☆2008年11月22日〜11月30日

☆初冬のパリ てくてく見て歩き
deux お散歩が大好き☆パリの街角
ホテルの部屋のベランダから見ると、
街はこんな感じです。
建物の高さが規制されているパリ市内は、
どこへ行ってもこんな風景が続きます。
これぞパリ、という気持ちで、いつまでも見ていたくなります。

そして、よく見ると、建物の基礎の部分に
「1905」とか「1918」などと刻まれており、
建物自体が既に100年近く前のもの、というのは
いくらでもあります。
石造りなので長持ちする?
地震がないので耐えている?
そういったハード面だけでは言い切れない
パリ人の、街を愛する気質のようなものが感じられますね。
ホテルの近くの交差点です。
歩行者用の信号表示が日本とは違っていて、
なんだか可愛いんですよ^^
どこへカメラを向けても、絵になります。
誰でも名カメラマンになれる街!(笑)
「CADEAUX(贈り物)」とウィンドーに書かれた
チョコレートのお店。
花屋さん
以前は鉄道だったのを遊歩道にした高架の下
夕方だったので、これ以上行かなかったのは残念。。次回の課題です(笑)
  ナシオン広場。
  パリにはこういう広場と彫像がたくさんあります。

パリ・リヨン駅(フランスの国鉄の駅)
TGVも止まる駅です。次回はぜひ乗りたい!
パリ・リヨン駅構内。
改札とかホームとか、どうなってるの?

と思いましたが、急いでいたのでこの先は行ってません。
レ・アルにあった教会(名前不明です)と公園。
公園の遊具もなんだかオシャレです。
教会近くの公園を散歩する親子。
朝、こんなにお天気でも、午後からは雨になるお天気が多かったです。
向かいの建物が写りこんでわかりにくいけど、
ここは「マタニティウェア」のお店です。赤いブーツが効いてますね!
サン・ジェルマン、レンヌ通りのキッチン雑貨のお店
ところで、出かける話になったので、パリの交通機関の話を少し。

パリではメトロ(地下鉄)や市バスが市民の主な交通機関です。
どちらも切符は共通で、その二つと「RER」と呼ばれるパリ近郊鉄道の市内区間は、
料金は均一です。
ビエ(billet)という一枚ずつの切符か、
カルネ(carnet)という回数券、
その他にも一日券とかありますが、私はcarnetを買って乗り降りしました。
この切符、娘が旅行ガイドで調べたところ、
90分間は一枚の切符で、何度でも乗り継げるらしいです。
一枚1.5ユーロ、回数券なら一枚あたり1.11ユーロで、日本円で200円もしない値段、
日本の公共交通機関に比べて格段の安さですよね!?
そして一部の例外を除いて、いったん、改札を通ってしまうと出るときには切符は不要なので、
改札を入ったとたんに備え付けのごみ箱にポイッという人もいます。

メトロと市バス共通の切符 改札内にあるチケット専用のごみ箱
さて、そのパリの地下鉄・メトロ。「自動改札」なんですが、日本とはチョット違います!
この写真、
ルイィーディドロ(Reuilly−Diderot)というメトロの駅ですが
左の写真の左側の奥の部分が改札口、右の部分が地下鉄の出口です。

出るのは、出口に近づいていくと自動的にパッと開くので簡単です。
が!入るのは、右下写真に書いた通り、
切符を入れて、その切符を取ってから、自分でバーを回して入るのです。
普通に考えたら、どうってことないハズなんですが、
私は一度、このバーがどうやっても回らなくて、
メトロの入り口で立ち往生!!
先に入った弟と娘が、中から、「何してるの!?」と言うのですが、
私だってわかりませ〜ん;;; てなことがありました。

