神崎川 2004.9.28

鈴鹿尾根の日の出 (ふるさと林道より) 

 そらく、本年度最後の渓流釣りとなろう。 最後はやはり神崎川を選んでしまった。九月中旬〜下旬に掛けて断りきれない仕事の依頼が入った。 27日にやっと開放され、翌28日には早速竿を持って暗いうちに家を出た。 ふるさと林道を走る頃には薄っすらと夜が明け始めた、今日は一日曇りとの天気予報が出ていたが、何となく青空も拝めそうである。 瀬戸峠出会いに着いたがもう先行者の車が一台止まっている。 尾張小牧Noである、遠方よりご苦労さんである。 うむー 後塵を拝してしまったな・・・ 兎に角渓に降りてみよう 。急いで身支度をして仙道を天狗滝方面へ取った。 20分ほど歩き神崎川の瀬音を聞き本流へ出る。 水量もまあまあ、僅かに濁りはあるもののかえって好都合である。おもむろに前方を見る、あっー先行の釣り人が目の前に・・・  殆ど同じ時刻に着いたらしい。 これでは私は本流は諦めざるを得ない。 結局は前から気になっていた支谷に入ることにする。 『塞翁が馬』を期待してである。

入り口より少し入ると直ぐに滝に出会う。 色あせた古い塩ビテープを頼りに高巻き道を登るが途中で見失ってしまう。 全く踏み跡の無い雑木林を掻き分けて何とか滝上に出る。 其処から滑滝が続いている。 何じゃこれはと思うが今更致し方ない、前進あるのみ。

高度約850m位まで詰めて何とか良形の岩魚を得た。 有難いことである。早速冷えたビールで乾杯する。ついでにこのすばらしい渓に感謝し今年も何とか無事に終えた事に乾杯する。

紅葉はまだまだであるが、稀に紅く染まった木葉も山道に落ちてくる。しかし例年に比べてドングリが少ないように思われる。最近あちこちでツキノワグマの出没が紙面をにぎわしているが山は不作らしい。 きのこはあちこちに見られるが良く分からない。 渓にはアキチョウジ、ミカエリソウ、ダイモンジソウ、アケボノソウがかわいい花を付けている

あまごと岩魚と翌檜
愛知川源流釣り記録
040930