大菩薩峠への登山道 大菩薩峠への登山道より 甲府〜南アルプス方面 初冠雪の富士山

百名山 大菩薩嶺@ (2057m) ’06.10.-7(土)〜8(日)    by MC21   戻る

・秩父多摩甲斐国立公園にある大菩薩嶺(2057m)の(大菩薩峠〜雷岩)から見える富士山をはじめ、南アルプス、乗鞍岳、
 八ヶ岳、奥秩父の山々などの展望は四季を通じて見事です。  (大菩薩嶺からの展望はありません)
・晴天率が高く、雪崩の危険性も低く、雪もそれほど多くなく、人が少なく静かな山を体験でき、冬山入門コースとしても人気があるようです。
 (県道大菩薩初鹿野線は冬季閉鎖区間があります)

(7日)JR和歌山駅(0km)18:00 〜 和歌山IC(3km)18:12 〜 阪和道 〜 18:38岸和田SA18:47 〜 松原JCT19:08 〜 近畿道 〜
吹田JCT19:27 〜 名神道 〜 20:37多賀SA(191km)20:50 〜 米原JCT21:00 〜 一宮JCT21:32 〜 小牧JCT21:46 〜 中央道 〜
恵那IC22:21 〜 中津川IC22:29 〜 駒ケ岳SA23:17 〜 駒ケ根IC23:20 〜 伊那IC23:31 〜 岡谷JCT23:49 〜
23:53諏訪SA(436km/8日)0:05 〜 双葉JCT0:48 〜 0:50双葉SA(496km/給油)0:55 〜 勝沼IC(525km)1:15 〜 R20 〜
景徳院入口1:25 〜 県道 〜 1:35日川渓谷レジャーセンター(535km/仮眠)6:05 〜 上日川峠P(551.5km)6:38
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上日川峠P(1587m)6:55 〜 7:20福ちゃん荘(1701m)7:25 〜 7:30富士見平(山荘)7:33 〜 勝緑荘7:35 〜 8:10大菩薩峠(1902m)8:30 〜
8:45賽ノ河原(1935m)8:50 〜 9:03神部岩(2000m)9:08 〜 雷岩(2037m)9:15 〜 9:23大菩薩嶺(2057m)9:35 〜 9:40雷岩(2037m)10:00 〜
小峰?(1880m)10:22 〜 10:42福ちゃん荘(1701m)10:52 〜 上日川峠(1587m)11:15
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上日川峠P(551.5km)11:25 〜 R411出合11:50 〜 11:53大菩薩の湯(562.4km/食事+入浴)13:20 〜 勝沼IC(580.8km)14:05 〜
14:25双葉SA(609.6km)14:42 〜 諏訪IC15:18 〜 諏訪湖SA15:22 〜 岡谷JCT15:25 〜 駒ケ根IC15:50 〜 駒ケ岳SA15:52 〜
16:40恵那SA(786.2km)16:55 〜 一宮JCT18:00 〜 18:17養老SA(872km/食事+給油)18:55 〜 米原JCT19:10 〜 多賀SA19:20 〜
大津SA19:58 〜 吹田JCT20:30 〜 松原JCT20:50 〜 21:10岸和田SA21:17 〜 泉南IC21:29 〜 21:38紀ノ川SA(1098km/給油)21:41 〜
和歌山IC21:45 〜 JR和歌山駅(1107.5km)21:53

歩行時間のみ約3時間(トータル約4時間20分) 全7.3キロ

高速代・レンタカー 往復 22750円 / (ETC通勤、往路 深夜割引あり 9400円) + (復路 割引なし 13350円)
中型マイクロバス(レンタカー)は午後5時より利用可(本来2日分料金必要だが、1日分として貰える)
駐車場 上日川峠(130台無料/下山時は満車になっていました)/春秋のシーズンは大混雑するそうです
福ちゃん荘は利用者専用駐車場有り(利用時間確認の事)

