9/19
はな病院へ。瞳孔も開いていてかなり危険な状態と言われどうしようもない脱力感。はなは原因解明及び治療の為即治療室へ。午後八時前にパパと二人で病院へ。子宮蓄膿症と言う病気らしい。子宮と卵巣を取る手術をする他手はなさそう。午前診察へ来た時に「もし、病院で死ぬ様な事になるのなら家へ連れて帰りたい」と私が言ったので「連れて帰られますか?」と聞かれる。今晩を乗り切れるのかさえ危ういらしい。
費用18〜20万かかるらしい。
命にはかえられない。
9/20
朝一病院。今の状態では手術さえできない
らしい。手術をしても助かる可能性は難しい
けれど、今を乗り切っても手術をしない
限りは完治しないし命はないと言われる。
手術をお願いする。手術ができる状態に
なれば即手術と言う事。
pm3:00緊急手術。頑張れはーちゃん。
手術前に風と二人ではなに会った。可愛い。
7:30病院よりtel。手術は終わり術中
心拍が乱れる事はなかったが麻酔からの覚め
が悪いとの事。今晩系列病院の24時間看護の
ICUへ移るらしい。いつどうなるか
分からない状態なので面会に行ってあげて
下さい、顔を見てあげて下さいと言われる。
絶対に元気になって一緒に帰りたい・・・
神様 おねがいします。
9/21
午前中病院よりtel。散歩中に田んぼや
溝の水をのんでいないかどうか聞かれる。
早く面会に来てやってくれとも言われる。
私だってすぐにでも行きたい!でも
子供達の帰る時間に家は留守にできない。
pm7:00過ぎはなに会いに行く。
息は会いたがらず車に残す。タオルに
くるまれたはなを20分位抱く。
頑張っているはなの前で泣きたくないし
不安にさせたくない「元気になってね」
「おうちへ帰ろうね」「待ってるよ」と
伝える。水や風を見てsippoを少し振る。
見えていないのか頭を左右に巡らせて
子供達を探している様子。
依然危機迫る状態と言われる。
嫌だ!はなと別れたくない。
こんなにも頑張っているはなに「頑張れ」
と言う言葉は言えない・・・ただごめんっ
申し訳ない気持ちで一杯。色々考えると
頭が痛い!現実逃避してしまいたくなる。
はなに失礼だ、ごめんっ
神様お願い、はなの笑顔が又見たいです。
散歩中に田んぼや溝の水をのんでいないか
と電話で尋ねられた私は憤慨しました。
そんなもの故意に飲ませる奴が居る訳ないやんっと・・・でもこの時のはなは脳にも膿が回りその原因が何なのか確かめたかった為に出た言葉の様でした。おそらく目も見えていないとの事。面会に〜と言う言葉にも凄く腹が立ちましたが、後で冷静になって考えて見ると先生は本当に動物を大切に思う心の持ち主だからこそ出た言葉なんだと思います。きっと「何でこんなになるまで放っておいたんだ!」と怒鳴りつけたい心境だったのだと思います・・・
はなの闘病記