CT110を改良するぞ!



 カブ系のバイクを買うたのがそもそも間違いやったのかも。
そのまんまでは愛想ないし、改造部品も結構出てる。あれこれいらい(触り)だしたらきりがないっちゅうの。
 でもまあ、自分なりに使いやすいように改良していきたいと思います。さてさて、どうなることやら(^_^;)。

2004年7月のCT110  タイヤローテーションをしたぞ

  リアボックスを交換したぞ

   マフラーを換えたぞ

  スプリットファイアーを付けたぞ

  ハンドルカバーを付けてみたぞ

  イリジウムプラグに替えたぞ

  ミラーを替えたぞ

  アースィングを付けたぞ

  ドリブン・スプロケットを替えたぞ

  サブタンクを付けたぞ

  リヤ・ボックスを付けたぞ

  フロント・バスケットを付けたぞ

  ツーリングバッグを付けたぞ

  デジタル・クロック・システムを装着したぞ

  リヤ・アルミケースを付けたぞ

メンテナンス 其の壱 (2005年12月)
 タイヤローテーションをしたぞ
 新車で購入してからおよそ2年半。走行距離がようやく5000kmを超えました。
夏場の通勤とたまの日帰りツーリングにしか使わんから、あんまり走行距離が延びんね(^_^;)。

 さて、先日、ちょい乗りしようとしたら、後輪がパンクしてるやおまへんか(-_-;)。
どれどれ、釘でも刺さってんのかと後輪をじっくり見たら・・・意外なほどに山が減ってるやないの!
ブロックパターンのタイヤは結構減りが早いとは聞いてたけど、5000kmでこんなに減るとは・・・(>_<)。

 その割りに、前輪はほとんど山が減っていない。・・・こりゃよっぽど後輪の荷重割合が大きいのね。
ほんじゃー、パンク修理のついでにタイヤローテーションじゃ!

リアタイヤ。走行5000kmでこの状態。  一方フロントタイヤは、同じ距離でもこの状態。

 上の写真、走行5000kmでのタイヤの状態。 左がリヤ。真ん中の山がほぼなくなっている。
それに対して右の写真、フロントは十分山が残っている。

 パンクの原因は、やっぱり釘状の金属。細くて短いのが刺さってた(>_<)。
で、まずパンクした後輪から外す。

 先にチェーンカバーを外す。次に 割りピン(昔ナツカシやなぁ)を抜いて、ホイールシャフトのナットを外し、
金属棒をガンガンと打ち込んでホイールシャフトを抜く・・・おっと、その前にリヤブレーキのアジャストナットを
外してブレーキをフリーにするのと、スイングアームとリヤブレーキを固定している金属板を外すのを忘れずに。

 ホイールシャフトを抜いたら、リヤスプロケットからチェーンを外して、ホイールごとタイヤをがばっと抜き取る。
タイヤをリムから外すのは、タイヤレバーを2本使って、チューブに傷をつけないように、それなりに慎重に。
結構硬い・・・そーいやタイヤレバーを滑らせるのにビードクリームなるものがあるらしいけど、めったと使うもんじゃなし、
わざわざ買うのもねぇ。
・・・で、滑るもんでゴムに悪くなけりゃなんでもええやろ!と、家にあったジョンソン・ベビーオイルを使いました。
それなりに使えたし、赤ちゃんのお肌に優しいんやからゴムにも優しいやろ(^_^)v。

 タイヤとチューブを完全に取り外し、チューブをバケツに張った水に浸けてパンクした穴を確認、ゴムのりとパッチで
パンク修理パッチり!
さあこれであとは元に戻して一丁上がり・・・とちゃうちゃう!!

 タイヤを入れ替えるために、前輪も割りピンを抜いてホイールシャフトを外し・・・ホイールを外すのは、やっぱり
前輪のほうが簡単でした。

タイヤの取れたCT。 センタースタンドはやっぱり便利やな。  しっかりしたタイヤレバーが2本必要。

 リムからタイヤを外すのと、逆にタイヤをはめるのは、それなりに力も要るけど、慣れれば結構簡単にできると思います。
外すのもはめるのも、1本目より2本目のほうが確実に早くできるもんですから。

 ホイールを元に戻して、ついでにチェーンクリーニングを行う。
なんやこないだから、チェーンカバーの中がガチャガチャ云うて気になってたんや。
チェーンをよう見たら、なんとオイル切れで少し錆びも出てきている状態。
チェーンカバーがあることに油断して、文字通り油断してましたわ(-_-;)

