のこる桜も散る桜

2004.4.22

神崎川

神崎川沿いの林道に車を止め、入渓の準備をしていたら桜の花びらがはらはらと舞い落ちてきた。 崖を見上げると頭上に桜の木があり、谷筋に通り抜ける風により林道に降り注いでくれる、桜吹雪と迄にはいかないがはらはらと散るのが良い。あたり一面に花びらが散ってまことに趣がある光景である。いましも枝を離れたばかりの花びらが、地上に落ちるまでの一瞬を惜しむかのようにくるくると宙に舞っている。

今年の桜も盛りを過ぎたが、まだ枝々には多くの花が残っている。 そんな桜を仰ぎ見るうちに、良寛の有名な句を思い出した。 散る桜 のこる桜も 散る桜  良寛

桜の花の散り際の潔さに、そっと想いをめぐらせているうちに花びらの一枚いちまいが、いとおしい迄に美しく見えてきた。

ムラサキマムシ草

景気の回復が云われ企業の決算発表時期が近づいて連日株の動きが活発となってきている。 毎日、株ボードを眺めていると気分転換がしたくなるのである。

坊主覚悟で凝りもせず出掛けることにした。気温が高くなると予報されていたが、何と27℃まで上がった、まるで真夏ある。とにかく暑い々 しかしながらあまごは姿を見せずアブラハヤが活発に食いついてくる。 投げ込みを外したポイントで意外と岩魚が釣れた。 嬉しい限りである。 

あまごと岩魚と翌檜
愛知川源流釣り記録
040518