練習室
☆今日の運勢☆ 〜なぜか右の三角を押すと止まります〜    ももいろ:大大吉  はいいろ:大吉  みどり:中吉      みずいろ:吉  むらさき:凶  あお:大凶
   フランス組曲 第2番 BWV813 より 「クーラント」
作曲者:J.S.Bach(1685-1750)
 
2005.4
 
 この曲がバッハを挫折させられたという例の曲です。(何のことかは BWV899 Preludio のページに詳しく書いてありますので、読んでみて下さい。)
 
 バッハの時代〔バロック時代〕を考慮してチェンバロの音で弾いてみました♪  バッハの弾き方として常々注意されてきたことを忠実に守ってがんばってみましたが・・・ この曲って、けっこう難しいんじゃないかな?と思います。もしかしたら、ソナチネアルバムの曲より(私には)数段難しいかもしれません。
 休めるとこが一箇所もないんです。常に音が動いていて、しかも臨時記号(♯や♭)が82箇所もあるんです。弾いていて頭がこんがらがってきました。音に関しては、最後から2小節目の1拍目の右手の「ミ」以外は正確に取れています。(本当は「レ」で、かすかにレの音もしますが、ミスタッチの「ミ」の方が勝っちゃったみたい・・・。)
 
 (間違えた1音以外は)楽譜通りに弾いてこんな曲なんです。聞けば聞くほどめちゃくちゃな曲です。これは変化に変化を重ね休む間もなくがんばって、最後はバタン!と倒れこむようにして終わる曲だな・・・と思いました。過労死気味の曲です。ろくに練習をしていなかった小さい頃の私は多分途中で力尽きていたんだろうなぁ・・・と思います。
 
 今でこそ(ちょっと大人になったから)一日に何時間でも弾いてられますが、小さい頃は一日10分も練習したら飽きていました。残りの練習時間は好きな曲を適当に弾いてごまかしました。しかも、それは練習をした日のことで、大抵はピアノなんか弾かずに一日が終わっていました。一週間、一度もピアノに触れずに先生の家に行ったこともありました。それも一度や二度じゃなかったと思います。それくらい練習が嫌いだったから、弾けない曲は弾けないまま・・・先生の前でうまく弾けるか弾けないかは、運でした。まさに神頼み!!!みたいな。だめっこい生徒でした。。。
 
 でも、おかげで譜読みと初見だけは他に比べてかなりできるんです☆ 調性があまり変化しない楽譜なら、見ただけで頭の中で曲になるし、そんなに難しくなかったらその場で(ゆっくりなら)弾けると思います。あまり練習してなかったから、毎週のピアノのレッスンがそのまま初見の練習になっていたみたいでした☆
 ただ、この曲みたいに臨時記号がたくさんある曲だと、パッと見ただけでは曲が掴みにくいし、その場で弾くなんてとてもできなかったと思います。次の音の予測が立たないから、勘も利きません。今の私だって、こんな楽譜を出されたらいきなりは弾けません。
 
 こういう曲は何度も練習をして弾きながらよく聞いて、ある程度は曲を覚えるなどしないとスラスラとは弾けるようにならないと思います。今回はこれを20回くらい弾きました。だけど難しすぎてとても覚えられなかったので楽譜はやはり放せませんでした。
 
 最近調べて分かったことですが、私が弾いたこれは原曲の全てではないみたいです。私の持っている楽譜はこども用に編曲してあるものなのでしょう。今度また、信頼できそうな楽譜を見つけたら練習してみようと思います。その前に、このレベルでもっとスラスラ速く弾けるようにならないと・・・
 
BWV813.mid
さんかくをクリックするときけます♪

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電子ピアノ(クラビノーバ)で弾いています。
フロッピーに録音したのを編集もできずにそのまま載せています。
間違いだらけですが、曲よりも文字がメインだと思って読んで下さい。
 
・・・って、それじゃ本末転倒ですね。。。