チェーンをきれいに洗って・・・  ホワイトルブをたっぷり注しました。

 チェーンクリーナーで洗浄後、丁寧にひとコマずつホワイトルブを注しました。
チェーンカバーがあるだけに、飛び散るのを気にすることなくたっぷりと・・・

ローテーション後のリアタイヤ。山が復活!  フロントは山なし県。でも減らんもんね。

 タイヤローテーションとチェーン注油の後、走ってみたら・・・明らかに走りが軽い!!
この違いは、やっぱりタイヤのせいよりも、チェーンが油切れやったのが原因。

 うーん、日頃のメンテナンス、もっとマメにやらんな。・・・反省(-_-メ)。
さて、これでタイヤはあと何キロもつやろう。


改良点 其の拾五 (2004年7月)
 リアボックスを交換したぞ壊れたリアボックス
 およそ1年前に取り付けたリアボックス。結構重宝して使っていたのだが、
元々が安モンのためか、耐久性がイマイチやったみたい。
 ベースとのがたつきも多少あり、走行中にガタガタなるのも気にはなって
いたが・・・ここんとこ、毎日のように通勤に使っていたら、とうとう壊れちゃい
ました(--;)。

 壊れた箇所は、右の写真で分かるでしょうか?
ふたと本体を繋ぐ蝶番部分が根元から折れてしまいました。ここが折れたら
接着剤などではちと修理は無理でしょう。
 しばらくは、ガムテを貼っていましたが、もし走行中にふたが外れたりしたら
えらいことなので、思い切って買い換えることにしました。
 で、選んだのがGIVIのケース。
GIVIといえば、ヨーロッパでも定番のツーリング用ケースを造っているメーカーです。
容量は39リットルで、お値段は税込み13,440円。さすがにそれなりの値段ですな。

汎用ベースを取り付けたところ  ベースにはカバーがついてます

 GIVIのケースには、車種によって専用の取り付けアタッチメントが用意されていますが、CTにはキャリアが付いてるので
専用アタッチメントは必要ありません。本体に付属の汎用ベースを付属の金具でキャリアに取り付ければOK。
 ベースには、ボックスを外したときのためにカバーが付いています。カバーをつけてみると・・・こりゃええわ!
いままでは、ベースに結構な出っ張りがあったため、ボックスを外しても二人乗りは厳しかったんですが、これなら二人乗りも
できるやん!

GIVIのボックスを取り付けたところ  無骨な感じがなかなかええんちゃう?

 ボックスを取り付けたところが上の写真。 けっこうデカイね。前のボックスより一回りは大きくなりました。
実は、同じ値段・同じ容量で、丸みを帯びたタイプもあったんですが、CTには少々無骨なほうが似合うだろうと思って
こっちを選びました。

 これで、少々のものは放り込めるし、雨で濡れる心配もなし。また、キー付きで盗難防止にもなるし、ワンタッチで
外して持ち運びも可能です。それに、一流メーカーの製品やから、耐久性も期待できるでしょう。
<うわー、ええことづくめやん! そやけど、これでまた郵便屋さんに間違われることが多くなったりして(^^ゞ。

改良点 其の拾四 (2004年3月)
 マフラーを換えたぞ
 バイクの改造といえばマフラー交換!ってなもんで、わがCT110も、とうとうマフラーを換えちゃいました。
そやけど、モンキーとか普通のカブと違って、CT110用の部品ってそこらのバイク用品屋さんなんかではなかなか売ってない。
で、CT110のマフラーといえばやっぱここでしょ、のモノチリンドロさんのタイプ3マフラーを購入。ノーマルは鉄製の黒い
マフラーですが、モノチリさんのタイプ3はステンレス製。シルバーのピッカピカでっせー。

モノチリマフラー・タイプ3 梱包写真 梱包された状態が左の写真。

 私は店まで取りに行ったので、宅配ではどんな形で届く
のかは不明。

 水色に見える部分は、保護用のフィルムが張ってありました。

 重さは・・・しまった! 計るの忘れた!
(もう今さら外して計る気まったくなし。)

 ノーマルよりいくぶん軽かったのかそうでなかったのか?
あまり感じなかったなぁ。


タイプ3マフラーの付属品
 ガスケットと、ヒートガードの付け根に巻く断熱材は、
しっかり付属されてました。

 ヒートガードは、ノーマルのものを再利用します。で、ノーマルマフラーの取り外しで一番苦労した部分は、ヒートガードの
取り付けネジの取り外し。こいつがマフラーの熱のせいか、ガチガチに固着してるものが数本あり、ちょっとやそっとで回って
くれない。CRC556を吹き付けたり、ハンマーで叩いたりして何本かは外したけど、1本だけどうしても回らないネジがあり、
とうとうネジの頭を舐めてしまった!・・・にが〜!<その舐めるやない!

