過去ログ―2007年4月24日~5月5日
【
投稿フォーム
】
【
過去ログ
(2005.1.1~)
】
【
リベルの "Clear File"
】
次へ
あれから、丸一日経ちました
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 5月 5日(土)05時06分0秒
返信・引用
編集済
28時間前に書いたことを、余計な部分や、間違った部分を削除・訂正し、強調したい部分を強調して、もう一度書きます。
昨年の11月11日の全療協主催の
シンポジウム
で、上映されたビデオの中で、入所者の一人が「最後の一人になりたくないから、早く死にたい」と仰有った。一瞬会場がざわついたそうです。つまり「将来構想」は、かくも焦眉の急だと言うことです。しかし厚労省は、療養所を合併・取り潰しの方向へ持って行こうと、懸命です。
神美知宏氏の言葉を借りると
「熊本地裁判決を受け,国は『終生の在園保障』『生活環境および医療を一般社会と遜色のない水準に確保する』ことをわたしたちに約束している。これは,統廃合ではなく,療養所の社会化―つまり,療養所を市民に開放することでこそ実現できる,とわたしたちは考えている。」
この実現のネックになるのが、「予防法廃止に関する法律」第2条の
「国は,国立ハンセン病療養所において,この法律の施行の際、現に国立ハンセン病療養所に入所している者であって,引き続き入所するものに対して,必要な療養を行うものとする」
という条文です。
ルリカケスさんの仰有るとおり(やっと理解できました。ごめんなさい)この法律の存続理由がない現在、
この条文を取り払うか、改正をしたい。
しかし、単なる「第2条改正」だけでは、”国民的”運動として、厚労省の厚い壁を破れない。そこでシンポジウムの
実行委員会(全療協、全原協、弁護団、市民学会、全医労からなる)
では、これを更に発展させ、熊本判決後に獲得した諸施策や今後の課題等をも盛り込んだ「ハンセン病問題基本法」構想を旗印とすることが確認されるに至ったというのが当時の出発点のようです。
このシンポの実行委員会は、その後
「将来構想を進める会」
として存続し、継続的に議論が進行している模様です。市民学会もその一員ですが、12日のシンポ「療養所の将来像を考えよう」では、どのように議論が展開されるのでしょうか、期待するところ大です。
自分の中で、一度整理をしないといけないので、纏めてみました。
北風さんのご心配の通り「議員立法」など悠長なことは、言って居られない。
3月の各地ブロック会議、4月の支部長会議でこの問題の議論がなされたことは
上記リンク先
からも読めます。5月の市民会議総会を経て、6月に開かれる臨時支部長会議で、さらに議論が深まるでしょう。
その行方を見守りたい、と、月並みな言い方で終わります。
透徹した厳しいまなこも不可欠ですし、一歩下がって、暖かいまなこもまた、保ち続けたい、と私は思っています。
ははあ。
投稿者:
北風
投稿日:2007年 5月 4日(金)19時15分1秒
返信・引用
編集済
「国民」は僕ですが、「通りがかり」さんは別人です。
ちょっと日和ったので「通りがかりさん」に失礼しました。
やっぱり日和見はやめましょう。
でもやはり、第一の当事者は市民でも、市民学会でも、弁護団でもないわけで、あくまでもわれわれは、支援者です。
なぜならば、まさにこの問題は入所者あるいは回復者―どう呼んでもいいのですが―の人権と生存の問題であって、闘いの主人公はあくまで皆さんでなくてはならない。そこがはっきり見えないと、われわれの腹にも力が入らないということではないでしょうか。
国民的運動
投稿者:
ルリカケス
投稿日:2007年 5月 4日(金)18時34分17秒
返信・引用
>市民学会より全療協だと思いますが、その全療協がどこを向いているのかもこのごろ疑問。
北風さんの言われるとおりですね!厳しいですが、それが現実ではないでしょうか?
昔の仲間ですが、余りにもぬるま湯に?・・とは思いたくないが?
Re: 国民的運動
投稿者:
通りがかり
投稿日:2007年 5月 4日(金)16時25分40秒
返信・引用
「国民」さんに同感ですね。
映画の時も内容よりはじめから映画支援ありき。
どうも今回ははじめから基本法ありき。どっちみち草津の総会終了後には「市民学会として基本法制定を押す」とかなんとか報道されるのでしょう。議論する気もおきなくなるけれど事が事だし。
ルリカケスさんの言われてるとおり、市民学会より全療協だと思いますが、その全療協がどこを向いているのかもこのごろ疑問。
国民的運動
投稿者:
国民
投稿日:2007年 5月 4日(金)14時56分57秒
返信・引用
編集済
〉早く「ハンセン病対策基本法」の説明を表に出して頂きたい者です。
国民的な運動にしようと思ったら、問題をもっと大衆的に明らかにして、透明度を高めないと難しいと思います。
市民学会は、かつて裁判闘争を支援した人たちが全て結集しているわけではありません。
その後のありかたを批判した人を排除し、僕の知るかぎりでも「二つの公開質問状」を握りつぶし、会員にその事実さえ知らせていません。
この質問状を出した二人は、僕の知るかぎりもっとも古くからこの問題に関わり、もっとも誠実に熱心に無私に対応してきた人です。
こうしたことを軽視しては「市民」は動かない。市民学会は「諸刃の剣」となってきているのではないでしょうか。
議員立法
投稿者:
ルリカケス
投稿日:2007年 5月 4日(金)13時47分39秒
返信・引用
編集済
立法は誰の仕事? ~議員提出法案と内閣提出法案~
三権分立という制度では、立法は立法府、つまり国会のお仕事です。ということは、立法は国会にいる国会議員のお仕事…かと思いきや、日本では、実際のところ国会議員ではなく内閣が主に法案を提出しているんです。
国会議員によって法案が提出されたものを「議員立法」、内閣によって法案が提出されたものを「内閣立法」といいます。
内閣立法が多くなるのにはいくつか理由があります。
一つ目は「議院内閣制」です。そのため、日本・イギリスなどの議院内閣制を採用している国ほど内閣立法が多く、アメリカなどの大統領制を採用している国では内閣立法が少なかったり、認められていなかったりします。
議院内閣制では、政府と議会多数派の両方を与党がコントロールしやすいため、議会では内閣立法案が否決されにくい、ということになります。
二つ目は「行政の肥大化」です。あまりに行政が担当する範囲が広がりすぎて、政策や法律を作る際に、官僚の力が大きな役割を果たすようになりました。その結果、行政=内閣からの立法が多くなった、と言えます。
■二つの違いは何? ~数と人手~
議員立法案と、内閣立法案には大きな違いがあります。
まず一つにはその数と、成立率です。
法案が提出される数は、議員立法がおよそ全体の3分の1,内閣立法が3分の2です。しかし、その成立率になると、この二つの格差が広がります。議員立法ではおよそ20%なのに、内閣立法ではおよそ80%にもなるんです。
二つ目の違いは、法案を考える人です。
議員立法では、複数の議員が自前のスタッフを使って法案を作成します。その一方で、内閣立法では法案を考えるのが主に「官僚」です。内閣は行政のトップなので、「官僚」を含め、数十万人の一般行政公務員の力を借りて法案を作れます。行政の力はデカイのです。
*上記は議員立法案&内閣立法案の違いをコーピ致しました。
> 「議員立法」など悠長なことは、言って居られない。
リベルさんの言葉を借りますと?「議員立法」でなく、別のやり方で行う事ですか?まぁー時間はそうないとすれば?
