新緑茶屋

2004.5.18

あまごと岩魚と翌檜
愛知川源流釣り記録

風薫る五月、さぁー 渓に出掛けようと思ったらプレ梅雨前線とやらが日本列島上空に停滞し各地で大雨の被害をもたらした。 がけ崩れが各地で発生したり、中洲に取り残されたり、対岸に渡った渓流釣り師が急な増水で戻れずヘリコプターで救助されたりと連日新聞紙上をにぎわせている。 人事ではないのである。

シャクナゲや銀竜草やシーボルト ミミズに会える僅かな期間である。 しかしながら訪れた茶屋川は大増水で深く且、流れが速く渡渉は困難を極めた。 

晴れ間を縫っての入渓である。 神埼川は昨年の死亡事故もあり、危ないと思い茶屋川にする。 渓はかなり濁っているが餌のミミズには絶好と思われる。 渓に降り立ち第1投、いきなりコツコツと来た軽くあわせると18cmと小さいがあまごが宙を舞った。 しかしながら魚体を見て少しがっかりである。尾びれが小さいし、少し銀毛が入っている、おそらく 昨年秋に稚魚放流されたものの様である。

ムシカリ

タニウツギ

マムシグサ

ヤマフジ

ヤマフジが咲いていたので眺めているとその隣の木の枝が妙に揺れだした。 目を凝らして見ると離れサルが木を揺すっていた。 春には珍しく直径14〜15cmもある大きなきのこが生えていた。食用きのこと思われるが知識が無いので採取せず写真のみ。非常においしそうな物であった。

040602