神々の島”バリ”の民俗儀礼 インドネシア・トラジャの民俗 タイ北部の少数民俗 神社以前の祭祀 例祭の古式神饌 例祭の古式神饌(その2) 神々の島”バリ”の民俗儀礼 神社以前の祭祀 タイ北部の少数民俗インドネシア・トラジャの民俗
世界の民俗!!![]() ![]() 神々の島”バリ”の民俗儀礼A Folk BARI 1.はじめに 2.住民の生活とくらし ヒンドゥー教の社会 バリアガ トゥガナン トル二ャン 村の組織と慣習 稲作儀礼 稲の栽培と古代米 3.バリの宗教と儀礼 バリ独自の儀礼 家族の通過儀礼 結婚式 儀式(火葬儀礼) その他儀礼 祭りと芸能 4.おわりに お問合せ 京都民俗学談話会会誌 「京都民俗」第13号 1997.12 花園大学文学部史学科 芳井敬郎研究室 インドネシア・トラジャの民俗 タイ北部の少数民俗・
タイ少数民族の人々日本の民俗 天の岩戸神話の真相 http://www2s.biglobe.ne.jp/~t-sato/index18.html 6.おわり 神さんの話 http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Gemini/1043/cg1.html 「祭」とは「神」とは何なのか! 祭りの語源とは、祭りを行うことによって「神に近づいてマツワルことである」と言われています。 つまり祭りをすることによって私達は、自分の家を始め地域共同体の一員として祖先と共に 生きていることを実感し、祖先である神(祖先神)から頂いた生命を再び沸き起こさせてくれる。 これによって私達の生命が躍動して、その喜びと共に共同体がいったいとなり喜びをもたらす。 また、私達が生きていくためには、命の根源である貴重な食べ物をお供えして神(祖先)に 感謝すると共に、その供え物を神(祖先)と共に共食することによって祖先と共にいる事を実感する。 詳細は、下記の本を御覧下さい。 ![]() 神祇装束(襦袢・白衣・袴・帯・足袋・草履)のセットでおおよそ35000円。 浄衣は30000円〜80000円。 巫女の緋袴は10000円〜65000円。 布の種類や仕立て方によって値段がかなり違います。(正絹はやはり高価です) 祭の時に着る正服や狩衣も色々あります。 参考までに様々な神祇装束や持具を取り扱っているHPです。 http://www.yusoku.com/ ![]() 例祭の古式神饌についてThe classical offerings of anual ceremonies 例祭の古式神饌についてThe classical offerings of anual ceremonies 〜京都・奈良・滋賀を中心にA Case Kyoto、Nara、and、Siga (その2) 穀類を蒸したもの 天皇神社の「盛相」 玉田神社の「しらむし」 北野天満宮の「菜種御供」 大大和神社の「ちまきと牛の舌餅」 高木神社の「鳥御供」 棚倉涌出宮の「御供盛り」 八幡神社の「御供盛り」 北白川天満宮の「盛相」 北野天満宮の「甲御供」 老杉神社の「御供」 男女のシンボル 高木神社の「五百母祭り」 上賀茂・下鴨神社の「葵桂」 棚倉涌出宮の「男根」 八幡神社の「男根・女陰」 人身御供 老杉神社の「ヒトガタ御供」 杉山神社の「人身御供」 倭文神社の「人身おん供」 ずいき神輿 北野天満宮の「ずいき神輿」 大将軍八神社の「ずいき神輿」 棚倉孫神社の「ずいき神輿」 御上神社の「ずいき神輿」 御園神社の「ずいき神輿」 その他神饌 大神神社の「神饌松明」 伊勢神宮の「神饌松明」 3.神饌の調整 神饌調整の場所 神饌の容器と盛り方 4.神饌の運搬 頭上に乗せる 唐櫃などに納め担う 御供船に乗せる 5.神饌の供え方 浄闇の深夜に供える 献饌の方法 息のかからないように供える 6.おわりに 「京都民俗」第14号 1996.12から 上記内容の詳細は、下記の本で御覧になれます。 題名『稲作民俗の源流―日本・インドネシアー』 ※お読みになった方からメールをいただきました。 ========== 切取り線 ============ 切取り線 ====特別特価(筆者発送分のみ) 下記の郵便振込 講座番号に4000円をお振込ください。 