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HOME > 2005.07.16 |
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山歩日時 |
2005/07/16(日) |
天候 |
晴れ |
交通アクセス |
車:(R24)→五条→(R370)→下市→(R169)→上北山村天ヶ瀬→(R309)→行者還トンネル西口 |
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山域 |
大峰山脈 |
登山口 |
奈良県天川村 |
ルート |
行者還トンネル西口(8:15)→(9:20)奥駆道出合(9:30)→(9:50)弁天の森→(10:13)聖宝の宿跡→(11:30)弥山(12:30)→(12:52)八経ヶ岳→(13:08)明星ヶ岳手前分岐→(13:25)八経ヶ岳(13:50)→(14:10)弥山→(15:06)聖宝の宿→(15:35)弁天の森→(15:50)奥駆道出合→(17:00)行者還トンネル西口 |
総所要時間 |
8時間45分 |
歩行時間 |
7時間10分 |
休憩時間 |
1時間35分 |
ルート概要 |
登山口から大峰奥駆道出合いまではかなりの急登、出合から聖宝の宿跡までは緩やかな起伏の尾根道が続く歩きやすい道だが、聖宝の宿跡から再び急登になり途中から木の階段に変わる。長い階段歩きがいやになってくるころに鉄製のはしごが現れ発電機の音が聞こえてくると弥山小屋に着く。弥山小屋から少し下ってから木の階段を登り返すと八経ヶ岳山頂。山頂から奥駆道が明星ヶ岳、釈迦ヶ岳方面に伸びる。 |
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八経ヶ岳 1914.9m
近畿地方の最高峰で八剣山または仏経ヶ岳とも呼ばれる、トウヒやシラベの林に覆われ、シャクナゲやシロヤシオのほか天然記念物オオヤマレンゲが咲く花の山。山頂からは、大台ケ原、大普賢岳、行者還岳、釈迦ヶ岳、明星ヶ岳など大峰の山々が一望の下に展望できる。 |
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行者還トンネル
奈良県上北山村と天川村を結ぶ国道309線の最上部を貫通するトンネル。トンネルの入口の両側にシャッターが装備された他では見ない形式である。冬季は通行止めになる。西口側に駐車スペースと八経ヶ岳への登山口がある。 |
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(1) 行者還トンネル西口、登山者の車
(2) トンネル付近の空地に車を停める。
(3) 登山口。
(4) 登山口を入ってすぐのところ。
(5) 特徴のある木橋を渡る。
(6) 木橋を渡るとすぐに急登が始まる。 |
今回は、昨年新たにつけられた、高崎横手から明星ヶ岳へ通じるれんげ道を使って、弥山から狼平、高崎横手、明星ヶ岳、八経ヶ岳を回って弥山へ戻ってくる予定だった。前日には早く寝て完全な体調で行こうと思っていたが、夜になってTUTAYAに行ったりしていて、寝るのが夜中の2時前ごろになってしまった。4時ごろに一度眼を覚ましたが再び寝込んでしまい、なんとか5時半頃に起床する。急いで、おにぎりをつくりペットボトルに水を詰めて、6時過ぎに車で家を出る。
登山口の行者還トンネル西口へ通じるR309は、災害復旧工事のため天川村側が行者還トンネル手前で通行止めになっているので、R169上北山村天ケ瀬からR309へ入り行者還トンネルを目指す。天ヶ瀬からしばらく走ると道は二又に分かれる。行者還トンネルへは左の冬季通行止めの扉がつけられた道をとり、あとは九十九折れの一本道を上がっていく。途中、一部区間で道の狭いところもあるが概ねすれ違いも十分できる。周りの山々の景色を楽しみながらドライブし、真っ暗な行者還トンネルを抜けると登山口に到着する。トンネル脇の駐車場は既に満員だったので橋の向こうの空地に車を止める。気温は25度くらい天候もまずまずだが湿度が非常に高く不快。
準備をしているといると、天川村側からも災害箇所を歩いて越えてきた人が何人か登山口へ向かって通り過ぎていく。私も8時過ぎから登山を開始、登山口からすぐの特徴のある木橋を渡って急登に取り付く、寝不足がたっているのか背中のリュックが非常に重く感じる。いくらも登ってないのに、すぐに息が切れ、足も重く、体が思うように動かない。後ろから何人もに抜かれ、ふうふう言いながら、休み休み、何とか奥駆道出合まで登りつく。
