鹿物語

人も忘れてしまった
おじぎを
鹿は せつない目で
してくれる
そうすれば
食べ物をくれる事を
親から学んで・・・

やがて
夜がふけて
ライトUPした
伽藍が浮び上がる

その中を人を探して
鹿がさまよう・・・・

人の姿が
見えなくなるまで
鹿は寝ないと
聞いた

かわいい子鹿に
隠された
悲しい現実が
古き都に
ひそんでた
kaze

なら燈花会がはじまるまで鹿と遊んでいました。
鹿せんべいを売っている おばさんに 鹿が生きて行くために
悲しい知恵を出す話を聞きました。
売店もこの鹿によって支えられています。
鹿におじぎを教えたのはこの人たちだったかもね。



The tale of a sad deer

悲しい鹿の物語

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