 ネジの頭を舐めたらいかんぜよ〜、てことで、こうなりゃお手上げ。もうこのネジは使わんわ、と諦めて、最後の手段と
して電気ドリルでネジを潰したった。

タイプ3マフラー取り付け図  エキパイがぴかぴかでかっちょええでしょ?

 そんなこんなで、ネジ1本を失ったものの、ヒートガードを無傷で外したあとは、ノーマルマフラーを車体から取り外し、
新しいマフラーの取り付け。これは、どーってことなかった。
 上の写真、ハンマーや556が苦労のあと(苦笑)。

テールパイプをつけたままの状態  テールパイプを外しているところ  テールパイプを外した状態

 タイプ3マフラーのテールパイプは取り外し可能です。
 つけたままだと、ノーマルより少し歯切れの良い音ですが、外すとやたら元気な音になります。だーれもいない道を走る
ときは気持ちええでしょうけど、街中では外せませんねぇ、大人のバイク乗りとしては。

マフラー取り付け完了! 新しいマフラーにノーマルのヒートガードをつけて、
取り付け完了。
 走行中、マフラーはかなり熱くなるので、ヒート
ガードは必需品です。

 ちなみに、ヒートガードを外すときに失ったネジの
代わりは、手元にあった同じ径のネジを使いました
が、ちょっと頭の形状が違ったので、目立たないエ
キパイ部に使用しています。

 さてさて、気になるマフラー交換の効果は??

 まず、音が少し元気になって(といってうるさいほど
でもなし)走り心をくすぐる。
 それにシルバーに輝く見た目が美しい。(といっても、
これは分かる人にしか分からん!)
 パワーフィーリングは、・・・はっきりいってノーマル
との違いはそれほど感じない。
 正確に測ったら少しは違うんやろうけど、ずばり
体感できるほどではないみたい。

 マフラー交換はそれなりの費用もかかるので、コストパフォーマンスで言うと、コストの割にパワー面でのパフォーマンスは
それほどでもないみたい。(これは、どのバイク・どのマフラーにもある程度言えること。)
 でも、それはそれなりに分かった上での選択だし、ユーザーとしてはパワーそのものよりも、見た目や音といったパフォーマンス
を求めて購入するんやろうから、まぁそれはそれでよし。
 結果、自己満足の世界でスペシャルマフラーを楽しんでます。

 現在までのところ、CTにおいてパワー的に一番コストパフォーマンスが高いと思える改造は、ずばり「アースィング」ですな。


改良点 其の拾参 (2004年1月)
 スプリットファイアーを付けたぞ
 スプリットファイアーって名前、あんまり聞き慣れんよねー。スプリットファイアーっちゅうのは、第二次
大戦時のイギリス空軍の名戦闘機の名前で・・・って、ちゃうちゃう! それは、スピットファイアーや!

スプリットファイアーです。
 電装系改造第三段として選んだのは、スプリットファイアー。

 スプリットファイアーっちゅうのは、プラグコードの商品名
です。スパークプラグもあります。

 バイク用品屋さんで、プラグコードを探したら、他社製品
もいろいろあったのですが、プラグキャップの赤とコードの
青という色が気に入りこれにしました。やっぱ、CTには赤の
プラグキャップでしょ。

 ちなみに、私が買ったのは、品番TC-02R・汎用L型タイプ、
店頭価格2,800円でした。 まぁそれなりの値段ですが、シン
グルシリンダーのCTは1本で済むから気が楽ですね。
 4気筒だと、さすがに買うのに勇気いりまっせ。

 取り付けは、ノーマルのプラグコードを切断して、新しいコードを繋ぐだけなんですが、CTの場合、繋ぐ
べきところが、シート下のタンクのこれまた下にあるので、ちょっと作業はやりづらいです。

