2004.9.30 神崎川支谷

 滋賀県を直撃した台風21号は各地に大きな被害をもたらしながら日本列島を縦断した。特に愛媛県、三重県では多くの死者が出た。 今日は今期最終日であるが台風通過直後であり、増水、がけ崩れ等が大いに予想されるので渓流釣りには行かないことにしていた。 しかし、朝9時頃になると何と青空が広がってきた。 台風一過の晴天なのだろうか?  まあ、竿を出せ無くともせめて渓を見に行こうと思い家を出た。ところが途中でミミズを買ってしまった。

国道R421は神埼橋以遠は通行止めとあるので茶屋川は入れないようである。 神崎橋の上より見える茶屋、神崎川共に濁流となり白泡を立てながら流れていた。

取り合えず神崎川に注ぐ支谷に向う。通常は渓中を通しで遡行するので線の釣りであるが、とてもとても出来ない。ポイントのみに渓に降りて釣る点釣りである。

上の砂防ダムの白泡の中より9寸の岩魚を引きずり出した。 えらく太っている。

オトコエミシ(男郎花)

男飯 白いご飯より

女郎花 黄色い粟飯

ゲンノショウコ(現の証拠) 煎じて飲めば直ぐに効き目が現れることよりこの名がある。

花の色が明け方の空を、花冠の細点を暁の星に見立てている

ハダカホオズキ

有毒植物

愛知川源流釣り記録
あまごと岩魚と翌檜

. 永源寺ダムは二日前訪れた時は大渇水で埋没した立木や石積みが見られたが、今日は茶色の濁流を満々と湛えている。ダム上流部には流木が満ち溢れており、すごい変わり様である。 天候は猫の目の様にくるくると変わり、曇ったり、小雨が降ったり、青空が出たり10分ごとに変化する。 正に女心と秋の空とはこのような空をさすのであろうか?  林道は里より一足早く秋である。ススキが風に揺れ、野菊、見返り草、曙草が可憐な花を咲かせている。 とにかく、今年も無事渓流釣りを終えることが出来た。渓のすべてのものに感謝!感激!   来年もよろしくお願いします・・・