定価5000円+消費税を、4000円(本の郵送料+消費税は当方負担)に ー著者直接の、予約申込ー 名 前 4000円(本代+郵送料+封筒込み)を下記の郵便振込 講座番号へお送りください。 『郵便振込』 講座番号 00920-7-40389 加入社名 小泉芳孝 隼人サミット「古代隼人文化を語る」 開 催 日 : 平成16年8月1日(日) サミット出演者 シンポジウム13時30分〜 《開催スケジュール》 《参加者略歴》 このサミットの発言を記した立派な冊子が隼人町から発行されました。2007 シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」開催 古代天皇である継体天皇や地域に伝説が残っている神功皇后などについて日本の第一人者である堺女子短期大学の塚口義信学長や、この地域を研究している京都地名研究会員をパネリストとして専門の分野から報告して頂きました。今回のシンポジウムは、伝承だけではなく地域に実在していた物で歴史教科書をなどを書き変えなくてはならないのではないかと思われる内容でした。 開催日: 平成15年10月19日(日) 時 間: 午前10時〜16時30分 場 所: 京田辺市立中部住民センター メインホール(収容人員200人以上) 〒610−0311京都府京田辺市草内美泥22−2 0774−64−8810 来聴歓迎(事前申し込み不用)、小冊子資料代:会員無料、非会員500円(当日徴収) パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑 斎藤幸雄 シンポジウムの司会 古川 章 内容 1.神功皇后伝説は、伝説でなく山城を本拠地にして居住していた。 2.仁徳天皇「奴理能美の家と皇后磐之媛」は、日本最初の養蚕技術を持ち込んだところ。 3.継体天皇「筒城宮」は、息長氏(渡来人)の南山城と深い関係があり筒木に来た。 4.『竹取物語』のかぐや姫は、筒木を舞台にして書きあげられた。 6.山背(やましろ)は、平城京の背だけであったが、難波京からの背でもある。 主催:京都地名研究会 共催:京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550 後援:京田辺市教育委員会、葛椏s新聞社、京田辺市観光協会、かぐや姫の里を考える会、 協賛:関西元気文化圏参加事業 (「関西から文化力 POWER OF CULTURE」ロゴマーク使用)
問合せ先 ○京都地名研究会 代表理事 <シンポジウム> メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」 京都地名研究会では、別紙のようなシンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を開催しました。 古代天皇である継体天皇や地域に伝説が残っている神功皇后などについて日本の第一人者である堺女子短期大学の塚口義信学長や、この地域を研究している京都地名研究会員をパネリストとして専門の分野から報告して頂きました。今回のシンポジウムは、伝承だけではなく地域に実在していた物で歴史教科書をなどを書き変えなくてはならないのではないかと思われる内容でした。 山城は古くから文化の栄えた所です。京都地名研究会では、南山城における『記紀』や『万葉集』などの古代地名や人名について、研究者をお招きして「秘められた南山城の地名を探る」を開催することとなりました。このシンポジウムにより南山城の古代地名を明らかにすることにより先進的な地域であったことがわかるのではないかと考えています。日本語と日本文化の起源を知るには、地名への関心が一つの大きな意味を持っています。文献の記録をもとに、土地の伝承に耳を傾け、南山城の古代地名を明らかにしたい。
開催日: 平成15年10月19日(日) 時 間: 午前10時〜16時30分 場 所: 京田辺市立中部住民センター メインホール(収容人員200人以上) 〒610−0311京都府京田辺市草内美泥22−2 0774−64−8810 <交通アクセス> JR片町線 新田辺駅・近鉄京都線 新田辺駅下車 1.近鉄バスターミナルより 京阪宇治又は奈良交通バス(約8分)「草内口」下車すぐ 草内行き8:30 9:00 9:30 2.JR新田辺駅より東へ徒歩約18分・近鉄新田辺駅より東へ徒歩約15分 3.自家用車の方は、国道307号線 山城大橋の東側(駐車場30台) ■来聴歓迎(事前申し込み不用)、小冊子資料代:会員無料、非会員500円(当日徴収)
