八経ヶ岳
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山歩日時 2005/07/09(日) 天候 雨時々曇り
交通アクセス 車:(R24)→五条→(R370)→下市→(R309)→天川川合→(県道21号)→洞川→(洞川高原線)→五番関トンネル 

山域 大峰山脈 登山口 奈良県天川村
ルート 五番関トンネル(10:30)→(10:48)五番関→(11:40)大天井ヶ岳→(12:25)五番関→(12:40)五番関トンネル
総所要時間 2時間10分 歩行時間 2時間10分 休憩時間 なし
ルート概要 五番関トンネル脇にある広場の奥に登山口がある。急登を15分ほど登ると女人結界門の立つ五番関に着く。五番関から奥駆古道を緩やかに登ると1時間ほどで大天井ヶ岳に到着する。


大天井が岳 1438m
五番関から吉野に向かって奥駈古道をたどると大天井ヶ岳に至る。頂上は木に囲まれた小さな広場になっていて見晴らしはあまりよくない。

五番関
林道洞川高原線五番関トンネルの登山口から15分ほど登った大峰奥駆道上にあり、尾根が切り開かれた小さな広場に大きな錫杖と女人結界門が立つ。ここから山上ヶ岳一帯は今も女人禁制が守られている。


(1) 五番関トンネル横の東屋、この奥に登山口がある。


(2) 登山口の道標、五番関と山上ヶ岳を指す。


(3) 五番関、右手には女人結界門が立つ。門の向こうに山上ヶ岳へ向かう奥駆道と古道がある。


(4) 五番関、左を見ると二又の分岐になっていて道標が立つ。左の古道を大天井ヶ岳方面に進む。
 朝、子供を近くの駅まで送って、8時過ぎごろから洞川へ向かう。途中でスーパーに寄り昼食のおにぎりを買う。雨がパラパラしているが、洞川まで順調に車を走らせる。

 ゴロゴロ水に寄ってペットボトルに水を補給、ゲマタ橋を左折し林道洞川高原線を走る。道路は対向できる場所も多く走り易い。5分ほどで五番関トンネルに到着する。五番関トンネル手前は道幅が広くなっており路側に何台か駐車できる。道路脇には東屋のある休憩所が設置されている。休憩所の奥が登山口で、山上ヶ岳の道標と別に五番関の大きな道標が立っている。

 雨が先ほどより強くなってきたので、どうしようかと迷ったが、とりあえず五番関まで登ることにし、カッパを着込んで歩きだす。登山口を入ると杉林の中、木にさえぎられて雨にはほとんどぬれない。岩のゴロゴロしたガレ場の急登を過ぎ、九十九折の歩きやすい道に変わると、すぐに五番関の広場に到着、右に女人結界門があり、山上ヶ岳に続く。左へは大天井ヶ岳を経由する奥駆古道と山腹を捲く奥駆道が二又に分かれている。

 雨は小康状態になってきたので、思い切って大天井ヶ岳まで行くことにする。古道の入口の木には行方不明者捜索のポスターが貼られていて、少し不安がよぎるが、左の奥駆古道をとり、途中小さな起伏を上下する部分や根っこが複雑に露出したやせ尾根があるが、概ねよく踏まれた道を登っていくと、大天井が岳まで30分の道標が出てくる。更に進むと吉野の道標あり道が二又に分かれる。右へとると奥駆道へ下っていく。

 ここは左へとり僅かに進むと小さな明るい広場に出る。ここが大天井が岳の頂上。金剛山方面が僅かに展望できる。頂上の写真を撮っていると雨が降り出してきたので早々に往路を引き返す。ここまで他の登山者に一人も会わず。

 五番関まで戻ってくると、登山口からグループが上がってくるのに出会う。少し言葉を交わす。山上ヶ岳へ登るようだ。

 五番関からは、雨でぬれたガレ場のところを注意して下る。大雨にもならず無事に登山口まで戻り、休憩所の東屋の下でお湯を沸かしラーメンとおにぎりの昼食をとったあと、コーヒーを淹れて暫し一服。適度に雨風があって大変気持ちがよい。時折林道を車が通り過ぎていく。

 雨がだんだんひどく本降りになってきたので片付けて帰路につく。
今日はカッパを着て歩いたので下着は汗でぼとぼとになってしまった。透湿素材のカッパだけど全然効果がない、ゴアでないとだめなのか?。

(5) 大天井ヶ岳まで30分の道標。

(6) 大天井ヶ岳への分岐に立つ道標。

(7) 大天井ヶ岳へは左に行く。右へ行くと奥駆道へ合流する。

(8) 大天井ヶ岳頂上。

(9) 大天井ヶ岳頂上。