燃えつくすような
太陽が好き
好きなのに
今日も
冷たい雨
夏の思い出を
書くページを
風が
次 次を
急いでめくります。
残されたわずかな
時間を
少しでも 燃えて
いい夏を終わりたい・・ね
風
凍てついたひまわり
今年ほど短い夏を
感じた年はありません
日本から夏の季節がそっくり
抜け落ちたように感じます。
夏の風物詩は都会では
花火・かき氷・プール・蝉の声・線香の匂い
そしてひまわりの花
それもこれも真夏の暑さがあってこそ
風情があるのに
冷たい夏にはさっぱり似合いません。
都会では蝉だけが夏を謳歌していて
けたたましい鳴き声を響かせます。
いずれ蝉しか昆虫はいなくなるかも知れません
家バエさえいなくなりました。
なんかこわくなります。
今日しなだれて咲く
ひまわりの姿に
強い 憐憫を覚えました。
がんばれ・・・がんばれ
ひまわり・・・夏のパワー・
命の燃焼・・・