103.OB会発足上の手違い
「よもやま話」も100回を越えたので、気楽に不定期に書くことにする。
OB会が発足することになった。
私にも発起人にという要請があり、誰かが作った当初会則案の審議に加わった。
当初案では、OB会は「親睦と会社への協力」が唄われ、入会資格は「在籍15年以上の正社員」とされていた。
私は根本的に違う意見を持っていたので、発起人になることは最後まで保留してきた。しかし何の間違いか、いつの間にか発起人に名を連ねさせられていた。
別にたいしたことでもないので、誰に文句を言うこともしないが、あまりにもセンスのない、思慮のない考えにあきれて、元の会社の要職にある方に愚痴メールを出した。それが下記のメールである。
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ご無沙汰しております。
(中略)
2月にはOB会設立総会の案内を頂き、本日は発起人は当日早く出てきて役割分担してほしいとの連絡(Aさん名の発信文書)をいただきました。
B○○(○○は職位名)に申し上げることではないのですが、いったいどうなってるんだろうと思えます。
OB会当初の会則案では、在籍15年以上の正社員で、OB会役員会が承認した人が入会を認められるという内容であったため、私はそんな「入れてやる」と言わんがばかりの敷居の高いものではいけないと発起人になることを保留し、会合に望みました。事実いろいろ問題指摘があり、再考するということになりました。
私はCさんと後日意見交換し、私の意見を述べました。
ポイントは、
というものでした。
- OB会目的は親睦と平和堂応援だ
- 平和堂応援のためにはパートさんも入れる敷居の低い組織にすべき。
- 在籍期間15年というのでは事実上パートさんの排除だ。
- 平和堂を応援するとしたらなおさらパートさんのOBを入れなければならない。パートの店長もいる時代ではないか。
- 入会になぜ「役員会の承認」が要るという様な言い方をするのか?
- 小売業社員のOBは重要顧客でもあることを忘れてはいけない。
C氏も私とほぼ同じ意見でしたが、彼の立場上押し通せなかったのでしょう。結局元の案はあまり大きくは変わらなかったようですね。
したがって私は入会意志は表明したものの、発起人になることに最後まで同意しませんでした。
にもかかわらず設立総会の案内文書、今回の役割分担要請文書とも私は発起人の一人になっています。
こんなことたいしたことではないので、どうでもいいのですが、OB会について本当にものの分かる人が居ないんですかね〜?
ある現職パートさんが言っていました。
「へ〜、私はこの会社が好きでがんばっているけど、OB会入会資格15年はむりですね〜。なぜ15年も長い期間が必要なんですか?」
私は返事が出来ませんでした。
OB会は「入ってください」と頼む応援団組織なのに、「入れてやる」組織になっていますね。これでは応援団組織にはならないでしょうに。
こんな感想です。
外野からの意見でした(笑)
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OB会は、会社の下請け機関であってはならないし、かといって大学の将棋クラブOB会のようなものにしてしまうのもちょっと違う。
OB会はコミュニテイーであり、自主性のあるフラットで敷居の低い組織にしてこそ会社の応援団に仕立てることが出来るのに・・・。
また会社のOBとして元いた会社を応援してもらおうというOB会なら、在職期間の制限などはまったく不要であることがなぜ分からないのかなと思うのだが。