ここで一度リュックを下ろし休憩を取るがもうくたくた状態。でもせっかく来たので、とりあえず弥山まで行って引き返すかと歩き出す。奥駆道のなだらかな道に入っても体の重たいのは回復せず、休み休み進むのでなかなか捗らない。こんなに体調が悪いのはこれまでに覚えがない。
奥駆道を弁天の森、聖宝の宿跡と過ぎ、再び長い急登に取り付く、すこしガレた道を登った後、つづら折れの道を進むと木の階段が出てくる。ここから長い木の階段を、途中何度も何度も休憩しながら何とか登りきり、鉄のはしごを上がってやっと弥山小屋前に到着する。
ここで大休止して昼食をとる。ミニラーメンとおにぎり、パン、食後にコーヒーを沸かして飲む。ここは風もあり影に入ると涼しく、今日はハエや虫も少ないので快適。1時間ほど休憩して、汗も乾き体も少し楽になったような気もする。ここで引き返すかどうか考えたが、天候もよいので八経ヶ岳まで行くことにする。でも、歩き出すとやっぱり体が重い、ユンケルを飲むもさっぱり効かない。重い体を引き摺り、弥山から奥駆道を少し下るとオオヤマレンゲを保護する動物避けのネットが張り巡らされている。ここから、動物避けネットの鉄扉を何度かくぐって登って行き、最後に木の階段を上がると八経ヶ岳山頂へ着く。
ここまでくるとまた欲が出て、八経ヶ岳頂上を通り過ぎ、奥駆道を明星ヶ岳方面へ下る、道は尾根上で明瞭だがここからは人に会わない。しばらく歩き動物避けのネット横を通り抜けると三叉路に出る。三叉路には、新しい案内標識が立てられている。動物避けのネットに沿って右に行くと高崎横手を経由して天川川合へ、左へ進むと明星ヶ岳から釈迦ヶ岳方面へ行ける。ここから少しで明星ヶ岳に着くが、もう体は限界、残念だけど、ここで引き返し来た道を八経ヶ岳を越して弥山へ戻る。
弥山でほんの少し休憩して下山開始。今日は下りになっても、くたくたで体が重くなかなか前に進まない。途中つづら折れの道で直角に曲がる箇所で、うかっと真っ直ぐのふみ跡を間違って進んでしまい、少し行ったところで、おかしいのに気付き引き返す(とほほ)。またもとの道に戻り、聖宝の宿跡、弁天の森を過ぎ、出合へ到着し休憩していると遠くで雷の音が聞こえてきたので、早々に休憩を切り上げ、登山口に向けて急登を下るが、足の踏ん張りがきかず、何度かしりもちをつきながら、ようやく登山口が見えてきてほっとする。橋の下の沢で顔を洗い、登山靴やストックを洗う。冷たくて気持ちがいい。前回来た時はほとんど水が流れてなかったのに、前日の雨のお陰で今日は水量が豊富だ。
車に乗込むと雨が降り出してきた。トンネル入口から霧が噴出していてトンネル内は何も見えないが、トンネルを抜けると霧はない。気温と湿度のせいでトンネル内で霧が発生しているようだ。
帰りに上北山村温泉まで足を延ばし温泉に入る。お客は私一人だけ貸切状態疲でゆったり湯に浸かるが、疲労が腰まで来ているようで体の疲れが回復しない。帰宅して早々に就寝するが、翌朝起きると右足の間接付近が腫れているようで、痛くてまともに歩けない。この日も山歩きに行く予定にしていたが中止する。
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(7) 急登が続く。 |
(8) 急登が続く |
。
(9) 奥駆道出合。右に行くと弥山から八経ヶ岳へ、左に行くと行者還岳から山上ヶ岳へ。 |
(10) ここからは歩きやすい尾根道を伝う。 |
(11) こんな道を。 |
(12) 弁天の森、休憩をしている人が。 |
(13) 文字が見えない道標。 |
(14) 聖宝の宿跡。 |
(15) 聖宝の宿跡に建つ聖宝理源大師の像。 |
(16) ここから再び急登。 |
(17) 木製の階段が出てくる。 |
(18) 弥山小屋の前にある弥山の標柱。 |
(19) 弥山小屋。 |
(20) たくさんの人が休憩している。 |
(21) 八経ヶ岳への分岐。 |
(22) 八経ヶ岳への道。 |
(23) 八経ヶ岳が見える。 |
(24) 八経ヶ岳山頂。 |
(25) 弥山小屋が小さく見える。 |
(26) ガスがかかって。 |
(27) 奥駆道をさらに進む。 |
(28) 歩きやすい尾根道をなだらかに下る。 |
(29) 道標。 |
(30) 道標。 |
(31) 川合方面を示す道標。 |
(32) 明星ヶ岳手前の分岐に立つ新しい案内板、後ろには鹿よけのネットが張り巡らされている。ネットに沿って下ると川合方面、真っ直ぐ進むと釈迦ヶ岳から前鬼へ。 |
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