タイの地面を踏んで最初に感じたことです。
南国だから？　湿度が高いから？　これがタイの香り？

ちがうちがう！　排ガスで空気までまっくろ！

タイを走る車は、みな日本製。
ほとんどすべて　日本の中古（ちゅうぶる）です。
他の外車(ヨーロッパ製)や日本製新車はエグゼクティブが乗るもので
庶民の足は　中古のいすず　ホンダ　三菱　です。
HITACHIは見なかったと思います。

タイには車検というものがないので
日本で御用済みになってタイに渡った車は
終身奉公することになります。

排ガス規制のなかった時代の車が走っているのだから
街中で仕事をするおまわりさんや、トゥクトゥク（三輪バイクタクシー）運転手は
大きな変装用マスクが必携です。→ウルトラ警備隊
タクシーは窓を閉めエアコンを効かせているのでマスク不要です

日本の空気はなんてクリアなんだろう

メータータクシー

　流しで走るタクシーにも英語は通じません。 ホテルの名を告げて一度は無事に帰りましたが、二度目に乗った時はホテル名を書いて見せても？？？だったので、あきらめて車から降りました。
　また、「ISETANへ」は通じなかったけど、「エラワン（伊勢丹の近所の祠）へ」は理解してもらえたようなので乗ったものの　 大きく迂回して走るタクシーにドキドキ。一方通行が多いの。

トゥクトゥクと運転手の真っ黒なマスク

　客だってこの汚れた空気の中をマスクなしには乗れません。
　渋滞でも小まわりがきくとか、気軽な市民の足だからとか言うけれど料金はタクシーのほうが安いそうだし、 小まわりがききすぎて、どっかの路地裏に連れて行かれちゃいそうだよ。

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車は大勢で乗りましょう

道路の舗装はとても悪く、制限速度はあってないようなもので
前に車がつまらない限り　その車の能力の限り最高速でぶっ飛ばすので
車中から　いい写真　を撮ろうとしても手ぶれしてうまくいきませんでした。

庶民はピックアップトラックに　
１０人〜２０人くらいは軽く乗ります。

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この状態で悪路をぶっ飛ばして、人（子供も幼児も）が、よく落ちないものだと感心します。写真の人もくつろいでいるでしょ？
撮影時には道が混んでいたので　時速５０キロ　くらいで走行していました。空いた道なら８０〜１２０キロメートルで、ツアー客を乗せて走ります。(タイはメートル法）

最後に強烈なものを一枚お見せします。重みで車の後部が沈んでいます
確認できるだけで後部荷台に１５人
おそらく向こう側には６人以上が潜んでいると思います。

満載くん（２８KB）
大きい写真ですが一見する価値はあります

・・・タイした国だよTHAILAND

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人に優しい高速道路

アユタヤへ行く途中、頭の中がずっともやもやっと不思議な感じでいっぱいでした。
何かへん・・・へんへんへんへん

わかりました。高速道路なのに人が渡っている！
道幅はひろく、横断するのには２００メートルダッシュです。

高速道路が高架になっていないので
遠回りして(点在・かなた遠くに見える）陸橋を利用しなくても
直接、高速道路を横断できるような構造になっています。

TERRYは、バスが高速道路上で故障したとき
急に「動かないから降りてくれ」といって
路上に降ろされてしまったそうです。
日本なら高速道路上に降ろされても途方にくれてしまいます。
細い階段の非常脱出路を探さなくてはなりません。

でも、タイなら安心。
高速道路のどの場所でも、歩いて路肩から脱出できます。

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扉のない公共バス

白いバスと緑のバスには扉がありません。
どこまで乗っても一律料金なので　
信号でも渋滞でも、停車していれば飛び乗り・飛び降りできます。
ミステリー小説が書けそうです。

あとから調べると扉がないのではなく開けっ放しなのだそうです。

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何かが足りない

今のバンコクに足りないもの。
それはゾウです。
危ないから（どっちが？！）市内はゾウ禁止なんだって。

２年前にはバンコクの街なかを象が歩いてたよ！
ハンドルを握っていて、初めて象が通りから顔をだしたのを見たときは
「ぶろんとざうるす」と間違えて心臓が飛び上がるほどびっくりしたんだって。
TERRY談

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