幅2m以上の車は上日川峠〜福ちゃん荘へ進入禁止(舗装路ですが道幅が狭く対向出来ない場所が多そう)
ガソリン代 中型マイクロバス / 軽油 19130円(往復約1100キロ / リッター 119円  燃費実績 6.8キロ/リットル)
会計報告 会費 5000円/人 X 21名 = 105000円(支出不足分はクラブ積立費から負担しました)
(レンタカー+運転手)+高速代+ガソリン代+入浴+バンガロー2棟+雑費(写真、資料、名札、 等)
  63075+22750+19130+11000+18420+3415 = 137790円
ロッヂ長兵衛 上日川峠にある山小屋。 宿泊・食事・土産物類あり。
テントサイトは樹林の間で地面は土でした(そんなに広くはありませんでした)
福ちゃん荘 宿泊・食事・土産物類あり。 皇太子・雅子様が休憩に利用された山小屋。
樹林の間にテントサイトあり(こちらはそこそこ場所があったと思います) 
富士見山荘 小屋前に富士見平という展望台がありました。
介山荘 大菩薩峠にある山小屋。 食事・土産物あり(宿泊は?)
日川渓谷レジャーセンター バンガロー 1棟(8人用/11畳) 9000円 / 暖房機器なし / トイレ・流し場(洗面)は坂を下った辺り
標高約1000メートルの場所なので、そこそこ寒いです(コメントは下記参照)
大菩薩の湯 600円 / 10:00〜 / 露天風呂あり(少しぬる目でした) / 洗い場 11台 /
軽食あり / 休憩室あり(食事持込み可) / 山梨県甲州市 / TEL 0553-48-2455
入浴は団体割引により一人500になりました。 人数が多いと食事は大変です(^_^;)
甲州市天気予報 / 大菩薩観光協会 / 甲州市役所 / 甲州市観光連盟
大菩薩嶺
からの眺望
パノラマ百名山
燧ケ岳140キロ、会津駒ケ岳151キロ、男体山127キロ、雲取山15キロ、筑波山125キロ、蛭ケ岳39キロ、天城山100キロ、
富士山44キロ、黒岳24キロ、聖岳73キロ、赤石岳70キロ、間ノ岳57キロ、北岳55キロ、仙丈ケ岳60キロ、甲斐駒ケ岳55キロ、
御岳山124キロ、乗鞍岳123キロ、赤岳49キロ、金峰山24キロ、甲武信ケ岳21キロ、悪沢岳66キロ

・登山道には標識があり、それなりに整備されています。 大菩薩峠〜雷岩の間は、多勢でも休憩できる場所ばかりでした。
 ガイドブックには
富士見新道(富士見山荘〜賽ノ河原)は旧道で一番歩き易いと書かれていましたが、落石があり危険の標識がありました。
・雷岩からは福ちゃん荘までの
唐松尾根は樹林で道幅が狭いやや急な下りで、登りの人とのすれ違いに気を使いました(^_^;)
 
(唐松尾根を登ると最短時間で山頂へ行くことができますが、次回来る時も今回と同じコースを周りたいと思います)
・紅葉はまだ早かったです。

・8日(日)は低気圧が急激に発達して海も山も荒れた天気になり、北アルプスなど各地で遭難事故があったようです。
 白馬岳、奥穂高岳、前穂高、御嶽山、大雪山(旭岳)などでほとんどが凍死との事。 日光尾瀬では強風による倒木で強打死。
 (低気圧は冬から春にかけては急激に発達する事はあるが、今の季節は珍しいとの事です)


・天気
 (7日 和歌山 18時 22℃ぐらい 曇り時々晴れ)
 (8日 日川渓谷 1時30分 10℃ 晴れ/ 上日川峠 6時40分 7℃ / 大菩薩嶺 9時30分 5℃ 快晴 / 上日川峠 11時20分 17℃?)
 Tシャツ+長シャツ+上着で歩き始めましたが、大菩薩峠では強風で寒かったです。 手袋を着用しました。
 唐松尾根の下山は樹林で風を受けなかったのと、やや気温が上昇していたのか?暑くなったので上着を脱ぎました。

・公衆トイレ 上日川峠駐車場・福ちゃん荘前・介山荘前(大菩薩峠)

上日川(にっかわ)峠〜福ちゃん荘間は樹林で、車道の左側に登山道があります。 所々木の根が出ていますが、歩き易いです。
福ちゃん荘には、皇太子・雅子様の休憩所として利用したとの看板が掛かっていました。 小屋前も樹林でキャンプ地がありました。
・道幅の広い未舗装の林道を北東に向かいました。 
富士見平(山荘)前は、樹林が切れて富士山の展望がグッドでした。
・林道を更に東へ進み大菩薩峠を目指す途中、沢の水が勢いよく流れている場所から、左手の登山道への登りになります。
 (山荘がありましたが、ここが
勝緑荘かな? 車の入る林道はここまでです)
大菩薩峠(介山荘)が近づくと、発電機の音が聞こえてきます。 小屋の間を抜けると大菩薩峠の標識が掛かっていました。
 ここから先へ進むに連れて富士山の麓までの視界と、山梨県の街並み、南アルプスが一望出来ました。
賽ノ河原には無人の小屋がありました。 東方の木々の間から遠くにビルが見えましたが、東京方面かな?
神部岩雷岩間の西側も木々は無く展望は非常に良いかわりに風をまともに受けます。 帽子が飛ばされそうになりました。
 前日には
富士山初冠雪の知らせがあったようです。 山頂部にうっすらと雪が被っていたのを確認しました。
雷岩からは樹林を歩き、前日までの大雨で足場が悪い場所を通過すると展望の無い大菩薩嶺山頂です。
雷岩まで戻り休憩した後、南西の唐松尾根を下りました。 比較的急な下りで、直ぐに樹林帯に入ります。
 途中、
小峰という富士山の見えるポイントがあるとガイドには書いていたのですが、場所は特定出来ませんでした。
 それらしい場所はあったのですが、富士山は見えませんでした。 木々の間から福ちゃん荘の屋根が見え隠れします。
福ちゃん荘到着時は、タクシーが何台も入って来ました。 休憩の後、元来た道を上日川峠へ下りました。

