石刃 |
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石刃 ブレード。石器時代人が石核からはがし取った剥片(はくへん)のなかで、とくに長さが幅の2倍以上あって、しかも長軸に沿って2条か3条の稜(りょう)が平行して走っているものをいう。石刃をとるためには、まえもって円筒形もしくは円錐(えんすい)形に調整された石刃核を用意する必要があり、このような方法で石刃を連続的に生産する方法を石刃技法(ブレード・テクニック)とよんでいる。石刃技法の開発は、約3万年前から始まった後期旧石器時代の特色とされており、多量生産された石刃を素材として、さらにナイフ、尖頭器(せんとうき)、錐(きり)、彫刻刀、スクレーパーなど各種の狩猟具や工具がつくりだされた。後期旧石器時代文化の発展は、石刃技法をその基盤に置いて考えなくてはならない。[芹沢長介]日本大百科全書(ニッポニカ)から |
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※長さ: 9.1 cm 巾: 2.1 cm 厚さ: 0.9 cmです。※右図のように、一つの 石核から、石刃を叩き取ります。 「Noteworthy Archaeological Sites」から |
「Human Origins Index Page」から |
「AUSTRALIAN MUSEUMSCIENTIFIC PUBLICATIONS」p.138から |
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