ブリッジの加工

ブリッジ付近にマスキングテープを貼り、ブリッジの取り付け位置の墨出しを行います。
まず指板両脇の延長線と中心線を描きます。
続いて本体ナット〜12フレットまでの距離と同様の距離を12fから当たり描きます。
実際には数ミリ+αした位置にサドルを設定しています。
またサドルはフレットと並行ではなく6弦で3mmほど距離を長く見ています。
ピッチの微調整はサドルで行います。
と、まあ描きが終わればマスキングの切りぬきです。
アートナイフでマスキングと塗膜まで切れ目を入れます。
切り終わればノミなどを使用して綺麗に塗膜をめくってしまいます。
※かなりドキドキの作業ですが、切れ目を入れる作業さえ乗り越えれば
あとは何とか綺麗にできます・・・多分。

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いつもこの頃になるとテンションが意味なく下がっちゃうんです。しかし無気力ではなく、次の製作に取り掛かってしまうんです。
このままではダメですね。気を持ち直してブリッジの製作を進めたいと思います。

ブリッジの接着作業です。
本体内部にブレースと同じ高さのスペーサーブロックを入れて
カムクランプで固定します。
中心部の固定は容易ですが、両脇の翼をしっかり固定することを注意してください。
いろいろなジグがありますがブリッジのクランプは別に要らないかも・・・
始めて原始的に作業しましたがよい感じです。

位置が決まれば迷うことなく穴あけです。
卓上ボール盤を使用すればだれでも真っすぐ穴を空ける事ができます。
この際下敷きの木材を当てておかないと、穴の反対側がバキバキになっちゃいます。
必ず裏あての木をご使用くださいませ。

まずは真黒エボニーのブリッジブランクにブリッジピンの位置を描きます。
ボディのブリッジ部分にマスキングテープを貼り、
ナット幅からジョイント部分(14フレット)の延長線を描きます。
ナットから12Fまでの距離を12Fからブリッジまでの距離としてサドルラインを描きます。
すると左の写真のように位置を割り出すことができます。
わざわざ上記のようにしなくとも計算すれば数字は簡単に割り出せます。
が、私は超アナログなのでこれがしっくりくるのです。

はい、ブリッジの接着が完了しました。
このあとはナットサドルの加工で完成です・・・
早く音が聴きたいなぁ〜

これはお手製のドラムサンダーです。
大した事のない物ではありますが、結構役に立つのです。
簡単に作れますので皆様も一度お試しください。
とにかく、これを使ってクビレなどを成形していきます。
この他、ドレメルを使用して3D的な正面のクビレを成形しました。
この辺の作業、完成の手前なのであまり写真を撮らずに
作業に没頭しておりました。
申し訳ありません。

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