水面下で議員の根回しと密約が、あればと言う意見に少しお聞きしたい。巷の噂では、何回か解らないが、会議と言うのか、関係者が集まり会合した事は耳にします。
だとすると、市民学会まで、伏せていて、学会で取り決め、全療協にですか?
私は市民学会が先か又は全療協先かといえば、全療協ですね?しかしながら「議員立法」を使わないとすると?この問題は何処で行うのでしょうか。
まぁー市民学会後の臨時支部会議にて方向性が出で来るのでしょうが?
今日も園の職員と少し話しましたが?現場は凄い勢いで、本省の締め付けみたいな事が生じていると言う事ですが?早く「ハンセン病対策基本法」の説明を表に出して頂きたい者です。
北風さんへ Re: 北風さん、ルリカケスさんへ
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 5月 4日(金)12時10分33秒
返信・引用
編集済
>
No.2167[元記事へ]
> > 「議員立法」など悠長なことは、言って居られない。
>
> いや、法律というものを作るのには、「閣法」(国がこの提案をするとは考えられない)でない以上、議員提案の「議員立法」しかありえないわけです。
>
> したがって、もし本当に基本法を作るつもりなら、二つあるハンセン病関係の議員懇談会を中心というか最初から巻き込んでいかないと、具体的ではない。
>
> 当然、参議院にも衆議院にも法制局(内閣法制局とは別)がありますから、こちら側で作った議案がそのまま議長のもとにすんなり提出されるとは限らない。
>
> 本当に作るつもりならこうした「世俗」の根回しもしていかないと現実的ではない。
> まあ、関係方面と水面下の「根回し」「密約」でもあるなら別ですが。
> ルリカケスさんの言っているのは「この法律の存在理由がない」のではなく、逆にこの法律によって担保された「既得権」(あんまり好きな言葉じゃないですが)が、基本法に飲み込まれ失われるのを危惧しているのではないですか?
そうなのです。正規の「法律」を作るとなれば、仰有るように正規の立法手続きを取らなければなりません。しかし、今回求められているのは、実質的には「条文」の改正です。だから、「第2条の改正を!」では”国民的”運動という迫力に欠けるから「基本法」という名称で攻めようというのが、実行委員会(全療協、全原協、弁護団、市民学会、全医労からなる)の作戦だと思います。「基本法」という命名は一つの便法だと考えて良いのではないかと、私は思うのです。
厚労省の壁だけでなく、立法府(これも被告の一員)を通過させるなどという、正規の手順を踏もうとすれば何時のことになるやら。ですから、あくまで推測の域を出ませんが、たまに悪用されることもある、「政令」、「省令」、「通達」、「告示」などを厚労省に使わせないと、兎に角、時間がない、なさ過ぎると思います。兎に角それによって、第2条を改正させれば、目的は達した訳なのですし。「根回し」や「密約」のような、器用なことが潜行しているなら、これほど心強いことはありませんが。
ルリカケスさんの危惧されることも、「基本法」をこのような位置で捕えれば、消えることだと思います。そもそも「基本法」の発想が、「将来構想」=「既得権の保護」から生まれているのですから。
ただ、「廃止法」が存続理由を持たないことと、ルリカケスさんの発言を結びつけたのは、北風さんの仰有るとおり、私の間違いではないか?と思っています。
Re: 北風さん、ルリカケスさんへ Re:議員立法
投稿者:
北風
投稿日:2007年 5月 4日(金)10時00分15秒
返信・引用
編集済
>
No.2165[元記事へ]
>
> 「議員立法」など悠長なことは、言って居られない。
いや、法律というものを作るのには、「閣法」(国がこの提案をするとは考えられない)でない以上、議員提案の「議員立法」しかありえないわけです。
したがって、もし本当に基本法を作るつもりなら、二つあるハンセン病関係の議員懇談会を中心というか最初から巻き込んでいかないと、具体的ではない。
当然、参議院にも衆議院にも法制局(内閣法制局とは別)がありますから、こちら側で作った議案がそのまま議長のもとにすんなり提出されるとは限らない。
本当に作るつもりならこうした「世俗」の根回しもしていかないと現実的ではない。
まあ、関係方面と水面下の「根回し」「密約」でもあるなら別ですが。
ルリカケスさんの言っているのは「この法律の存在理由がない」のではなく、逆にこの法律によって担保された「既得権」(あんまり好きな言葉じゃないですが)が、基本法に飲み込まれ失われるのを危惧しているのではないですか?
