30.野村総研(NRI)の「コーポレート・ゲノム」

企業が真の「顧客中心主義」に立脚していくためには、企業の組織や社員のバイタリテイーなどの活性化が欠かせない。
それではそれを定量的に測定する方法はないのかと思っていたところ、それに近いものがあった。NRI(野村総研)の実施している「コーポレート・ゲノム」というのがそれで、かって下記のインターネット上に紹介されていた。 これは、企業のバイタリテイーを「戦略活性度」と「組織活性度」に分けて、多くの設問チェックを行い、企業をどのタイプに当てはまるか簡易診断をしようというものである。診断結果は、下記の図のどこかにポジショニングされる。
自分の属する企業について自己採点をしてみようと、チェックしかけて・・・こんな設問はイエスかノーで二者択一回答なら多くの企業でほとんど惨憺たる結果になるのではないか? ただ、こういう整理の仕方と設問内容はおおむね納得がいく。
  • なお、これについては元になる単行本が出版されている。
  • 「コーポレートゲノム」  野村総合研究所著 2002年7月17日発刊
  • 本体価格 1300円
  • http://www.nri.co.jp/opinion/book/book60.html. 参照