タンク下、コネクターの接続部分  接続を終えたところ

 上の写真左:車体右側のサイドカバーを外し、さらにバッテリーを外すと、タンクの下にあるコネクター
が見つかります。ドライバーで指しているのがそれ。ここからノーマルのプラグコードが出ているので、そ
の接続部を引っ張って外します。ただし、こいつがなかなか外しにくい。手の大きい人なら、うまく掴めな
いかも知れません。その場合、面倒ですがタンクを外して作業した方がやりやすいでしょう。

 その後、コネクター接続部から5cmぐらいのところでノーマルのプラグコードをニッパーでブチッと切断。
さー、もう元には戻せませんで(^_^;)。 切断したノーマルコードをずるずると引っ張り出し、同じ長さに合
わせてスプリットファイアーのコードを切断します。なおCTの場合、ほとんど同じ長さだったので、切る必
要はありませんでした。次に、ノーマルコードを引っ張り出した穴からスプリットファイアーのコードを挿入
し、コネクターとの接続端子の付いたノーマルコードの切断部分と、附属の接続端子をねじ込んで繋ぎ
ます。コードが繋がったら、コネクターに接続してできあがり。コネクターに接続する際、シリコングリスが
あれば、接続部に塗っておくとよいでしょう。次に外す必要が生じた時に外しやすいです。

 上の写真右は、つなぎ終わったあとの接続端子です。青いコードがスプリットファイアーね。


プラグコードの出ている部分  装着後のスプリットファイアー

 上の写真左:青いコードがスプリットファイアー。プラグコードはここから出ています。ノーマルコードは
カバーがあるため、きちきちに入っており、引き抜くのに苦労しましたが、スプリットファイアーのほうが
カバーがない分少し径が細く、すんなり入りました。
 写真右:スプリットファイアーをプラグに装着したところ。どーです、赤いプラグキャップがCTに似合って
て、なかなかカッコええでしょ?

バッテリーです。

 バッテリーを外したついでにバッテリー液のレベルを
チェック。なんと、ローワーレベルより下になっていたの
で、バッテリー液を補充しました。

 うーん、普段の点検、もっとしっかりしとかな(^^ゞ 。

 さてさて、プラグコードをスプリットファイアーに替えた効果は?
 キックぅ、いっぱーつ! タウリン1000mg配合・・・ではないけど、またまたキック一発、エンジンをかけ
た瞬間、排気音が少し力強くなったような。んー、アースィング、イリジウムプラグとたて続けに電装系を
いらってきたので、どれが効果的なのかよう分からんようになってきたぞ(^_^;)。
 それにしても、とにかく少しずつ良くなってきてるのは間違いない。今回も、排気音が少し甲高くポコポ
コと歯切れの良いものになった。まぁ、走ったときの効果がずばり体感できるほどのものではないけど。

 電装系チューンナップを3種類やってみて、効果を感じた順番はというと、1.アースィング、2.イリジウム
プラグ、3.プラグコードの順番でした。でもこれは、装着した順番どおりなので、違う順序でやっておれば
効果の感覚も違うものになっていた可能性が高いんではないかと思います。
 あくまでも、個人的な感覚の範疇ということで・・・。

 それにしても、これら電装系改造を施す前と比べたら、走ったときの力強さが全然違う!
体感で効果が分かるぐらいやから、少なくともノーマルより10%・・・いや、20%はパワーアップしてるんで
はないやろか?(当社アンケート調査による・有効回答数1)

改良点 其の拾弐 (2004年1月)
 ハンドルカバーを付けてみたぞ
 冬のツーリングは辛い! 特に指先や足先の冷えること。ZRXでカウルつきの快適さに慣れてしまった
カダラには、CTのスピードといえどもカダラにまともに風が当たることの寒さったら、あーた。たまりまへ
んで。こりゃ、ネイキッド乗りには戻れんなぁ(^_^;)。←軟弱ライダー

 で、まあちょっとでも防寒対策をと考えて、ハンドルカバーをつけてみました。つけたのは、ボクシング
グローブタイプのやつ。よく実用車につけられているようなボアつきのハンドルカバーは暖かそうやけど、
いかんせん見た目がちょっとね。 で、実用性と見た目と値段の兼ね合いで選んだのがこれ。

ハンドルカバーを装着! Yellow Cornの76Lubricantsというブラ
ンドの、ボクシンググローブ型ハンドル
カバーです。(店頭価格1,980円でした。)
 取り付けは、ハンドルカバーに開けら
れた穴から、ハンドルの両端を突っ込ん
で、外れないようにヒモで留めるだけ。
実に簡単。