余談:トンボ
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 5月 4日(金)02時21分48秒
返信・引用
編集済
今日散歩道の小川沿いの道で、羽化したばかりのムギワラトンボを見かけました。未だ羽を乾かしている状態なのに、白昼堂々、コンクリートの壁にへばりついています。ヒバリやツバメなど、危険が一杯なのに。最近は、昆虫まで若い連中が非常識、無鉄砲になって来たのかなあと慨嘆しながら思い出したことがあります。
1964年から横浜の二俣川に約7年住んでいました。当時は未だコンクリートでない小川が有りました。ヤゴを捕ってきて、小さな水槽で育てたりしていました。ある日、目覚めるとヤゴが居ません。大慌てで探しましたが、見つからない。どこかを這っていると思うからで、なんと、随分離れた、別の部屋の柱の高いところに、見事なオニヤンマが居るのを発見。一時はアイデンティファイ出来ませんでした(変な言葉使うなよ、バカ)。
いや、本当にアイデンティファイ出来ないという印象でした。家の中で、トンボが孵るということを納得するのが、先ず難しかったのです。
「そうか、家の中でもトンボは孵るんだあ。これがほんとの『トンボガエリ』だ」と呟いて、女房の顰蹙を買いました。そうです、そういえばまだ「サブイ」という形容詞が出来ていなかったのです、昔は・・・φ(。。 )メモメモ
オニヤンマです。その
ヤゴ
です。
やはり「アイデンティファイ」するのに一苦労でしょ。
北風さん、ルリカケスさんへ Re:議員立法
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 5月 4日(金)01時40分43秒
返信・引用
編集済
昨年の11月11日の全療協主催の
シンポジウム
で、上映されたビデオの中で、入所者の一人が「最後の一人になりたくないから、早く死にたい」と仰有った。一瞬会場がざわついたそうです。つまり「将来構想」は、かくも焦眉の急だと言うことです。しかし厚労省は、療養所を合併・取り潰しの方向へ持って行こうと、懸命です。
神美知宏氏の言葉を借りると
「熊本地裁判決を受け,国は『終生の在園保障』『生活環境および医療を一般社会と遜色のない水準に確保する』ことをわたしたちに約束している。これは,統廃合ではなく,療養所の社会化―つまり,療養所を市民に開放することでこそ実現できる,とわたしたちは考えている。」
この実現のネックになるのが、「予防法廃止に関する法律」第2条の
「国は,国立ハンセン病療養所において,この法律の施行の際、現に国立ハンセン病療養所に入所している者であって,引き続き入所するものに対して,必要な療養を行うものとする」
という条文です。ルリカケスさんの仰有るとおり(やっと理解できました。ごめんなさい)この法律の存続理由がない現在、この条文を取り払うか、改正をしたい。
しかし、単なる「第2条改正」だけでは、”国民的”運動として、厚労省の厚い壁を破れない。そこでシンポジウムの実行委員会(全療協、全原協、弁護団、市民学会、全医労からなる)では、これを更に発展させ、熊本判決後に獲得した諸施策や今後の課題等をも盛り込んだ「ハンセン病問題基本法」構想を旗印とすることが確認されるに至ったというのが当時の出発点のようです。
このシンポの実行委員会は、その後「将来構想を進める会」として存続し、継続的に議論が進行している模様です。市民学会もその一員ですが、12日のシンポ「療養所の将来像を考えよう」では、どのように議論が展開されるのでしょうか、期待するところ大です。
自分の中で、一度整理をしないといけないので、纏めてみました。北風さんのご心配の通り「議員立法」など悠長なことは、言って居られない。3月の各地ブロック会議、4月の支部長会議でこの問題の議論がなされたことは上記リンク先からも読めます。5月の市民会議総会を経て、6月に開かれる臨時支部長会議で、さらに議論が深まるでしょう。
その行方を見守りたい、と、月並みな言い方で終わります。
議員立法
投稿者:
ルリカケス
投稿日:2007年 5月 3日(木)19時09分39秒
返信・引用
編集済
>一定の到達点である「予防法廃止に関する法律」を活用・修正していくことで、ひとつひとつ要求を実現していくという方向もあると思うのだが、そうした議論がないのも不思議だ。
ここにルリカケスさんの、危惧があるのだと思う。
リベル様
ルリカケスです。おそれおくもリベルさんに教える事はないですが!
北風さんの説明通り(現在の「予防法廃止に関する法律」)を、廃止も視野に入れながら
ハンセン病基本法作成ですが?まぁーそれだけの事を考えないで動く弁護士ではないが、全療協も2年後に13支部の将来構想を纏めるようですが?
特に療養所毎社会復帰ですか?耳障り良いのですが、これまでの既得権はどうなるのか?
そこも説明不足です。
例え議員立法作成は良いですが?「政府提出法案の成立率96.8%に対して、議員立法の成立率14%ということを考えると」法案自体スピードが優先しますね!その件はリベルさんも同じ意見と思いますが?
さてさて、現在国会議員の先生方には二つの議懇のグループがあります。ひとつは以前からあります。「ハンセン懇議員・津島会長」の組織と判決後に出来ました。「ハンセン病問題最終解決・江田会長」のグループがありますのはすでにご承知の事と思います。
過日の全療協主催のシンポに両会長が、招待され、挨拶を行いましたですね?
全療協は今後二つの議懇の先生方に相談するでしょう。
でもやはり現在の「予防法廃止に関する法律」をどうするか?ハンセン議懇の先生方どのような協議をなされるか?
私は2年後又は数年後の療養所毎社会復帰の件は、未だ各支部の足並みは揃わないと見ています。すでにリベルさんは読まれたと、思いですが?長島愛生園自治会の将来構想のアンケート調査を再度読んで頂きたい。
最後に後何年掛かるか解らないのが現状ではないですか?
(蛇足)ですが小さい奄美和光園では、入所者数は、現在59名がH・16年度の簡易生命表に基づいた入所者の推移をみると50名以下になるのは2010年(平成22年)であるが、過去のデータからすると、それらの時期が2~3年ぐらい早まるかもしれないと、施設&本省は施設整備3ヵ年計画に今年度から着手した。(一局集中型」
リベル様「ハンセン病基本法」には、予防法廃止論浮上しているので危惧があるのです。
議員立法
投稿者:
通りすがり@北風
投稿日:2007年 5月 3日(木)13時00分42秒
返信・引用
編集済
本気で法律を作るとすれば、議員立法しかないと思うけれど、この法案は予算措置を伴うと思うので衆議院50人、参議院の場合20人の議員を集めないと提案できない。
いま、将来構想委員会には国会議員は参加していないから、これから「根回し」するんでしょうか?
スピードが最優先にしては何かちぐはぐな気がしますが。
また、政府提出法案の成立率96.8%に対して、議員立法の成立率14%ということを考えると、運動のエネルギーをそこに集中することが、果たして得策かということも考えなくてはならない。(法案の審議は内閣提出法案が優先され、議員提案はその後ということになる。したがって時間切れ廃案が多い。当然、厚労省はそこを狙う)
一定の到達点である「予防法廃止に関する法律」を活用・修正していくことで、ひとつひとつ要求を実現していくという方向もあると思うのだが、そうした議論がないのも不思議だ。
ここにルリカケスさんの、危惧があるのだと思う。
「ハンセン病基本法」について
投稿者:
ルリカケス
投稿日:2007年 5月 2日(水)15時32分22秒
返信・引用
編集済
リベル様
コメントありがとうございます。
現在一番ホットになっている問題が「ハンセン病基本法」ですね。ではだれの手によって出できたのか不当明ですか?
今後ハンセン療養所の将来を占う大きな問題ですね!
いよいよ草津で開催されます。市民学会で表に出で来る事でしょう!現在は見守る事しか出来ないですね!
でも若干の危険性もあるのでは?現在のハンセン病予防法の廃止も視野に入れながら、運動を拡大ですか?