10:00〜 10:10 総合司会:地名研究会 糸井道浩 (入口でシンポの質問用紙配布) 開会あいさつ:主催 京都地名研究会常任理事 共催 京田辺市郷土史会会長 【基調講演】 10時10分〜12時30分 10:10〜11:20「神功皇后伝説のふる里を探る―南山城の“息長”の地名を手がかりとして―」 塚口義信 堺女子短期大学 学長 (日本古代史・文化人類学) 11:20〜11:25 休 憩 11:25〜12:05「竹取物語ゆかりの筒木について」 小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事 (日本民俗学 郷土史家) 12:05〜12:30 「南山城の神社と伝承について」 石田天祐 日本語語源研究会 潟Mルガメシュ(幻想創作家 相撲史研究家) 休憩12時30分から13時20分(昼食・シンポの質問用紙回収) 周辺食事出来る所少なく弁当持参して下さい。
【シンポジウム】 13時30分〜16時30分 テーマ「秘められた南山城の地名を探る」 冒頭コメント: 「つぎねふ山代と河内との関係」−地名から仁徳・継体の筒城行幸の跡を考える− 吉田金彦 日本語語源研究会代表 姫路独協大学名誉教授 予定パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑 斎藤幸雄 シンポジウムの司会 古川 章
シンポジウムの予定項目 途中の休憩でシンポの質問用紙回収 1.神功皇后伝説と“息長”一族それに継体天皇「筒城宮」 2.南山城の古墳(椿井大塚山古墳・佐紀古墳群・飯岡古墳群) 山代の古墳出土鏡と被葬者は? 三角縁神獣鏡 神人車馬画像鏡 3.『古事記』に記す山代の地名・人名・祭神 「山代内臣」「山代大国之淵」「山代内臣之祖」 4.『竹取物語』にちなむ地名「山本驛」「筒城」「山崎」「甘南備山」「三室戸」など 7.山代・山背・山城、筒木・筒城・綴喜、山代川・和訶羅河・輪韓河・泉川(河)・木津川など 質疑・応答 16時15分から16時30分 京都地名研究会事務局 綱本逸雄から連絡事項の報告 閉会あいさつ:京都地名研究会から 懇親会:17時30分〜 事前申込者のみ 主催:京都地名研究会 共催:京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550 後援:京田辺市教育委員会、葛椏s新聞社、京田辺市観光協会、かぐや姫の里を考える会、 協賛:関西元気文化圏参加事業 (「関西から文化力 POWER OF CULTURE」ロゴマーク使用)
【基調講演の内容】 テーマ「神功皇后伝説る里を探る―南山城の“息長”の地名を手がかりとして―」塚口義信
古事記や日本書紀それに風土記などに記されている神功皇后伝説や息長氏、あるいは応神天皇や継体天皇などの古代天皇を研究している塚口義信氏から「古代山城南部の歴史」、特に「南山城の“息長”一族」についてお話ししていただく。塚口氏によると、神功皇后の系譜や伝承は、滋賀県坂田郡の息長氏が有力になる6世紀以前から山城南部の“息長”一族によって伝承されてきたものであり、この一族は息長帯比売の陵墓伝承のある、大和三大古墳群の一つとして有名な佐紀古墳群と深い関わりを有しているという。京田辺市にある普賢寺の山号は息長山であり、朱智神社の祭神「山代之大筒木真若王」(「山代」「筒木」に由来する名前)をはじめ神功皇后の系譜に山城南部の地名に由来する名が多く登場する。これは、山城南部の“息長”一族がこの伝承を語り伝えてきたからであり、6世紀初頭に継体天皇が筒城宮に来たのも、この一族と近江坂田郡の息長氏が継体を支援していたからである。 “息長”“綴喜”“高木”“綺田”などをはじめとする南山城の地名を手がかりに、神功・応神伝承の謎を解き明かすとともに、4〜6世紀における山城南部の政治集団とヤマト政権(畿内政権)との関わりについて考察していただく。 塚口氏紹介−堺女子短期大学 学長、文学博士。1946年大阪府生まれ。専攻:日本古代史・文化人類学。関西大学第一高等学校・第一中学校教諭、関西大学講師など歴任。主な著書『神功皇后伝説の研究』(創元社)『ヤマト王権の謎をとく』(学生社)『古代王朝をめぐる謎』(学生社)『三輪山の古代史』(学生社)『三輪山の神々』(学生社)『古代天皇のすべて』(新人物往来社)など。
