Eメンリッヒェンからクライネシャイデック
(Mannlichen to Kleine Scheidegg)

朝から雨が降ったり止んだりのパットしない天気。宿から見上げるとアイガーもヴェッターホルンも雲の中だし、メンリッヒェンへのゴンドラも途中からガスの中に入っていく。

景色は期待できないのを承知でユングフラウ地域で最もポピュラーで人気のあるメンリッヒェンからクライネシャイデックのコースを歩いてみることにした。

 歩いた日; 2005年7月8日 
 コース;Stn Mannlichen-(25min)Mannlichen Peak-(20min)Stn Mannlichen-(1h10min)Kleine Scheidegg
合計1h55min標高差 登り119m下り282m 最高点2343m)

グリンデルワルトのキャンプ場の近くからリュチーネ(Lutchine)川に沿って歩きグルント(Gurund)駅に着く。ここから4人乗りゴンドラで30分。メンリッヒェンの駅に着いたら猛烈な吹雪。昼時刻でもあり駅のレストランに逃げ込み昼食。食べている時に今度は突然ユングフラウが見え出す。これは快晴が期待できると喜んで外に出たが、見えたのはこの瞬間だけで、直ぐガスが広がってしった。
メンリッヒェンから
チラリと見えたユングフラウ

せっかく来たのだからメンリッヒェンのピークへ登って見ようとクライネシャイデック方向とは反対の道をとる。広い道をゆっくり登るとなだらかな頂上に着く。ヴェンゲン(Wengen)側は切り立った崖。天気が良ければ360度の大パノラマが見られることは間違いと思う。

約1時間近くガスが切れるのを待ったが、北側が少し見えただけ、逆に天気は悪くなり雨が降り出す。
メンリッヒェンのピーク。
右うしろはブスアルプ(Bussalp)方向

メンリッヒェンの駅に戻りクライネシャイデックに向け歩き出す。広いなだらかな道で全く心配の無い道が続く。雨が降り山も町も見えず白い雲の中を歩く。しかし、雨の中の花は色鮮やかに迎えてくれる。
晴れれば大勢の人が歩くこの道も、今日は静かなハイキングコースに変身。

乗客が殆どいない登山電車に乗りクライネシャイデックからグリンデルワルトに戻った。
メンリッヒェンから
クライネシャイデックへの道



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