぶりに4束ほど収穫しました。ただ,黄色に変色した葉を何回も取り去ったりしていますので,量はそんなに多くありません。ネギを収穫する時には,今までもずっと,葉の一番下部をハサミで切り,そこから新しい葉が伸びてくるのを期待していたのですが,新しい葉は,期待したほど元気には生長してきません。
 遅ればせながら,正月菜は小さいままではありますけど,本葉が生えてきました。色も青々としています。



サッと塩茹でがおいしい芽キャベツ
(1/18)
18日(日)  昼前に畑に到着しました。
 もうお終いと思っていたブロッコリーには,青い脇芽が少し見えます。
 芽キャベツは5つほど収穫。この上の写真です。
 なよなよと育つソラマメは,脇の茎が伸びて倒れこんでいたため,それぞれ支柱を1本ずつ増やし,周りを取り囲むようにビニ紐を張って,茎が立つようにしました。
 今までネギを収穫する時には,葉の地面近くをハサミで切り,そこから新しく葉の伸びるのを期待する方法でやっていましたが,2回目の葉はあまり元気のない色,姿をしていました。しかし,本日見ると,それらの葉も少し元気な色となっているようです。日照時間とか気温が関係しているのかもしれません。
 正月菜は,本葉も出て,少しずつ生長してきました。幾らか間引きをいたしました。ただ,全体的にはとてもスローな生長スピードです。
 かなり遅く寒い時期に植えつけることとなった赤タマネギは,相変わらず元気がありません。ただ,以前は弱々しく横倒しになっていた芽が立ってきたようです。これも日照時間等のせいでしょうか・・・と勝手に想像しています。  
 今の職場にはバスで通勤していますが,例によって,京都,関西の人間はバス停で並ぼうとはせず,東京・京都を往復して生活してきた私にとっては,けっこう腹立たしい光景が継続されています。
 私はバスの到着時間のかなり前に停留所に来ていますので,初めのうちは乗り口の前に並んで待っておりましたが,次から次へと横から斜めから入り込まれてしまい,最近では腹を立てるのも止め,一番最後に乗り込むことにしています。
 この光景については,昔から色々な人が色々と言っていますけど,バスや電車,車についても同じ現象のようです。
 ある人は,京都のバス停は,一つの所に複数の路線が停まるので,並んでいても意味がないといいます。
 東京にも複数路線が一つのバス停を共有しているところがありますが,そういうところでも私の記憶では,人々は一列に並んでおりました。で,どーするかというと,ある路線が来たときには,その一列の中から,そのバスに乗る人が・・・例えば列の2番目の人,5番目,7番目の人が整然と順番に列を抜けて,バスに乗り込み,次のバスの路線を待つ人は,抜けた人の間を詰めて,また整然とした一列を形作ります。
 また,ある人は,「京都の人間は,皆「身内」意識が強いから,わざわざ列を作って並んだりしない」と言います。これは,いろいろな意味で「京都」の現在をも現す指摘だと思っています。誇るべき伝統的共同体意識(?)が,結果的に美しき予定調和をもたらしているということなのでしょうか?・・・ところが,現実は,京都も150万人近くの人口を抱える近代都市なのですから,横から斜めから割り込む人は,おじいさんもおばあさんも無視して,自分の定位置に座ることしか考えておりません。
 東京は,その都市規模が異常に大きいために,並ばなくてはどーしようもないのであるのかもしれません。 車で溢れる道路で,2車線が1車線になるような時,私の記憶では,東京の運転手は実に見事に,シュミレーション画面を見るかのごとく,左から1台,右から1台と,順番に入っていきます。そーしないと,莫大な車の量ですから,にっちもさっちもいかない局面となってしまうことを分かっているのかもしれません。
 ただ,これも一定量を突破するとマヒしてしまうようです。
 東京で,友人の車に乗ってゴルフに行った帰りのことです。東京郊外にある高速のインターチェンジに10ケ所ほどの料金口があり,そこから出た車は,都心へと向かう道路に入っていくわけですが,その道路は2車線ほどしかありません。まさに形状的にもボトルネックそのものでして,10ヶ所即ち10車線から次々と出てくる大量の車が2車線に向けて殺到する様は,キレイな右・左の順番など描いておられず,正にぶつかりそうな車間距離で,我先にジリジリと進みたがります。何百台の車が,幅数十メーターの所から幅数メーターの所に迫る様子は,自分で運転していなくても,とても疲れてしまう状況ではあります。
 東京の地下鉄なんかは,こーいう「列」現象の最たるものでしょうけど,ラッシュ時には2分も経たずに次々と到着する列車に,次々と新たな,電車を満員に埋めるだけの人の列が形成されていきます。東京の人間が「優しき身内意識」の持ち主であったところで,整然とした列を形作らない限り,2分間隔の処理は不可能なことなのでしょう。
 しかし,たまに朝のラッシュ時にも,「俺はそんな列には関係ねぇよ」と,列と列の間に座り込んで自己主張している高校生のお兄さんもおられます。
 彼は,どこかの地方都市では,「まぁまぁ,どこどこの兄ちゃんは仕方ないわねぇ」なんて暖かく見守られるのでありましょうか?
 暖かく,笑って,見守りたく存じます。



最後に残ったホームタマネギ
(1/18)
25日(日)  昼食を取ってから畑に行きます。
 畑の横に車を停めた時から,おかしく見えたのですが,ソラマメが急に元気がなくなったようすで,上部の葉が萎えています。一番伸びている茎には花まで付いていました。立ち枯れでしょうか?昨年の夏に急に立ち枯れてしまったシシトウを思い出させるような状態です。さしあたり,萎えた葉などを全部取り去って,様子を見ることにいたします。
 ネギも,枯れるように黄色く変色した葉が多くなってきました。
 一方の正月菜は,少しずつではありますが,青々と生長しています。
 畑から一旦帰ってから,夕方に四条河原町を下がったところのタキイ種苗の店を見に行きました。ジャガイモの種芋を売っています。今年はジャガイモにチャレンジしてみようと思います。

1月末の畑の様子



芽キャベツ

ソラマメ ネ  ギ 赤タマネギ


ブロッコリー

タマネギ





ニンニク





( な し ) 正月菜

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