志村さんのキャッチボールは拝読致しました。和光園では、平均年齢80歳を超えています。地域に医療解放ですか?園の周囲は病院だらけです。
先ずは市民学会の様子を見るしかないですね。
(リベル) 迫ってきた市民学会の総会に、期待しています。この問題は、なによりもスピードが最優先なのだと思いますが、果たしてどう進行するのでしょうか。
ルリカケスさんの仰有る「現在のハンセン病予防法の廃止」の意味が、良く分からないので、お教え下さい・・・m(_ _)m(5.3 00:52)
「ハンセン病基本法」について
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 5月 2日(水)11時51分42秒
返信・引用
編集済
>
No.2159[元記事へ]
> ハンセン病基本法がいつ、誰の手によって出てきたのかはなはだ不透明です。
> 本来、自治会、支部長会議、全療協によって提起され、討議されるものが、先ず、基本法>ありきで支部長会議の討議にかけられているように思えます。
これを、そのまま拝借しますが、この疑問は、多くの方にお有りかと思います。
どうか、情報やご意見を気軽にお寄せ下さい。
私奴も、心当たりに、いろいろ当たってみようと思います。
【参考】
シンポジウム「ハンセン病療養所の未来をつくる~社会とのきづなをもとめて」の報告、関連新聞報道など
「志村康さんとキャッチボール」
(ちょっと遡ってください)3月28日の志村さんの投稿を、無断転載(ごめんなさい)させて頂きますと「奄美和光園では間もなく1名が社会復帰をして59名になるということで、将来構想ではなく明日の問題であり最後の一人がどのようにすれば生きて来て良かったと思うのか、何よりも医療をどうして確保するのか、また地域に医療を解放するといっても、差別が残っている現状の中で解放が期待どおりに進むのか、という超えなければならない壁が立ちはだかっているために、今回の会議では結論はでなかったが、ハンセン病基本法が提起されたことで将来構想の問題が喫緊の課題となりました。(3月27日に開かれた、九州の三療養所の入所者自治会でつくるブロック協議会について)」
ハンセン病基本法
投稿者:
通りすがり
投稿日:2007年 5月 2日(水)10時49分20秒
返信・引用
ハンセン病基本法がいつ、誰の手によって出てきたのかはなはだ不透明です。
本来、自治会、支部長会議、全療協によって提起され、討議されるものが、先ず、基本法ありきで支部長会議の討議にかけられているように思えます。
入所者、退所者などの総意から出てきたものか。
小生にはよくわかりません。
ルリカケスさん Re: デ-タ集
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 5月 2日(水)00時28分24秒
返信・引用
編集済
>
No.2157[元記事へ]
> >2005年は、日本に於ける新規患者数(外国人を含まず)は、初めてゼロになりました。昨年も、わずか1名です。感染症情報センター、4月1日現在、です。
>
> 朗報ですね!新規患者がゼロに近い数字で、昨年1名ですか?ハンセン病も過去の「病」ですかね?
> 私は過去の病と取りたくないですね?未だ多くの問題が提起されているように思います。
> 特に今回の全療協の定期支部長会議にて「ハンセン病基本法」が、弁護団と同時に出しましたね、私は現在の「らい・ハンセン病予防法」の冠を取り除いたら、何か本省のペースに乗りはしないか?不安が先たちます。
> 私は退所者ですが?平均年齢80歳超えた方々に何を望むのでしょうか?私見を言いますなら、そっとしてほしいと思う一人ですす。
> それでリベル様「ハンセン病基本法」て、一体何をするのでしょうか?ご教授下さい。
悪い情報でないことは、確かですが、私は「朗報」という浮ついた気持ちで、お知らせした積もりは有りません。もし誤解を招いたのなら、お詫びします。
私は、ルリカケスさんにお教えするほどの情報量に欠けますし、また何ほどの情報網も持っていません。むしろルリカケスさんから、お教え頂きたいほどなのですが、それでは、話になりませんから、出来る限りお答えします。
「ハンセン病基本法」は、つまるところ、療養所の「将来構想」だと私は捕えています。国の「立ち枯れ政策」は火を見るより明かですし、このまま放っては置けません。仰有る通り、厚労省のペースに嵌ってしまいます。そこで起こす動きが「形」を取ったのが「ハンセン病基本法」なのだろうと、私は思っています。この捕え方は、間違っているかも知れませんが、そんなに大きくは間違っていないと思っています。
それから、この問題についての弁護団や全療協の考え方は、
ここからも
読みとれるかと思います。ご参考になさってください。その下に、支部長会議のことも、取り上げています。
私が、良く把握できなくていつも困るのは、全療協が退所者の方々のご意見を、どんな方法で、どの程度把握して居るかと言うことです。この辺は、ルリカケスさんからお教え頂かないと、分からないのです。全療協が、ご高齢の回復者や退所者の方々に、今更何かを押しつけるなどと言うことは、考えられないことだと思っていますので・・・。(5.1 23:47)
デ-タ集
投稿者:
ルリカケス
投稿日:2007年 5月 1日(火)23時27分31秒
返信・引用
リベル様
>2005年は、日本に於ける新規患者数(外国人を含まず)は、初めてゼロになりました。昨年も、わずか1名です。感染症情報センター、4月1日現在、です。
朗報ですね!新規患者がゼロに近い数字で、昨年1名ですか?ハンセン病も過去の「病」ですかね?
私は過去の病と取りたくないですね?未だ多くの問題が提起されているように思います。
特に今回の全療協の定期支部長会議にて「ハンセン病基本法」が、弁護団と同時に出しましたね、私は現在の「らい・ハンセン病予防法」の冠を取り除いたら、何か本省のペースに乗りはしないか?不安が先たちます。
私は退所者ですが?平均年齢80歳超えた方々に何を望むのでしょうか?私見を言いますなら、そっとしてほしいと思う一人ですす。
それでリベル様「ハンセン病基本法」て、一体何をするのでしょうか?ご教授下さい。
2006年の新規患者数
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 5月 1日(火)22時54分10秒
返信・引用
2005年は、日本に於ける新規患者数(外国人を含まず)は、初めてゼロになりました。昨年も、わずか1名です。感染症情報センター、4月1日現在、です。
「データ集」
に収録済みです。
私の方も機能アップ!
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 5月 1日(火)01時32分16秒
返信・引用
遂に、悲願達成。二日酔いで呻吟しながらも、ああやってみたら、こうやってみたらと、萎んだ脳味噌を懸命に働かせていたお陰でしょうか。
死闘一時間、「CSS」から「Java Script」へ機能アップ出来ました。
こちら
がそれです。
旧バージョン
と比べてみてください。
なんだよっ、大騒ぎするほどのことじゃねえよ。まあ、そちらの方が、「ごもっとも」ではあります・・・(>_<)
Teacupの機能アップのお知らせ
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月30日(月)23時14分34秒
返信・引用
レスを書くためにパスワードを入れて、編集ページへ行って気付きました。
「タイトル」がリンク状態になっているので、変だと思っていたのですが、これは「簡易編集機能」でした。
ここに詳しいので
、お読み下さい。
Re:石敢当
投稿者:
Ichiro
投稿日:2007年 4月29日(日)20時38分36秒
返信・引用
北風様
日本の石敢当―民俗信仰 (単行本) 小玉 正任 (著) で その起源は解明されたと思いましたがWikipediaでも 先生の考えは採用されてなくて がっかり しました。実際は これより安い 同じ先生の本があります。とにかく、実物と 文献に当たり 徹底的に研究されています。
Ichiro
(リベル) 驚きました。
こんなに高価な本
なのですね。
写真をクリックすると、石敢当の実物が良く分かります。
Googleのイメージ検索
でも、沢山見ることが出来ました。(4.30 23:35)
石敢当
投稿者:
北風
投稿日:2007年 4月29日(日)12時49分44秒
返信・引用
何か目新しい言葉が出てくると、自慢の(?)データベースで検索してみます。
http://www.annex-net.jp/ks1/
で、ヒットの数に一喜一憂しています。
引いてみました。4件ヒットしました。やれやれです。
http://www.annex-net.jp/ks1/result.php?t=%E7%9F%B3%E6%95%A2%E7%95%B6&a=&m=&s=&e=&v=&send=%E3%80%80%E6%A4%9C%E3%80%80%E7%B4%A2%E3%80%80
ちなみに国会図書館は25件です。
戦前期が80年弱、戦後が60年。4対25をどう考えるか?
