お散歩会開催に関して

参加者 2組以上で開催します。
2時間程度連れ立って歩きます。場所はその都度決めます。
参加費は1組 2000円(税込)です。
人はご家族に限り何名様でもOK。小さなお子様は運営に支障が出ないようご配慮願います。犬は 2頭まで(ただし1頭につき必ず1人つくこと)。
持ち物:リード(伸縮式不可)、おやつ(ドッグフードまたはトレーニングに適したもの)
排泄物は各自適切に処理願います。


目的

他の人、犬と共に穏やかに行動することで協調性を養うことが目的です。
長時間お互いの存在を意識しつつ、同じ方向へ向かって歩くことで連帯感が生まれます。

犬は本来群れを成すことで安心し、争いごとは避けようとする生きものです。 ですが、社会化が不足すると相手との関わり方がわからず「吠え」「攻撃」などの問題行動が生じやすくなります。
お散歩会は、そうした子の社会化の場としても活用したいと考えています。

いつもと違う環境、新しい仲間との出会いはよい刺激となり、生活の質の向上にもつながります。
他の犬と上手に接触できる子には、群れを安定させる役割を担ってもらえると助かります。
犬同士を遊ばせることが目的ではありませので、接触はあいさつ程度に留めます。

飼い主さまにおいては、犬たちを観察することにより犬そのもの、また犬社会への理解を深める機会になりましたら幸いです。


注意点

常に集団となって歩くわけではありません。相手との距離感は各個体によって異なります。 ご自分の犬の距離感だけでなく、相手の犬の距離感にも配慮が必要です。

各自のペースでお歩きください。前の組を慌てて追いかけなくて大丈夫です。 後ろの組が離れすぎた際は、前の組の方が立ち止まって距離を縮めてあげてください。
移動中の臭いかぎなどの寄り道は最小限に抑えます。休憩ポイントで自由時間を設けます。

他犬とのあいさつは突進させないようにします。穏やかに接近するよう努めましょう。 じゃれ合ったり遊びはじめたら、一旦お互いに距離をとり落ち着かせます。


吠える理由、吠えにくくするために

苦手意識から吠える場合
犬が苦手な子は、散歩中前から接近してくる他犬に敵意や不安・恐怖を感じます。
警告の意味で吠えているうちに、相手の犬は去っていきます。この繰り返しで吠えが習慣化します。
お散歩会では、吠えても相手はいなくなりません。 また、時間をかけて相手を観察させ、敵視するものでも怖いものでもないのだと認識させます。 最初は吠えていた子も、終了時には吠えなくなっているはずです。

ご自分の犬が吠えても、叱ったりなだめたりしません。飼い主さまはうろたえず、悠然と構えてください。 吠えなくなる距離まで誘導すれば十分です。犬は落ち着きを取り戻し、安心を与えてくれる飼い主さまを頼るようになります。 ご自分と愛犬の力を信じましょう!
愛犬をサポートするのが飼い主さまの役目。飼い主さまのサポートはトレーナーがいたします。


興奮から吠える場合
「遊びたい」「あいさつしたい」近づきたくて興奮する場合は、落ち着いた状態で近づかせるようにします。
興奮状態で接近することを繰り返すと、犬を見るたびに興奮するようになります。
散歩中の犬同士のあいさつは必須ではありません。毎回させないようにするのもひとつの策です。
それでも落ち着いたあいさつをさせたいのであれば、そのためのトレーニングが必要です。


お散歩会を一度経験しただけで問題が改善するわけではありませんが、愛犬と飼い主さまの新しい気づき、問題改善へのきっかけになれば、と思います。



  • *トラブルが起きないよう管理に努めますが、万一問題が生じた場合は当事者間での解決をお願いいたします。
  • *周囲の状況、犬たちの行動に集中していただくため、ハンドラーの方の移動中の撮影等はご遠慮ください。

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