テーマ 「竹取物語ゆかりの筒木について」 小泉芳孝
京田辺市に伝わる伝承や社寺の本源記、それに個人が持っている古文書を見ていると。実に古く神代の時代のことが多く書かれている。 これらの内容が何時の時代に、どのように、どういう意図を持って書かれたのか今まで解からなかった。ところが最近、堺女子短期大学の塚原義信学長の著書『やまと王権の謎をとく』などを読んだ時、今まで何となく目にして来た地元に伝わっている伝承や、古文書などに書かれていることが私の頭の中で繋がり、『古事記』に記す「山代之大筒木真若王」「大筒木垂根王」や、『日本書紀』に記す「筒木の韓人、名は奴理能美」「仁徳天皇の歌と磐之媛の答歌」それに、その後の出来事などが私の頭の中で具体的なイメージとして浮かび上がってきたのである。 それとともに最近、京田辺市郷土史会で取り組んでいる『竹取物語』かぐや姫の里“京田辺”の『古事記』垂仁記に記す「大筒木垂根王之女、迦具夜比売命」も架空の人物でなく「筒木」(筒城・綴喜)に居住していた人で、大筒木垂根王は筒木を舞台に活躍した実在の人物であったことがわかった。 また、延喜式内朱智神社の祭神や息長山普賢寺それに甘南備山、継体天皇の「筒城宮」などから、『竹取物語』ゆかりの筒木が山代地域において重要な位置を占めていることに気付いた。これらについて私なりの考えを述べてみたいと思います。 小泉氏紹介−京田辺市郷土史会理事、葛椏s放送勤務。1947年京都府生まれ。近畿大学法学部法律学科卒業、佛教大学文学部史学科卒業、専攻:日本民俗学・郷土史。京都民俗学談話会会員、京都府立山城郷土資料館友の会。主な著書『稲作民俗の源流−日本インドネシア』(文理閣)。主な投稿『竹取物語“かぐや姫の里”京田辺』京田辺市郷土史会編・『京都民俗』京都民俗学談話会会誌・『筒城』京田辺市郷土史会報など。
テーマ 「南山城の神社と伝承について」 石田天祐
私は、南山城に関する記紀神話や万葉集それに祭神など言語学の分野から迫ってみる。現代の山城における地名は、古代日本語・やまとことば・中国語・古代朝鮮語・満州語などあらゆる分野の言語から分析しないと解明できない。各地の地名や人名それに祭神などについては、派生語や母音交替形・同音同義などから言語や語根を解読していかなければならない。 それらの中から南山城における各種神社の伝承について地名や祭神がどのようにかかわっていたのかお話しする。特に継体天皇や仁徳天皇と渡来人との関係や、歴史上は神話とされている神社の祭神など言語学から見た南山城の歴史を述べる。この地域は、歴史上かなり古くから栄えていたところであり一般の歴史書には記されていない。しかしここには古くから南方や中国大陸それに朝鮮半島から渡来人が住み着き神功皇后や息長足姫に関係する地名や伝承が残っている。 石田氏紹介−潟Mルガメシュ代表。1943年静岡県生まれ。京都大学文学部言語学科卒業、同大学院修士課程終了。相撲史研究家・幻想創作家。日本語源研究会・総合文芸誌「まほろば」編集長。著書『イグドラシルの言語学 −やまとことばの源流を尋ねて』『義留我明主の言語学 −続やまとことばの源流を尋ねて』(ギルガメシュ出版)・『忽然の人』(ギルガメシュ出版)・『マルドゥクの怒り』(ギルガメシュ出版)・小説集『風と馬と』(現代企画室)など。
【シンポジウム冒頭コメント】