(リベル) そうなのですね。
>戦前期が80年弱、戦後が60年。4対25をどう考えるか?
IchiroさんのBBSを良く読んでいると、戦前の沖縄が、どんなに本土から疎んじられていたかが、じんわり伝わってきます。今でも75%が米軍基地であるというのは、沖縄現地へ行って実際に、風景や米軍機の轟音を体験しないと本当の意味が理解できないと、聞きます。
そういうことが、文化面での4対25となって、現れて来るのかなあとも思います。(4.30 23:28)
Re: 「総論」完成!
投稿者:
北風
投稿日:2007年 4月29日(日)11時27分2秒
返信・引用
編集済
>
> 「ハンセン病と芸術の関係はどうなっていますか?」と言う項目も頭をよぎりますが、そこまでの材料が有るかどうか?取り組んでみたいテーマではあるので。明石海人、北条民雄、塔和子、鈴木時治、「文学全集」(北風さん、忘れては居ませんよ)など、材料は少ないけど有りますから・・・。
>
> ご意見、ア、それから、ヒントなど、頂けると有り難いと、お待ちしてをります・・・m(_ _)m
船越保武の「病醜のダミアン」論争なんてのもありますし。
http://www.art-museum.city.nagoya.jp/Artpaper/54/htm/tokusyuu.htm
(リベル) お察しの通り、月末の大酒で、全身の細胞の更新をしていました。凄い二日酔いで布団に潜り込んで、大汗をかきます。これで旧細胞が流れ出して、身も心も一新されるのだ、という珍説で、山の神を説得しているのだから、可笑しいでしょう。
なるほど、そういうのも「ハンセン病と芸術」という捉え方に、加えるべき分野なのでしょうね。何か、思いつかれたら、又、ヒントを下さい、宜しくお願いします。(4.30 23:05)
「総論」完成!
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月29日(日)02時41分5秒
返信・引用
「分かりやすく、短く言えば?」
という私の嫌いな長あいタイトルのページと、それを引き継ぐ
「ハンセン病を詳しく知りたい」
という総論と言うか、入り口部分が完成しました。JavaScriptに未練は有りますが、前へ進まないと、余りノンビリもしては居られないので、我慢、我慢。「忌憚のない云々」は省略。
せっかくお見え下さった方への特別サービスと、自分への鞭も兼ねて、構想を暴露します。このぺーじが
サンプル
です。「以下は参考です」より上の部分。こういう形を枠とする予定です。で、リンク集は全てそこへ、部分として放り込んで行く。「網羅性」より「啓蒙性」を重視する、というような、まあ方針です。
「ハンセン病と芸術の関係はどうなっていますか?」と言う項目も頭をよぎりますが、そこまでの材料が有るかどうか?取り組んでみたいテーマではあるので。明石海人、北条民雄、塔和子、鈴木時治、「文学全集」(北風さん、忘れては居ませんよ)など、材料は少ないけど有りますから・・・。
ご意見、ア、それから、ヒントなど、頂けると有り難いと、お待ちしてをります・・・m(_ _)m
燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや
投稿者:
あずき
投稿日:2007年 4月28日(土)22時34分12秒
返信・引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%85%AB%E5%8F%B2%E7%95%A5
十八史略が書かれた「元」の時代にちなんで、おそれながら愚息の名前にいたしましたが、あっぱれ「名前負け」です(^^)。「元」はすべてのはじまり、という意味でもありますが。。。
(リベル) これは、驚きました。私の従兄弟に居ます。大槻元。珍しい名前で、その父親が満鉄に勤めていた関係も有ったと聞きましたが。そのまま「ゲン」と読みます。こちらは本当に名前負け。のようで・・・。(検索で出てくる科学者は別人です・・・笑)
小手毬、綺麗ですね、いま丁度花盛り。とは言わないか・・・。(4.28:23:34)
相撲と落語
投稿者:
北風
投稿日:2007年 4月28日(土)11時50分31秒
返信・引用
編集済
立浪部屋ののちの「花筏」ですね。
落語家にも、「柳亭燕雀」がある。おいらの好きな春風亭柳好が、真打昇進前に一時名乗った。
「国技」相撲に「大鵬」「白鵬」があり「燕雀」が疎まれ、落語家に「鴻鵠」なく「燕雀」があるのは、やはり庶民の反骨精神の表れですかな。
(リベル) 花筏・立浪部屋でググったら、一つだけヒット。これがしかし、
大ヒット
でした。三年前に出版されていますね。こちらは
六代目柳亭燕雀
と有りますから、古くから落語の世界には有ったのですね。
>やはり庶民の反骨精神の表れですかな。
なるほど、穿った見方、というより、私も好きです、この見方。同感、同感・・・!(4.28 23:20)
燕雀
投稿者:
Ichiro
投稿日:2007年 4月28日(土)07時03分47秒
返信・引用
編集済
リベル様 面白い話ありがとうございました。
燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや
前の燕雀は知っていましたが、後のは知りません。相撲取りが勘違いしたというより、使っていたら、だんだん親しみが涌いてきたのでしょう。大体、倭という言葉もいい言葉ではありませんね。今も使いませんか。
話は変わりますが石敢当という魔除があります。これは石という勇士が起源といわれていましたが、その前からあるので、これは誤った考えであることが確定しました。石みたいに硬いものに強さを感じたのかもしれません。なお、池間島には、上にオオジャコガイ(白くて硬い)を載せた石敢当があります。
(リベル)
石敢当
(いしがんどう)と言う言葉を初めて知りました。宝塚に越してきて散歩道の民家の庭の中に
「青面金剛」
(しょうめんこんごう)という魔除けがあるのを知って、驚いたことがあります。これは、全国的に有名な物なのでしょうか?知らないことが多くて、楽しくて、なかなか死ねません・・・(笑)(4.28 23:08)
新装開店
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月28日(土)04時36分44秒
返信・引用
編集済
「ハンセン病のリンク集」の最初のページが完成しました。
「分かりやすく、短く言えばどうなりますか?」
という長いタイトルのぺーじです。
あれっ?とお思いになるかもしれないデザインなのですが、決して奇を衒った訳ではありません。分かり易さを最優先した結果。と言えば聞こえはよいのですが、実は次善の策なのです。実はもっと格好良く出来るのです。JavaScriptを使えば。で、
色々やってみました
。
これにしたかったのですが、どうしてもページの中に持ち込めません。残念ながら涙を飲んで、「CSS」でお茶を濁したのが、あの形なのです。まあ、何か素朴で良いや、と自分を納得させようとしていますが、実はハラワタが煮えくりかえるほど、口惜しいのが、本音です ・・・... o_ _)o パタッ
