「シャドウマスク/インライン表面孔検査装置」:連続的に生産されているシャドウマスクに対して、その表面に発生するかもしれない様々な形態の欠陥を、インラインで検査するための装置です。シャドウマスクを特殊な方式で照明し、複数のラインセンサカメラで撮影し、高画質のマスク画像を取得する。取得された画像情報を、多数のコンピュータによって、特別な画像処理を実行し、インラインでの検査を実行しています。
「シャドウマスク/インライン貫通孔検査装置」:シャドウマスクを生産するラインのなかで、連続生産されるマスクを、高画質に画像計測を行い、この画像を複数の画像処理装置によって高速処理することによって、孔のサイズの僅かな異常の有無を検査し、不良部分に自動マーキングする装置です。1枚のシャドウマスクにあけられている100万個とも言われる微小孔の異常を、全マスク、全孔に対して検査しています。
検査部
カメラ部
制御部
「シャドウマスク/オフライン検査装置」:ブラウン管の表示画質を左右する重要な部品であるシャドウマスク(100万個以上の孔のあいた薄い鉄板)を生産する工場で、生産されたマスクを1枚ずつ自動搬送し、高画質の画像計測を行い、孔のサイズの僅かな異常の有無を検査し、良品/不良品/灰色品に分別する装置です。
「微細形状測定装置」:ブラウン管の画質を左右する重要な部品であるシャドウマスクにあけられている100万個以上の孔の中から、予め選定された孔について、画像計測によって、孔に関する各部の寸法を自動測定する装置です。顕微鏡、CCDカメラ、多軸テーブル、画像処理装置から構成されています。

A社向け
B社向け
「液晶パネル検査用画像処理アルゴリズムの開発」:科学技術振興事業団の補助金による研究開発。液晶表示モジュールの生産における各種欠陥(点欠陥、線欠陥、すじ、ムラなど)を検出するアルゴリズムを開発しました。このアルゴリズムを搭載した画像処理装置を、液晶モジュールを搬送し、画像計測する機構とドッキングして、モジュールの欠陥検出性能を向上しました。
「シート傷検査装置」:ライン上を流れるシートを、シートの上下から、合計4台のラインセンサカメラで撮影し、シートの汚れ等の欠陥を検出する装置です。撮影した画像を5台のコンピュータで処理し、シートの両面について、様々な傷の有無を検査し、良品と不良品に分別しています。シート幅は約1.5m、搬送速度は48m/分と高速。

カメラ部

制御盤