テーマ「つぎねふ山代と河内との関係」−地名から仁徳・継体の筒城行幸の跡を考える− 吉田金彦 市域の地名を調べて山代と山背の国名の由来を知り、奈良のほかに河内との関係が深いことを考えた。 そして枕詞ツギネフの意味も地名山代・山背の意味に即して決定することができる。伝承時代である仁徳天皇は、淀川・木津川を経て筒城入りした。また継体天皇は、河内の国から山越えで山背にやってこられた。それらは地名で推理することができるのである。 吉田氏紹介−日本語語源研究会代表、京都地名研究会代表理事。1923年香川県生まれ。京都大学文学部卒業。専攻:国語国文学。京都府立女子短大教授、大阪外国語大学教授、姫路独協大学名誉教授。著書:『日本語語源学の方法』(大修館)、『古代日本語をさぐる』(角川書店)、『古代日本語を歩く』(弘文堂)、『京都滋賀 古代地名を歩く』T・U(京都新聞社)、「ことばのカルテ」(創拓社)、「埋もれた万葉の地名」(東京堂)など。
パネリスト 「流域をめぐる史跡・伝承」 斎藤幸雄
木津川をめぐる歴史や文学(古代〜近代)にこだわり、ロマンを求めてその伝承や史跡を探訪してきた。そういう中で多くの「南山城逃避行」現象を見いだした(古代より近世の徳川家康・熊沢蕃山にいたる)。磐之媛などもその一人である。市辺押磐皇子の遺児顕宗・仁賢天皇もそうだが、継体天皇もその視点で見ると面白いのではと思ったりしている。 また古伝承を、「水」を視点にしてとらえてみるのもその謎を探るうえで面白い。田辺の神功皇后不違池伝説、精華町の船長伝説、山代大国之淵の娘綺戸辺にまつわる亀石伝説、武埴安彦・忍熊王・莵道稚郎子等々。その背後に水系氏族の息長氏・和珥氏が介在、葛城氏や丹波の氏族もかかわる。 専門研究家ではないので、南山城の歴史ロマンを楽しむ立場からシンポシウムに参加できたらと思っている。 斎藤氏紹介−緑と教育と文化財を守る会(城陽市)副会長、枚方文学の会会員、1937年旧満州国生まれ。京都教育大学第二社会学科卒業、大阪府公立中学・高校に在職した。専攻:日本中世史(平家物語)、著書:『木津川歴史散歩』(かもがわ選書)、『続・木津川歴史散歩』(かもがわ選書)、『やましろ歴史探訪』(かもがわ出版)。枚方文学の会会誌『法螺』に「木津川歴史散歩」を連載(今は宇治川に視点を移している)。また古典文学を読む三つのサークルに所属し、平家物語や太平記を読み続けている。
シンポジウムの司会 古川 章
洛南艸舎文庫『洛南艸舎手づくり消息』を主宰し、第43号を数える。京田辺市役所で37年勤務し、今まで『京都府田辺町史』『田辺町郷土史社寺編』『田辺町近代誌』『田辺町近世近代資料集』の刊行。京田辺市郷土史会の『筒城』などの編纂や事務局を担当した。 今回シンポジウムの司会を担当することになり郷土史の素晴らしい歴史を各分野の専門の先生方や郷土史家の方たちと共に研究できることを嬉しく思っている。
「新しい視点と展開に期待」
南山城地方は、近畿の中心地であり、加えて関西学術研究都市として20世紀は脚光を浴びた。そのため開発も著しく進み、考古学の分野や市町村史誌の刊行による古文書類の発掘なども進んだ。しかし、21世紀は、大陸からの渡来人の足跡など、黒潮文化の解明を深めなければならないと思われる。こうしたとき「秘められた南山城の地名を探る」は、自宣を得たテーマといえる。 バネラーの諸先生方の新しい視点として南山城のこれまでの南北軸文化に加えて、東西軸文化の幕開けにふさわしいシンポジウムであろう。 古川氏紹介−洛南艸舎文庫主宰。1937年京都府生まれ。立命館大学文学部卒業、専攻:日本文学。歌人・エッセイスト。主な著書『田辺郷土史なんやかんや』『南やましろの綴喜』共書、『京のかくれ話』(同朋舎) ■冊子の販売について ※上記の本を注文された沢山の全国の方からお礼のメールや手紙を沢山頂いています。その中から前橋市の女性から下記の丁重な絵葉書を頂きました。 村瀬さまから御礼のメールをいただきました。
Sent: Thursday, May 20, 2004 12:00 PM Subject: Re: 別冊 シンボ資料冊子をお願いします
昨日「シンポジウム 秘められた南山城の地名を探る」の冊子を頂きました
素晴らしい内容に感服しました この2,3日当方の紙上で「卑弥呼の畿内説」が盛んに話題になっております
冊子の内容もそうした事柄を背景に読んでいくと興味津々
今後ともご指導の程をお願いします
まずは受け取りの報告まで