余談:燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月28日(土)00時37分23秒
返信・引用
編集済
これも栗田亘氏の「漢文を読む」からなのです。もう三度目なので、些か気が引けるのですが。こういうエピソードを紹介して居られます。
▼私が担当していた朝日新聞のコラム「天声人語」で、名前について書いたことがある。大相撲の親方が弟子のしこ名を「桃太郎」に変えさせた。理由を聞かれて、親方は答えた「うちの部屋には赤鬼、青鬼という名前の力士がいる。ほかの部屋に桃太郎という相撲取りが現れて鬼征伐をされちやかなわんから、先手を打ったんです」
▼それから、名横綱・大鵬が全盛の頃、ある親方が弟子を燕雀と名付けたことを紹介した。大鵬は景気のいい名前だが、燕雀とはいかにも貧弱だ。物知らずな親方を待った弟子がかわいそう、と相撲界の噂になった。そんな話である。
▼コラムが新聞に載ったら、「私がその燕雀でした」と投書が来た。町工場で働きながら定時制高校にかよっていたときスカウトされ、一九六〇年に初土俵を踏んだ。しかし力士としては体が小さく、膝の故障も加わって六年後に二十五歳で廃業、その間、二場所だけ燕雀を名乗ったのだそうだ。
▼故郷の山形県でちゃんこ料理店をやっているというその人は、私が折り返しかけた電話の向こうで「あのしこ名、好きでした。最後まで通したかった」と言った。燕雀という名前も、親方は十分考えた上で付けたのだという。「すくすくと大成した人には、幾度となく逆境を乗り越えなければならない小さな力士の苦労や心意気は理解できないだろう。あえて燕雀としよう。逆もまた真なり、だよ」と。
▼ツバメやスズメが大きい鳥より劣るわけではない。「燕雀安くんぞ……」とつなげるから意味が違ってくるので、燕雀だけならそう悪くない、いや、とても立派な名前だ。話を聞くうちに、そう思えてきた。
いい話ですね。私は、涙腺が緩くて、ダメなのです。
かく申す自分は、青雲の志とやらに燃えていた頃、自分の真価を見詰めるのが恐くて、「燕雀安んぞ…」と嘯いて、自己韜晦に活用していたものですが・・・。
一国の大臣、といえばやはり志を遂げた「鴻鵠」でしょう。長勢甚遠(これは四文字熟語ではなく人名です。為念)法務大臣は昨日、二回目、合計七人の死刑執行を発令しました。松岡利勝 還元水大臣もやはり鴻鵠なのでしょうか。
「鴻鵠の荒廃」、何処かで聞いたような。燕雀よ、力一杯、大きく羽ばたこう・・・φ(。。 )メモメモ
ハンセン病関係文献
投稿者:
Ichiro
投稿日:2007年 4月27日(金)13時29分47秒
返信・引用
ハンセン病の文献を守られている 方々に敬意を表したい。
双見美智子さんには長島の図書館でお会いしました。雑誌の発行と共に、すばらしい業績と思います。
追加ですが、先日リデルライト両女史記念館に行きましたら、森幹郎先生が、所持されていた本を寄贈されていました。また、熊本県立図書館には 内田守先生が寄贈された本が多数あります。
(リベル) 熊本県立図書館とか、リデルライト両女史記念館にきっちり所蔵されているものは安心なのです。ウッカリしていると散逸しかねない資料・図書を、確実に保存して行かなければいけないのですね。(4.27 17:05)
余談:なるほどCGIだ。
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月27日(金)12時08分18秒
返信・引用
編集済
Ä、Üなどもここでは書けるのです。
勰、厬、囖などというような、変な漢字も思いのまま。勿論入力は「&#」の半角プラス数字だけなのです。貴方も&と#を半角で入れて4桁か5桁の任意の数字を試してみてください。
こちらの表
をお使い頂いても、面白いですよ。
よくBBSのURLに「cgi」と入っている理由も、この辺にあるのでしょうか。
今、試してみたら、ソースにも使えることが分かりました。「cgi対応」などと書いてあるのも、これなのでしょうね、キット・・・、遊んでいます・・・ヽ(´ー`)ノ
Re: ハンセン病市民学会・図書資料部会
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月27日(金)11時49分13秒
返信・引用
> 表記について、早くに呼びかけを行いましたが生来の怠け者で、昨年の富山の集会では立ち上げることが出来ませんでした。呼びかけにこたえてくださった方たちごめんなさい。
> 今年は、なんとしても立ち上げたいと思います。
>
> かつて小生はあるところで、このように書きました。
>
> 長島愛生園では、双見美智子さんという八十過ぎの素敵なおばあさんが「神谷書庫」を守っている。宇佐美治さんは、ハンセン病資料の収集と保存に命を懸けている。多磨全生園ではハンセン病資料館などが出来るはるか以前から、山下道輔さんが「ハンセン病図書館」を運営し資料の保存してきた。
> 多くの「学者」が「新資料を発見」したと称して、マスコミに登場するが、それはそうした人たちが苦労して保存してきた資料の中から「発見した」に過ぎない。それも多とするけれど、そうした発表の中で、無名性に徹して惜しげもなく資料提供した彼らに言及する「学者」は少ない。
>
> この人たちの志の継承、これら資料の行方。こうしたことも、重要な「将来構想」ではないかと考えます。ぜひ、ご参加をお願いいたします。
確かに、重要な「将来構想」の一つだと思います。参加いたします。
また、予防法反対闘争の闘士、歌人、社会復帰して「草津公論」編集長、草津のライオンズクラブ・メンバーだった故・横山石鳥(秀夫)さんのご家族の経営する「だんべい荘」はまだ空いています。夜には、横山さんの奥さんも交えて(意外なゲストもあり)交流会を持ちたいと思います。
> ご参加ください。
これは、草津での「市民学会総会・交流集会」に参加される方の、5月12日の夜の宿泊の件です。
「イベント情報」
にも書いていますので、ご覧下さい。
ハンセン病市民学会・図書資料部会
投稿者:
北風
投稿日:2007年 4月27日(金)10時04分45秒
返信・引用
編集済
表記について、早くに呼びかけを行いましたが生来の怠け者で、昨年の富山の集会では立ち上げることが出来ませんでした。呼びかけにこたえてくださった方たちごめんなさい。
今年は、なんとしても立ち上げたいと思います。
かつて小生はあるところで、このように書きました。
長島愛生園では、双見美智子さんという八十過ぎの素敵なおばあさんが「神谷書庫」を守っている。宇佐美治さんは、ハンセン病資料の収集と保存に命を懸けている。多磨全生園ではハンセン病資料館などが出来るはるか以前から、山下道輔さんが「ハンセン病図書館」を運営し資料の保存してきた。
