コラム

社員の化学日記 −第93話 「無題」−

私は,コーヒーをよく飲む方だと思いますが,きっかけは,大学4年の時に入った研究室だと思います。

研究室には,コーヒーメーカーが置いてあり,当番は,朝一でコーヒーを作ることになっていました。 それまでは,コーヒーはインスタントばかりだったので,レギュラーコーヒーを淹れたことがなく,使う豆の量がよくわからなくて困ったことを覚えています。 元々は,あまりコーヒーを飲みませんでしたが,コーヒーが常備されていることもあり,毎日飲むようになっていきました。

今は,時間に余裕があるときはレギュラーコーヒーを飲みますが,時間が無いときや,作るのが面倒な時はインスタントコーヒーを飲んでいます。

インスタントコーヒーには,形状が異なっているものがあることは知っていましたが,これは,製法が異なっているためだそうです。 フリーズドライ(凍結乾燥)方式は知っていましたが,この製法だと,コーヒー抽出液を-40℃程度で凍結した後粉砕し,真空で水分を昇華させるため,粒状になるそうです。 別の方法である,スプレードライ(噴霧乾燥)方式という,コーヒー抽出液を噴霧して瞬間的に蒸発乾燥する製法で作られたものは,粉状,顆粒状になるそうです。

この前,インスタントコーヒーは,いきなりお湯で溶かすのではなく,少量の水で溶かしてからお湯を注ぐとおいしくなると聞いたので,試してみました。 香りや味が良くなっている様な気がするのですが,あまり自信はありません。 皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。

【三津和次郎(ペンネーム)】

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