姫路の木村さんから 手紙をいただきました。 先日はシンポジウムの冊子をお送り頂き有り難う御座いました。 当地方も神功皇后伝説が多く残っています。参考にしていきたいと思います。 また、竹取物語について非常に考えさせられます。よくご研究されているのに感心しました。 2005年1月15日 タイトル 別冊<シンポジウム>「秘められた南山城の地名を探る」 一冊3000円のところを特別割引2500円(本代+郵送料+封筒込み)でお送りいたします。
編集後記 京都地名研究会の第6回例会は、特別企画による公開シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を京田辺市で開催されることになりました。今回のシンポジウムは、南山城の歴史の謎に迫るべく南山城スペシャルとして神功皇后や継体天皇などの研究者として最先端を走っておられる堺女子短期大学の塚口義信学長やこの地域を研究しておられる京都地名研究会員をパネリストとしておこし頂きそれぞれ専門の分野から報告して頂くことになりました。 南山城には、かなり古くから渡来人によって先進的な文化が伝わり栄えたといわれています。特に筒木の原や普賢寺谷では、神功皇后や仁徳天皇それに継体天皇などが居住していたといわれ、記紀などに明記されています。また、今まで神話と言われていた大筒木垂根王や大筒木真若王それに迦邇米雷王などの時代においては、平安時代に作られた『竹取物語』に「迦具夜比売命(かぐや姫)」がいて実在の皇后であるなど最近興味ある発表が地元の郷土史会から報告されています。 この冊子は、メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」における基調講演とシンポジウムのレジュメ及び資料として作成いたしました。編集担当者としては、当初レジュメのつもりで取りかかったのですが、先生方の熱意により沢山の貴重な資料をご提供いただき立派な冊子(別冊1号)に仕上げることが出来ました。各先生方のご協力により貴重な研究資料を提供して頂きましたことを、この場を借りてお礼申し上げます。 この冊子が南山城地域における歴史解明の為の資料として役立てることが出来れば幸いです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― その他の催し 京田辺市周辺ガイド ■京田辺キャンパス学生マンション ■”かぐや姫の里”京田辺 ■京田辺市 ![]() 国の内外に及び、地名を広く細かく蒐集し、比較調査して、 地名を学ぶ会です。・・・ ■「地名は大地に刻まれた歴史」 谷川 健一 (宮城県地名研究会HPから)
稲作の起源,定説の「アッサムー雲南起源説」から「長江起源説」が有力!? <参考> 『稲作民族の源流』ホームページの評価 〔解説 資料[論文集] リンク集〕 幼・少・青・壮・老 環境・農業 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=500&o=7345&p=0 ★ 稲作民族の源流を訪ね、世界各地の年中行事や民族の生活を調査したデータが豊富。竹取物語からバリのお祭りまで興味は尽きない。また、教育問題についての掲示板もあり、みなさん真剣に議論されています。 投票得点 12 点 投票者数 8 人 14件 『るいネット』のホームページから下記の評価を頂いたホームページに出くわしましたので張り付けました。 ・ 京田辺の郷土史研究のテーマとして「稲作の源流」を見出すあたり追及にかけるパワーを感じました。竹取物語についてもここまで突っ込んだ在野の論文はちょっと見当たらないのではないでしょうか。何がその活力を生み出すのかとても興味があります。 Posted by 太刀川省治 03/03/19 PM10 ・ 稲作・米食は日本人の根底をなす文化だと思っています。その源流を探ると言う意味において、とても興味深いHPです。また、「竹取物語シンポジウム」も大変興味深く読ませていただきました。ただ、ちょっと読みづらいのが難点だと思います。 Posted by 佐藤堅 03/03/18 PM01 ・ 竹取物語のかぐや姫の里が京田辺だとする話は皆さんのデータなどを見ていると面白くも真剣だというところがあり、とても楽しめます。また、個人的には世界遺産に興味があるので写真入りの紹介文はとても役に立ちます。