多くの「学者」が「新資料を発見」したと称して、マスコミに登場するが、それはそうした人たちが苦労して保存してきた資料の中から「発見した」に過ぎない。それも多とするけれど、そうした発表の中で、無名性に徹して惜しげもなく資料提供した彼らに言及する「学者」は少ない。
この人たちの志の継承、これら資料の行方。こうしたことも、重要な「将来構想」ではないかと考えます。ぜひ、ご参加をお願いいたします。
また、予防法反対闘争の闘士、歌人、社会復帰して「草津公論」編集長、草津のライオンズクラブ・メンバーだった故・横山石鳥(秀夫)さんのご家族の経営する「だんべい荘」はまだ空いています。夜には、横山さんの奥さんも交えて(意外なゲストもあり)交流会を持ちたいと思います。
ご参加ください。
Re: 余談:大勇はさからわず
投稿者:
北風
投稿日:2007年 4月26日(木)12時18分38秒
返信・引用
>
> やはり「大勇」は、難しいものなんですね・・・。厚労省に対しても「大勇は忮(さからわ)ず」で臨まなければいけないのでしょう、か。「お互いの違いに寛容である」べきなのでしょう、か。「それぞれが、それぞれでいい」と・・・φ(。。 )メモメモ
>
相互に自立した関係ならばいいのですが、厚労省と国民は「それぞれが、それぞれでいい」というわけにはいかないかと。
しかし、リベルさんのご忠告は肝に命じて、猫パンチは自粛します。
(リベル) ア(額を打つ)、相互に自立しているかどうか?と言うのも考えなければいけませんね。
しかし、これも考えなければいけない。「お互いの違いに寛容で」あれ、と言われても、北朝鮮との違いはねえ。だから、相互に自立している、いないに拘わらず、闘うべきは闘わなければいけないのでしょうね。「
みだりに
他者と争わない」と断ってあることですし。
みんなの猫パンチを温存しておいて、一挙に集約して厚労省に一発KOパンチを喰らわす、というのは、やはり夢物語、でしょうか・・・(>_<)(4.27 12:45)
Re:余談
投稿者:
Ichiro
投稿日:2007年 4月26日(木)07時07分48秒
返信・引用
編集済
リベル様
難しい漢字ですね。
逆の意味の話です。言葉は知りませんが
平和のシンポルとも言われる鳩ですが、エサなど貰って怠けて太っているのをよく見ます。怖いのは、フンに寄生虫がいることです。
問題は、みだりに戦うことで、もっと強い動物は、わきまえて戦うのですが、弱い鳩は同じ動物、すなわち鳩に対しては、力をわきまえずに戦うとある生物学者が言っていました。弱いからでしょうか。鳩の方の弁解も聞かねばなりませんが。
(リベル) gは、この忖は坑┘轡礇譴里弔發蠅任坑・如△世・蚣造離織ぅ肇襪・・・獷砲覆辰討い襪里任后・呉紂垢海臨屬鯣襪譴茲Δ箸垢襪函#24558々と燕幣され、个靴茲Δ箸い犬辰燭蕁・・紊・鍔峪・韻鯑陲海穀Xぎ。仝忮々は匯悶採宀かと碧・靴燭蕁a href="http://www.hidekik.com/char/cgi-bin/char.pl?from=all">
CGISのサイト
が竃てこの24558桑にこのh忖がありました。書龍薯?でべているところです。
このサイトは、嶷くて、rが譴・蠅泙垢・∃善くお棋ち和さい。それだけのエ鬚舛呂△襪函∨爾い泙后・.27 01・01・
これは、冗談をやっているのではありません。あの字を入れて、「投稿」すると、こういう結果になるのです。下のタイトルが平仮名になっているのは、そうしないと、こうなるからなのです、実は。
昨日、タイトルを書いた時、あの「さからう」という字は「&#24558」と出てきました。これは一体何なのかと思って、検索すると出てきたのが、何か
CGI関係のサイト
なのです。この24558番にあの恐ろしい漢字が有ります。ちょっと重くて時間(1~2分)が掛かりますが、一見の価値は有りますから、どうぞ・・・。(4.27 01:10)
余談:大勇はさからわず
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月26日(木)03時09分42秒
返信・引用
編集済
「大勇は忮(さからわ)ず」
荘子にある言葉だそうです。「本当に勇気のある者は、みだりに他者と争わない」と言うことだそうです。
●中国の伝説上の舜が周辺の蛮族を攻めようとする堯を諫めて
「おやめなさい。三つの国は確かに未開の種族です。でも、私たちと風俗や習慣が違うからといって、どうして彼らを気にする必要がありましょう。
それぞれが、それぞれで、いい
のです」
●カント(1724~1804)は
「永遠平和のために」
の中で
「一緒に生活する人間のあいだの平和状態は、決して自然状態ではない。自然状態は、むしろ戦争状態である。
それゆえ、
平和状態は創設されなければならない
のである。」
●カントより8才若いアメリカの初代大統領ワシントン(1732~1799)は、演説の中で
「すべての国ぐににたいして信義と正義を守れ。
すべての国ぐにとの平和と調和との関係を育成
せよ」「ある特定の国ぐににたいして永久的な深刻な反感をもち、他の特定の国ぐににたいして熱情的な愛着をもってはならぬ」
●1955年7月9日に発表された
「ラッセル・アインシュタイン宣言」
には
「私たちは世界の諸政府に、彼らの目的が世界戦争によっては促進されないことを自覚し、このことを公然と認めるよう勧告する。従ってまた、私たちは彼らに、彼らの間の
あらゆる紛争問題の解決のための平和的な手段を見出すよう
勧告する。」
●核戦争の寸前だったキューバ危機を回避したケネディー元米大統領は、1963年暗殺される半年前の演説「平和の戦略」で
「全ての人がお互いに愛する必要はない。必要なのは
お互いの違いに寛容であること
だ」
●それから39年後、9月11日を受けて、同じ国のブッシュ大統領は「悪の枢軸」演説で
暴力と報復の必要性
を説きました。
やはり「大勇」は、難しいものなんですね・・・。厚労省に対しても「大勇は忮(さからわ)ず」で臨まなければいけないのでしょう、か。「お互いの違いに寛容である」べきなのでしょう、か。「それぞれが、それぞれでいい」と・・・φ(。。 )メモメモ
ワシントン大統領も読んだという・・・
ルリカケスさんへ Re: ロードマップ委員会
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月26日(木)01時28分30秒
返信・引用
編集済
> これまでの弁護団の人員動員費用は全て弁護士の会計から
> 出されています。今回の自由参加ですが?
> 5月に草津で行われます、市民学会の為ですかね?4月&5月と
> 人員動員いたし、金額の問題ですかね?まぁー市民学会に軸足を置いた
> 形になりましたね?
これで「ロードマップ委員会」は本省側に有利になったのでは
> ないでしょうか?聞かせたくない話を!
(中略)
> 私見ですが?全療協役員&スタッフも今回は休んだみたいです。
> それに、
弁護団は前回は人員動員掛けながら、今回は動員しない理由は
> 何故か?このロードマップ委員会は一体全体どうなっているのでしょう?