道路・その他
往路(休憩含む移動時間 8時間8分(内、休憩40分 / 走行時間 7時間28分))
・3連休初日でしたが、夜間走行の為渋滞はありませんでした。 名神道でもトラックは少なかったです。
・中央道の山梨県に入ると、暗がりの中にも何となく富士山の頂上が正面に見えました。
・勝沼ICを出て国道20号線を大月方面へ進みます。 
セブンイレブンが一件あり、少し行くった信号機のある景徳院入口の交差点を
 左折しました(ここからは
県道大菩薩初鹿野線で、舗装はしているものの道幅が狭くカーブの登り坂になります)
・勝沼ICを降りて
夜間営業しているガソリンスタンドはありませんでした(中央道の”双葉SA”が最後です)
・レジャーセンターへの入口は2箇所あります。 景徳院側からだと1つ目の入口を過ぎ、ヘアピンカーブに近い曲がり道が直線になった
 左手に2つ目の入口があります(夜間の為地図とパンフレットを確認しながらゆっくり進むのがいいです)

日川渓谷レジャーセンター
(バンガローでの仮眠)

・敷地内に入ると直ぐに下り坂の進行方向右手にバンガロー、左手に管理棟(夜間無人)と駐車場があります。
 (中型マイクロバスは少し離れた別の場所に駐車しないといけませんが、乗用車スペースが空いていた為ここに駐車出来ました)
・申し込み時に深夜到着・早朝発を伝えていたので、宿泊棟の場所を確認し室内照明を点灯してくれていました。
 (申し込み後、郵送してくれたパンフレットを見ながら棟の場所を確認。 棟入口に名前を張り出してくれていました)
・管理人の方と会える時間には出発している為、支払いは後日(1週間以内)振込みでとの申し合わせをしました。
 (バンガロー室内に、請求書(振込み口座番号記載)を置いて貰いました)
・当初、部屋のみ借りて寝袋を持参するつもりでしたが、レジャーセンターのご好意により寝具(毛布・枕)を無料で貸して貰えました。
 ただし、部屋は8人定員の為寝具は8名分しかありませんでした(本来は1人当り 400円 / 11畳に8人定員でしたが、11人寝ました)
和歌山で普通に過ごしていた服装のまま寝袋だけで寝ましたが少し寒かったです。(外気温10℃前後? 部屋に暖房機器はありません)
 (ここの標高は1000m(和歌山の高野山程度)です。 これからの季節は寝具+寝袋が確実です。 もしくは厚着が必要かも?)

上日川峠へ
・午前5時起床(外は5時半ぐらいから明るくなって来ました) 食事を済ませ6時過ぎに出発。 カーブの連続は、寝不足には堪えます(^_^;)
・いくつか標識のない分岐もありますが、道なりに進みました。 上日川峠駐車場(130台)の半分以上は駐車していました。

大菩薩の湯へ
・上日川峠からは国道411号の甲州市の塩山(えんざん)に向いました。 林道の下りカーブ坂が続きます。
 (対向車が多くあり、こちらはマイクロバスの為すれ違い難い場所がありました)
・標識のない分岐がいくつかあり、”大菩薩の湯”の看板も見当たりませんでした(事前に地図で確認しておくのが無難です)
・駐車場へ入ると、大型観光バスが1台と乗用車がパラパラと止まっていました。
 (ガードマンから事務所へ寄って入浴の団体割引の手続きをして下さいとの指示がありました)
・入浴は問題ありませんでしたが
団体客にはここでの食事は難しいです(軽食やビールなど食券での購入ですが、ご飯類が売切れでした)
 (後に、勝沼インターへ向かいましたが、途中の一般道で団体が食事をする場所はありませんでした。 
高速のSAがベターです

復路(休憩含む移動時間 10時間28分(内、休憩2時間47分 / 走行時間 7時間41分(渋滞含む)))
・大菩薩の湯〜勝沼インターへ向かう間には、ぶどう園が多くありました(和歌山での収穫期は終わっていますが、こちらは品種が異なるようです)
・中央高速道路へ入って初めての”双葉SA”へ入りました。 本線から駐車場へ進入する時、富士山が見え歓声が上がりました(^O^)/
・南アルプス、八ケ岳、車山などを見ながら小牧JCTを目指しました。 風が強く吹流しが真横に近い状態でした(^_^;)
 妙高方面でも天候不順で速度規制が出ていたようです。
・中央道の瑞浪IC付近で渋滞4キロ(804.5キロ地点より17:09〜17:23ややノロノロ / 東海環状道のJCTがある為?)
 同じく
小牧JCT3.5キロ手前より5キロ渋滞(17:38〜17:48ややノロノロ / 名神への侵入路が1車線に減る為?)
・名神道の茨木IC付近4キロの渋滞(約100キロ手前での)情報はありましたが、現地を通過する頃はほとんど解消されていました。

・近畿道も渋滞は無く、左手から上がる花火に歓声(どこの花火大会だったのかな?)
・恵那SA(中央道)、養老SA(名神)は混雑。 駐車場だけでなく、食事の食券・空席のテーブルを探すのに一苦労でした(^_^;)

・往復共、安全走行(80〜100Km/h)でした。


とっぷ