ウクレレ製作記 Part;2
ラベルを貼りました。
いつものマークのミニチュア版デザインです。
和紙を濡らして指でちぎり、外周の質感を出しました。
はい、文字以外妻が作りました。
木以外は妻の担当です(勝手に決めてます。)
ばばっと飛んでロゼッタ周りの加工が終わりました。
ちょいと変わったデザインですが少しずつ見慣れてきました(笑
左側の茶色の部分はハワイアンコア、パーフリングがはみ出た先は
スポルテッドメープルとアバロン貝です。
バンドソーで切り出し、その後ドラムサンダー(ボール盤)で成型しました。
写真では良く分かりませんが、ギターと並べると『ちっちぇ〜』です。
3号機同様バインディングはなしの予定です。
裏板側のバインディングを施工しました。
ローズウッドです。
ココボロにしようかとも思いましたが、こちらの方が落ち着いた感じだったので決定しました。
ここいらの作業はギターの方が大きくてやり易いですね。
ウクレレ、小さいからってなめてました。
正直ウクレレの方が細かい・・・
箱になりました。
コアのフィギャードが綺麗に浮かび出ています。
ん〜、誰にも渡したくない!
そうはいきません・・・
3月の納品日までカウントダウン・・・・
裏側のカーフライニングの接着です。
裏側は楽ですね。
あっという間です。
側板の接着です。
エンドブロックもお尻のアールと合うように綺麗に成型しました。
表甲板との接合もギターと同じライニングの粒を一粒づつ地道に接着していきます。
ブレイスの加工も終わり、ネックと表甲板を接着しています。
まったくもってギターと作り方が一緒ですね・・・芸がない。
表甲板のブレイスを接着しています。
今回はXブレイシングを採用しました。
なぜなら、これしか知らないからです(笑
歯切れのよいもの、ではなくサスティーンのあるウクレレが作りたいのでこれで試してみようと。
箱に入りこむ部分もギター同様に手をかけて成型しました。
というか、これしか考えつきません。
近いうちボルトオンとかしょうかなぁ〜
ヘッド裏側も仕上げました。
ボリュート部分もギターと同様の形状に加工しました。
ここにキルトメープルのツキ板を貼るかどうか現在検討中です。
(加工する前に貼らなきゃ!)
ネックをラフカットしてからヘッドにエボニーのツキ板を貼りました。
ヘッドのデザインはギターの1、3号機と同じデザインです。
いつもの通り白鉛筆でフリーハンドで微調整しながら下書きします。
スプールクランプで裏板を接着しています。
時間との戦いなのですがギターと違い、小さいのでこれもあっという間で完了。
裏板のブレースの加工も終わり、内部をシェラックで塗装しました。
当然裏板のアールに合わせて接着面を擦り合わせ加工しました。
ツキ板が思っていた以上に綺麗で良し!