> 委員会の様子は知人よりメールで頂きました。
本省側に有利になった、というのは誠に鋭いご指摘だと思います。この現状は、本当に憂慮すべき状況だと、もっと大きな声で叫ばなければいけないと思います。
それにしても分からないのは、弁護団と全療協役員の「後退」です。誠に残念なのは、私自身一度も傍聴に行っていないことです。第一回がどんなに無様なものだったかは、
議事録がある
ので、分かりますが、(今回はともかく)第二、第三、第四回については、
「議事次第と資料」
しか公表しないので、どう話が進行したのかは、知る術がありません。
そこで、類推になっていけないのですが、弁護団も、全療協役員も、一旦、放り出してしまったのではないか?と思うのです。単に放り出すのではなく、「統一交渉団」としての抜本的対抗策を練る他はないと、そうお考えになって、現在秘策を練って居る最中なのだ。私はそう類推しています。
Ichiroさんも仰有っていましたが、あれでは専門家が居ないのか、居ないに近いのか、今更
「ハンセン病アトラス」
を持ち出して、何が「ロードマップ委員会」ですか? 完全に厚労省ペースに嵌り込んでしまった。だから、「秘策」、「抜本的対抗策」が必要だと、私は思っています。
兎に角、そういう目で、もう一度じっくり、
今回の議事次第
を、お読みになってみて下さい。「再発防止のための提言」に対する
「現在の取り組み状況」
がいかに空疎な、お役所的模範解答であり、「逃げの姿勢」のみ有って、「取り組み」など全く無い、ということを・・・。これについては、これこれの法律のこの条文で対処しているとか、そういうやり方の一点張りで押し通しています。おまけに、「現在の取り組み状況」の部分、1ページ目から、誤字・誤文ですよ!「若いの」にやらせて、疾病対策課長は目も通していない!非道いですよ、これは。
これでは、こんな会議に出るのは、時間の無駄であり、抜本的見直しを厚労省に求める他はないのではないでしょうか。私が今思いつくのは、金平座長にもう一度「最終報告書」を厚労相に提出する儀式からやり直して貰って、「ロードマップ委員会」の委員を再選定して、これまでの五回は無かったことにして、「新・ロードマップ委員会」を開催することくらいです・・・(;`つ´)怒!
ロードマップ委員会
投稿者:
ルリカケス
投稿日:2007年 4月25日(水)22時17分30秒
返信・引用
編集済
リベル様
ご無沙汰いたしております。
すでにご存知のことと思いますが?
これまでの弁護団の人員動員費用は全て弁護士の会計から
出されています。今回の自主参加ですが?
5月に草津で行われます。市民学会の為ですかね?4月&5月と
人員動員いたし、金額の問題ですかね?まぁー市民学会に軸足を置いた
形になりましたね?これで「ロードマップ委員会」は本省側に有利になったのでは
ないでしょうか?聞かせたくない話を!
ロードマップの傍聴者は、Hさんと
神奈川に住んでいる退所者の女性など
Kさんの話だと10人くらいだったとか。
でもたぶん、Kさんが知らない顔は
事務局のスタッフなどじゃないかと思います。
私見ですが?全療協役員&スタッフも今回は休んだみたいです。
それに、弁護団は前回は人員動員掛けながら、今回は動員しない理由は
何故か?このロードマップ委員会は一体全体どうなっているのでしょう?
委員会の様子は知人よりメールで頂きました。
有難うございます
投稿者:
Ichiro
投稿日:2007年 4月24日(火)18時28分46秒
返信・引用
このような大きいシステムは管理が大変なのですね。
Ichiroです。
リベルさんに心からお礼を申し上げます。
(リベル) いえいえ、お礼などと・・・、とんでもありません。(4.24 23:07)
ふーっ、疲れました!悪戦苦闘五時間!
投稿者:
リベル
投稿日:2007年 4月24日(火)05時08分45秒
返信・引用
編集済
いや、五時間と言っても、今日は最後の詰めとして五時間掛かりましたが、取っ掛かりから言えば、一週間近くはかかっているのです、はい。
「ハンセン病のリンク集」の
トップページ
に「親切化」のキザシが現れたのですが、お知らせしないと見て頂けないだろうと・・・。二階部分のシートを一部取っ払って、開示しまあ~す。これまでのページは
こちらに保存
していますので、興味がお有りの方は、比べてみてくださいませ。
「早わかりコーナー」、「総合サイト」、「基礎知識」という三つのページが無くなりました。そして「分かりやすく、短く言えばどうなりますか?」、「ハンセン病をさらに詳しく知りたい」の二つのページが出現したのです。
さあ、これで、果たして分かりやすくなったのでしょうか?
正直言って、チョット首を傾げる部分が未だあります。兎に角方向付けというか、叩き台はこれにしたいと思っています。と言っても、まあ、舞台裏の話のようなもので、いけないとは思いますが、率直なご意見を頂ければ、感謝なんですが・・・ダメかなあ、今回も・・・(>_<)
昨年の11月11日の全療協主催のシンポジウムで、上映されたビデオの中で、入所者の一人が「最後の一人になりたくないから、早く死にたい」と仰有った。一瞬会場がざわついたそうです。つまり「将来構想」は、かくも焦眉の急だと言うことです。しかし厚労省は、療養所を合併・取り潰しの方向へ持って行こうと、懸命です。
神美知宏氏の言葉を借りると
「熊本地裁判決を受け,国は『終生の在園保障』『生活環境および医療を一般社会と遜色のない水準に確保する』ことをわたしたちに約束している。これは,統廃合ではなく,療養所の社会化―つまり,療養所を市民に開放することでこそ実現できる,とわたしたちは考えている。」
この実現のネックになるのが、「予防法廃止に関する法律」第2条の
「国は,国立ハンセン病療養所において,この法律の施行の際、現に国立ハンセン病療養所に入所している者であって,引き続き入所するものに対して,必要な療養を行うものとする」
という条文です。
ルリカケスさんの仰有るとおり(やっと理解できました。ごめんなさい)この法律の存続理由がない現在、この条文を取り払うか、改正をしたい。しかし、単なる「第2条改正」だけでは、”国民的”運動として、厚労省の厚い壁を破れない。そこでシンポジウムの実行委員会(全療協、全原協、弁護団、市民学会、全医労からなる)では、これを更に発展させ、熊本判決後に獲得した諸施策や今後の課題等をも盛り込んだ「ハンセン病問題基本法」構想を旗印とすることが確認されるに至ったというのが当時の出発点のようです。
このシンポの実行委員会は、その後「将来構想を進める会」として存続し、継続的に議論が進行している模様です。市民学会もその一員ですが、12日のシンポ「療養所の将来像を考えよう」では、どのように議論が展開されるのでしょうか、期待するところ大です。
自分の中で、一度整理をしないといけないので、纏めてみました。
北風さんのご心配の通り「議員立法」など悠長なことは、言って居られない。3月の各地ブロック会議、4月の支部長会議でこの問題の議論がなされたことは上記リンク先からも読めます。5月の市民会議総会を経て、6月に開かれる臨時支部長会議で、さらに議論が深まるでしょう。その行方を見守りたい、と、月並みな言い方で終わります。
透徹した厳しいまなこも不可欠ですし、一歩下がって、暖かいまなこもまた、保ち続けたい、と私は思っています。