針ノ木雪渓	針ノ木岳	鹿島槍ヶ岳

日本百名山　針ノ木岳・鹿島槍ヶ岳�A　(２８２１m・南峰２８８９m)　’14．8．1（金）〜8．5（火）　ｂｙ　matsuoka　　　戻る

（1日）岩出（0km）5：45　〜　和歌山北ＩＣ（10km）6：00　〜　阪和道　〜　阪南ＩＣ（23.2km）6：15　〜　R26　〜　貝塚ＩＣ（43.6km）7：00　〜　阪和道　〜
吹田JCT（104.3km）7：40　〜　名神　〜　瀬田東JCT（152.6km）8：15　〜　8：50多賀ＳＡ（202.1km）9：10　〜　米原ＪＣＴ（214.2km）9：20　〜
小牧ＪＣＴ（279.5km）10：05　〜　10：30屏風山ＰＡ（313.2km）10：40　〜　12：05駒ヶ岳ＳＡ（400km/食事）12：50　〜　岡谷ＪＣＴ（441.6km）13：15　〜
安曇野ＩＣ（475.1km）13：40　〜　14：00信濃大町（ｺﾝﾋﾞﾆ）14：20　〜　扇沢駐車場（517.7km）14：45
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（2日）扇沢駐車場4：35　〜　扇沢登山口（1433m）4：45　〜　5：40大沢小屋（1680m）5：50　〜　針ノ木雪渓　〜　9：25針ノ木小屋（2540m）9：45　〜
10：55針ノ木岳（2821m/食事）11：20　〜　12：26スバリ岳（2752m）12：36　〜　14：35赤沢岳（2678m）14：45　〜　16：00鳴沢岳（2641m）16：05　〜
16：40新越山荘（2462m/3日）4：15　〜　5：03岩小屋沢岳（2630m）5：13　〜　6：40種池山荘（2455m）7：00　〜　7：40爺ヶ岳南峰（2670m）7：45　〜
8：50冷乗越9：00　〜　9：10冷池山荘（2420m/4日）4：10　〜　5：10布引山（2683m）5：15　〜　5：55鹿島槍南峰（2889m）6：15　〜
布引山（2683m）6：43　〜　7：25冷池山荘（2420m/食事）8：30　〜　10：30種池山荘（2455m/食事）11：00　〜　柏原新道　〜
14：00扇沢下山口（1340m）14：10　〜　扇沢駐車場14：20
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扇沢駐車場14：40 〜 15：00大町温泉"上原の湯"（入浴+仮眠）17：35 〜 安曇野ＩＣ18：15 〜 岡谷ＪＣＴ18：45 〜 19：28駒ヶ岳ＳＡ（食事）20：16 〜
21：24屏風山ＰＡ21：30 〜 小牧ＪＣＴ 〜 22：55伊吹ＰＡ23：00 〜 米原ＪＣＴ 〜 23：45草津ＰＡ23：55 〜 瀬田東JCT23：57 〜 （5日）久御山ＪＣＴ 〜
門真ＪＣＴ0：25　〜　0：55岸和田ＳＡ1：00　〜　貝塚ＩＣ1：05　〜　泉佐野　〜　阪南ＩＣ1：45　〜　和歌山北IC2：00　〜　岩出2：15

・針ノ木岳〜鹿島槍縦走路は本当に素晴らしい展望コースです。　正面に残雪の立山、剣岳、そして針ノ木岳、鹿島槍ヶ岳のダイナミックな展望。
　各山頂からも360度の素晴らしい展望を心ゆくまで十分に見せてくれました。
・シーズン中の山小屋は少人数でも極力予約した方が良いです。　今回、針ノ木岳は予約客が多く宿泊できませんでした。
　携帯電話はほとんど圏外のようですが、針ノ木小屋でドコモは受信可能のようです。　大沢小屋に貸出し軽アイゼンがありました（500円/返却は針ノ木小屋へ）

☆１日目（8月-1日（金））マイカーでの移動のみ☆
・中央道を走り、安曇野ＩＣを降りて北アルプスパノラマロードを北へ走り信濃大町へ。　最初のコンビニで食料を調達。　標識を見て扇沢方面へ。
・扇沢直近の橋を過ぎ右の空き地は無料駐車場。　４０台ほどで満車でした。　300mほど進むと１００台程の無料駐車場があり、スペースを探し何とか駐車出来ました。
　テント場もなく、早目に夕食を済ませ車の後方スペースで就寝（テント禁止？　夜間、進入車のライトが気になりました）
・扇沢ターミナル前にきれいな無料トイレがあります。　300台ほどの有料駐車場（１日　1000円と36時間1000円表示がありました）