国の違いを超えて稲作民族の源流を訪ねてみるのも、共通点を見てみるということからも面白いと思います。 Posted by 松本直也 02/07/19 AM11 ・ 小泉ファミリーのメッセージ 『最近若者の悲しい事件が多発しています。日本民俗の誇りとは、何なのでしょう?』「稲作民俗の源流」では、日本民俗の重要な項目が述べられています。 じっくり読んでみます。みなさんも、いかかですか?Posted by 秋崎幸彦 02/05/31 PM00 ・ 米文化という絆が存在することで、異国であっても、共有する何かを感じ取れる気がします。食べ物や伝承の民話の共通点が民族の気質的なものまで規定しているようで興味深いと思う。 Posted by 渡邊かお里 02/02/04 PM09 ・ 日本の民話には史実に基づくものがあると聞きます。このサイトで扱われている竹取物語にも歴史的価値を感じました。農業、日本の伝統、アジアの伝統、宗教様々な視点から日本人の根源を探っていくこのサイトに重要な意義があると思います。 Posted by 菅原正輝 02/01/25 PM10 ・ 社会に興味がある人にとってとても面白いサイトに仕上がっていると思います。写真と解説で大人も子供も楽しめる。仏陀遺跡は興味をひきました。Posted by 梅垣博之 02/01/17 PM10 ・ 竹取物語がこんなに奥深い物だったとは感心させられました。昔何気なく聞いた物語も、追求すればいろいろ見えてくるんですね。歴史の面白さを感じさせてくれるサイトです。 Posted by 中野剛 01/12/19 PM11 ・ いつだっだったか忘れてしまいましたが、『かぐや姫の誕生』という本を読んで、どうやらこの物語の発祥は日本ではなく、大陸にあるらしいという説が載っていて、ビックリした事があります。日本最古の物語と言われる『竹取物語』が、日本固有のものでなく、古代大陸との海外交流の中から生まれたのだと知って感動を覚えたものです。このサイトにも参考文献として掲載されていますが、昔読んだことを懐かしみながら、楽しく読ませていただきました。Posted by 押毛康人 01/11/02 PM01 ・ 日本の稲作文化の源流をアジアの国々と見出し、長年の調査結果である現在の日本に残る民族行事、宮座、講などが詳しく紹介されています。都会では廃れてしまった風習を知り、稲作文化を通じて日本人の精神文化の源流に触れてみるのも良いかも知れません。Posted by 田宮昌明 01/10/23 PM10 ・ 「稲作民俗の源流」「世界遺産」「仏陀遺跡」などなど、興味をそそられるHP。また、資料としても充実してます。 Posted by 森島靖一 01/08/17 PM01 ・ ホームページを訪れて、アジア(特にインド・ネパール)の紀行文などが楽しめる。私も、過去にネパールに半年間滞在し、30年前の良き田舎暮らしと雰囲気を持った所に感心したことを憶えています。やはり稲作文化圏ということでしょうか。 Posted by 橋本正雄 01/08/06 PM10 ・ 一見しておもしろそうと思わせるページ。映像や絵が多くて動いていて可愛い。バリやインドネシア・タイなどの民族儀礼や祭祀に関して詳細に紹介されていてそれをみているだけでも楽しかった。いくつかの美術館を巡るくらいの価値はありそう。特に世界遺産は個人的に大ファンなのできれいな画像で載せられているのがうれしかった。 Posted by 立石裕美 01/08/04 PM11 ◎『るいネット』は、30年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネット事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp)から。
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発行者: 「竹取物語研究所」竹取の翁・かぐや姫
発行責任者:京田辺市郷土史会 理事 小泉芳孝(日本民俗学・郷土史研究家) kyoto japan
「竹取物語研究」竹取の翁・かぐや姫 から発信しています。
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