娘は、お母さんは切符を取る前に焦ってバーを回すからロックされちゃったんだ、
と言うし、
弟は、あんなことになってる人、初めて見た、と笑うのですが、
その後日、私一人で出かけたときに、やっぱり入口で立ち往生してる人を見ました!
ホラ、こういう人いるよ。私だけじゃなかったよーーー^^;; 
・・と心の中で叫んだ私です(≧∇≦)
そして、ついでの話、
メトロはスリが多いというもっぱらの噂ですが、
まあ、パリ市民は普通にそれで通勤通学してるわけですから、
それなりに気をつけて乗っていたら大丈夫のようです。
(だからといって、気を許したらダメみたいですけどね^^;)
また、映画「アメリ」にもメトロの中の音楽のシーンがありましたが、
実際、メトロ構内の乗り換えの通路で、バンドの生演奏などやってるのを見ました。
なかなか上手!と思ったら、あれは、演奏の許可をもらうときにオーディションがあって
一定の基準以上でないと許可されないとか。
なるほど、あれも、パリらしさを醸し出す演出というわけかな、と思ったのですが、
それ以上に驚いたのは、メトロの走ってる電車の中で、
アコーディオン弾いてる人とか、サックス吹いてる人がいたのです!
さすがにそれを写真撮ろうとは思いませんでした。ひたすら目を合わさないように・・・^^; 
近づいてきたときにうっかり見てたりすると、
ゼッタイに何かめんどくさいことになりそうな予感ですから(≧∇≦)
とはいえ、日本ではお目にかかれないことですから、
パリに行ったときに一度は出くわすと楽しいかもしれませんね(笑)
メトロ 「シテ(Cite)」の駅入口 メトロ・ソルフェリノ(Solfrrino)のホーム
市バスは、メトロと同じ切符で、
乗ったときに切符を、乗車印をつける刻印機に通します。
そして降りる停留所が近づいたら赤いブザーを押して
運転手に降りることを知らせます。

・・とガイドブックに書いてあったので、バスの車窓から市内観光できるわ、と思って、
バスの路線番号とバス停をしっかりと地図で下調べして、リヨン駅のバスターミナルで、バスに乗りました。
がーーー、しかし!!
「赤いブザー」が日本の市バスのように座席ごとについてると思っていたのに、大間違い!ブザーが見当たりません!!
ブザーはどこに!?と焦りましたが、私の座った席の近くには、ないみたいで・・・^^;;;
仕方がないので、降りたい停留所と一つ二つ違っていても誰かが降りるときに一緒に降りるか、
「S’il vous plait!(スィルヴプレ:すみません)(自分では「降りまーす」のつもり^^;)」と叫ぶしかない、と
腹をくくって降車口に行ったら・・・・・
降車ドアのすぐ近くにありました!!<赤いブザー
そして、無事に目的のバス停で降りられました・・・ヤレヤレ、何事も経験です(笑)


パリの市バス
さて、そして!

11月の終わりのパリは、日本の真冬のように寒いし、日暮れも早いし、
ちょっと考えると、あまりいい季節ではないような気がしますが
実はこの頃から、街はクリスマスシーズンに差し掛かり、
あちこちでクリスマスイルミネーションが見られるようになります。
シャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーションは
ちょうどはじまったところのようでした。

11月24日、
メトロ1号線コンコルドで下車、
地上へ出ると、こんなイルミネーションが
凱旋門まで続いていました。





マルシェ・ド・ノエルと呼ばれるお店も
出ています。
聞いたところでは、このマルシェ、
2008年はフランスがEUの議長国だったので
各国の商品を売るお店が出たのだとか・・
どおりで、マトリョーシカを売ってるお店なども
見かけました・・ってロシアもEU!?^^;
小雨まじりの天気でしたが、
ワッフルを食べたりホットワインを飲んだりしながら
娘と二人で、そぞろ歩き。
(もっとも私は、スリにあったりしないか、少し緊張してましたが;)

←ヴィトンのお店も、何となくクリスマスっぽい。


        と、そのうち、凱旋門が見えてきました。↓
              (少しピンボケです。スミマセン^^;)
パリの凱旋門。
そして、凱旋門の前で振りかえると、
雨に濡れて綺麗に光っているシャンゼリゼでした。
その他、デパートやお店も、工夫を凝らしたイルミネーションを展開しています。
その中の一つ、ギャラリーラファイエットのイルミネーション。 ルミナリエみたい??


trois:ミーハー☆フランスの歴史探訪

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