☆☆2日目（8月-2日（土））☆☆
・3時起床。　軽く食事を済ませ扇沢ターミナル前へ移動後コース確認を行いました。
・4時45分　晴れ、気温12℃。　ターミナル左側、扇沢登山口を出発。　直ぐに車道と交わり、４回ほど車道を横切り登山道を進むと約１時間ほどで大沢小屋です。
　小屋前で針ノ木小屋の予約は満杯で受付終了の表示がありました。　9時30分までに針ノ木小屋に到着出来れば、次の新越山までの変更も可能と予測し先へ進みました。
・針ノ木雪渓に入り、アイゼンを装着し雪渓の中央部を慎重に進みます。　後方を振り返ると爺ヶ岳がきれいに見えてきました。
　団体の登山者が登って来ます。　傾斜がきつくなり歩幅を小さくして進み、1時間30分ほどで通過。　ジグザグに切られた急坂を登ると針ノ木小屋到着です。
　小屋で宿泊確認しましたが、やはり空きは無いとの事。　次の新越山荘は空きありとの事で、予約を依頼し先へ進みました。
・蓮華岳へのコースはカットして針ノ木岳へ。　急登もあり扇沢登山口から約1400m登っての針ノ木岳頂上からは展望も素晴らしく、槍ヶ岳・穂高連峰・立山・剣岳、そして
　これから歩く岩場の縦走コースが見渡せます。　なだらかな稜線歩きを期待するも、岩場のアップダウンがキツイようです。
・ガレた岩場を進み150m〜200mのアップダウンはスバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳と続きます。　長時間歩行で疲れが出ている頃に滑落や落石危険個所の通過があり、気を緩め
　ないようにお互いに注意しあいました　（雨、ガスの発生時は危険が増す為、更に注意が必要です）
・新越山荘に到着し、まず翌日の冷池山荘の予約を連絡しました。　新越山荘の部屋は満室で『布団部屋でも良いですか？』との事。　隅に布団が積み上がっている状態の部屋で
　4名利用でした。　楽しみな食事時間は長時間良く耐えて歩けた事にビールで乾杯です。　山小屋での味は格別です（ごはんおかわり自由でした）
・テレビで明日の天気予報を確認（午後曇り）　飲料水（500ml 2本分無料）と、必要分（500ml 各自1本、ラーメン用1ﾘｯﾄﾙを別途購入）
　乾燥室よりザック、帽子、タオル等を20時の消灯前に回収し、ゆっくりと休みました。

☆☆☆3日目（8月-3日（日））☆☆☆
・3時起床。　おにぎり、パンの朝食。　4時15分出発。　天気は晴れ　温度9℃。　風も無く寒さは感じません。　30分ほどヘッドライトを点灯して急な登りです。
・50分程で岩小屋沢岳に到着。　他に登山者は無く山頂は貸切状態。　爺ヶ岳の上より日の出がキレイに見れて感動しました。
　岩小屋沢岳からは少しなだらかな稜線歩きです。　朝陽を受け残雪の残る立山、剣岳、鹿島槍ヶ岳など言葉で表せない感動の景色が続きます。
・種池山荘は柏原新道との合流点で、大勢の登山者が休憩していました。　山荘前広場より、遠く雲海の上に富士山が見えました(^^)v
・爺ヶ岳へのコースは登山者が多かったです。　爺ヶ岳南峰の頂上からも、槍ヶ岳、富士山、立山連峰の山々など見飽きることはありません。
　少し降りかけたところに親子の雷鳥を見ることが出来ました。
・爺ヶ岳中峰はパスして、なだらかな斜面は危険個所も無く安心して歩けます。　冷乗越では鹿島槍ヶ岳が更に大きく見えます。　下方よりガスが上がって来ました．．．．．(^_^;)
・冷池山荘に到着時はガスで鹿島槍ヶ岳は見れませんでした。　1時間ほど待ってみましたが、視界は回復せず登頂は翌日に延期しました。
　部屋は畳1枚にふとん1枚の感じで、中２階ありで３０名ぐらいです。　山荘前ベンチでカップスープ、パン、コーヒーでゆっくりとした時間を過ごし、２時間仮眠後、夕食タイムとなりました。
・食事は昨日の新越山荘とほぼ同じ内容で、翌日の弁当も全く同じでした（新越、種池、冷池の各山荘は同一グループで、食事内容・料金など同じのようです）
　登山靴は山荘入口の靴箱へ（厚紙に名前を記入し靴に止めます）　ザックは部屋内専用棚へ。　食事後、無料の水（500ml 2本分）を受け不足分を購入。　天気予報を確認（翌日は曇り）
　早目に布団に入りました。　満室状態でした。

☆☆☆☆4日目（8月-4日（月）〜５日（火））下山＋マイカーでの移動☆☆☆☆
・３時起床。　４時１０分出発。　天気は曇り　気温12℃。　ザックは小屋に置きヤッヶ+ヘッドライト使用（サブザックには雨具、水、カメラなど）で雲で隠れていた鹿島槍ヶ岳を目指します。
　近くのテント場（10張程あり）〜布引山頂上を通過。　ザックが無い為、かなり楽に歩けます。　視界は悪いものの50m位は十分確認出来ます。　頂上近くで多くのグループとすれ違いました。
・鹿島槍ヶ岳南峰頂上では気温９℃。　寒くは感じません。　展望もまったく望めませんでした(>_<)　登山者が短時間で入れ替わっていきます。　２０分ほど待つも視界悪く諦めです。
　小屋へ戻る途中では霧雨状態でしたが、１０分程で止みました。
・冷池山荘着。　少し身体が冷えた為、暖かいスープを飲み一休み。　１時間後、扇沢に向けて下山です。　爺ヶ岳は曇りで展望も利かないため、斜面をトラバースしました。
・種池山荘前で昼食後、柏原新道を下山です。　岩石で整備された登山道は少し歩き難く、長い距離の為ゆっくりと下りました。　登って来る登山者はかなり多かったです。
　途中、扇沢駐車場が視界に入りました。　その場所から（駐車場まで）思った以上に長く感じました。　車道に出合った時は30台ほど路肩駐車していました。
・扇沢駐車場からは上原温泉に立ち寄り、休憩を取りながらの深夜帰宅になりました。