塗装

まずはサンディングシーラーから塗装します。
希釈割合はサンディングシーラー:ラッカーシンナー=3:2を1回目、
そして2回目、3回目は1:1としました。
ウッドフィラーなるものがございますが今回は未使用。
なぜならサンディングシーラーはフィラーだから。
各吹きつけ毎に空研ぎ400番と水研ぎ600番にてサンディングし、
導管の詰まり具合を確認しておきます。

塗装の作業へと進みます。塗装の方法は多々ありますがギターにとって良い塗装とは?私が言えるのは振動を遮らないよう薄く仕上げること。
それ以外良く分かりませんが、塗装後明らかに刻々とタップトーンが変わってまいります。これ聞いちゃうと『薄くしなきゃ!』と思う訳です。
ともかく塗装本やDVDは見ずに手探りで進めてまいります!

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左側がクリアラッカーです。1:1より濃度濃いめで仕上げました。
計3回塗布したあと800/1000/1500/2000の耐水ペーパーでサンディング。
その後、右側写真にあるSTEWMACのコンパウンドセット(4段階)を使って
念入りに仕上げました。

作業が完了しました。
いかがでしょうか?
自分としては今後の課題ができました。
下地処理とフィラー処理についてもう少しアレンジした方がよさそうです。
楽器であると同時に工芸品でもあるとよく言われますので綺麗に仕上げないと・・・
わかっちゃいるけどなかなかうまくいきません。

それにしても満足する日は来るのでしょうかね?
来ないんでしょうね。
だから楽しいのでしょう。

ともかく塗装作業これにて終了。

お次はブリッジ駒の製作に参りますか!

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まずはなにより馬鹿丁寧にサンディングを行います。
指先で導管以外の不陸凹凸を探り、180〜400番で仕上げます。
この後、Anchuさんを見習って缶スプレーの『木部プライマー』を吹きつけました。
木肌の吸い込みを抑えるプライマー効果を期待したものですね。
続いてまたまた空研ぎ400番で軽くサンディングしておきます。

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この後エアーコンプレッサーでの塗装となりますので指板部分など
塗装の必要でないところをしっかりとマスキングしておきます。
わりと簡単なようで細やかな作業です。

いよいよ塗装の時がやってまいりました!
塗装ブースなどありませんので自宅駐車場で塗装します。
埃や湿度が気になりますが・・・どうしようもない訳です(苦笑;
写真はこの日のために知り合いの大工さんから頂いた、
長年倉庫に眠っていた骨董級のコンプレッサーです!!
『ものすごい音!』そして『極度に小さいタンク容量!』
Wスゴコンプレッサーなのです!!
しかしとても快調に動いてくれました。

3回目のサンディングシーラー吹きつけ後、必要ありませんがトコトン磨いてみました。
空研ぎ400番にて粗研ぎ、水研ぎ600,1000,1500,2000と進めます。
ここからは全く必要ありませんがコンパウンドを4段階軽くかけてみました。
しれが左の写真です。
うん、ええ感じや。
今までの苦労が報われたようなひと時。
写真ではあまり判りませんが、細かな導管後などがまだあります。
部分的に補修してトップコートへ進みます。