少年犯罪

虐げられた者

 間違った教育を受け、人への不信を持つようになった親は、教育しようとする自分のこ
とも、子供の弱さを見て乱れる感情も、親としての自分の存在の安定を得ようとすること
も、さらに、立派な子供にして、親としての自分の存在価値を高めようとする欲も、すべて
子供のこととし、そうした自分の存在、感情、欲求、行動を、子供によって満たそうと
教育と称して子供を弱者にし、言う通りに行動させようとします。

 そして、人への不信を強く持っている親になれば、乱れる感情も激しくなり
そうした行動もひどくなります。

 教育と称し、激しく怒鳴り、叩き、罰を与え、命まで脅かすことをして、子供の存在
感情、欲求、行動を徹底的に抑えつけ、自分の思い通りに従う弱者の存在に
押し込めようとします。

 このようなことをすることが教育と信じており、そこまでして子供を虐げ従わす強者にな
っていないと、自分の中にある不信の思いから逃れられない人です。

 このような親に育てられた子供が、人をそうした「強者」「弱者」という分類で見るようにな
り、否定されることにひどく怯え、人への不信を通り越し、人への敵意を抱くようになります


 そして、自分が強者になれば、自分の存在、感情、欲求、思い、行動を、弱者によって
満たすという考えを持つようになり、実際にそうした強者となって自分を満たそうとすれば
相手の命まで脅かす程の否定をして自分の存在を恐れさせ、ひどくなれば奪うことまでし
てしまい、そこまで他者の存在を無視した行動を起こせてしまいます。


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