 スイッチ類は、ハンドルカバーの中に
くるのではなく、スイッチと接するカバーの
部分が柔らかい布でできており、その布
を介してカバーの中の指で操作するよう
になっています。

 操作性は、ハンドルカバーのスイッチ
上部は一応透明ビニールで、視認性が
確保されているものの、やっぱり見づらく
て、手探りで操作するしかありません。
 よって、スイッチの場所に慣れていなければ、けっこう使いにくいものです。

 まぁCTの場合、左手のウインカーぐらいしか操作せんから大丈夫やけど、ZRXで試してみたら、セル
スターター押して、ウインカーを出して、クラッチをつないで出発・・・というプロセスまで行ったところで、
操作のし難さに怖くなって、すぐ外してしまった(^_^;)。

 さて、肝心の防寒性はと云いますと、これ和英、っちゅう和英辞典の名前やないけど、これはええ!
(ちなみに、同じ出版社の英和辞典の名前は、こりゃ英和、といいます。ええネーミングやと思わん?)
白崎海岸にツーリングに行ったのは、1月下旬のかなり寒い日でしたが、ハンドルカバーの中は毛糸の
手袋一枚で充分でした。念のためにモンベルのシステムグローブも持っていってたけど、出番なし。

 これなら、厳冬期以外は素手でもいけるかも。・・・って、見た目を考えたら、やっぱり厳冬期以外は
使わんか。でも、寒うてたまらん、グローブだけやったら指先かじかんでしまうわ!っちゅうときには、
強い味方になってくれそうです。


改良点 其の拾壱 (2004年1月)
 イリジウムプラグに替えたぞ
 アースィングの効果に気をよくして、電装系改造第二段としてプラグを替えてみることにした。
効果が期待できそうなプラグとしては、電極を先細にしたイリジウムと、V字カットのスプリットファイアーが
あるのだが、とりあえずは名前がメジャーなイリジウムを試してみよう。

 イリジウムにもNGKとデンソーのものがありますが、よく行くバイク用品屋さんで、「どないちゃうん?」
と聞いたところ、デンソー製は電極の先っちょの細さが世界一やそうで、その分お値段もちと高いんや
とか。ふーむそうかそうか、先っちょの細さが世界一か、そいつは凄い(んかいな?)!

 まー、性能的な違いはそうないだろうと思い、ちょっとでもお安いNGK製1380円を選びました。しかも抜け
目のない私は、ネットで印刷したお正月割引券をしっかり使ったので、さらにお安く買えました。
 ちょっとした買い物だと、値切ってナンボの大阪人。かくいう私も万円単位の買い物なら「ナンボになるの?」
と聞く、正統派大阪人なんやけど、こういう小さな買い物では、さすがに値切る訳にはいかんので、お得な
情報を賢く利用しまんねん。さすが町内一の買い物上手(自称)。
 ちなみに、CT110に合うのは、DR8EIX(4816)というタイプです。

ノーマルプラグとイリジウムプラグ右が取り外したノーマルプラグ、中央がイリジウム
プラグ。左はイリジウムプラグが入っていた箱です。

 ノーマルプラグは走行1200kmでしたが、けっこう
汚れてますねぇ。でも、電極の焼け具合はほぼ適切
でした。

 ついでながら、プラグを取り外す前には、取り外した
プラグの穴にゴミなどが入らないように、プラグ周りを
エアーで吹いておきましょう。そんなんコンプレッサー
ないて? 大丈夫、自転車の空気入れで充分ですわ。

 さて、気になるお値段のほうは? 今回は特別価格、
しかも10個セットでなんと、半額!!
 ちゃうちゃう! テレビショッピングちゃうがな!

 さて、気になるイリジウムの効果ですが、エンジンをかけたときの音はたいして変わらない。 そらそうか。
が、走り出してみると、んー、なんかちゃうぞ! ちょっと吹け上がりが良くなってるぞ! って感じ。

 早速、往復300kmの日帰りツーリングに行って、ぶいぶいいわしてきました。 おー、吹ける吹ける!
出だし、加速がちょっと良くなった気がする。これって精神的効果だけではないと思うけど、シャシーダイナモ
なんかでパワーを測定した訳ではないので、なんとも云えません(^^ゞ 。
 まー、アースィングを装着したことがやっぱり効果大なんやろうけど。・・・大部分がアースィングの効果やっ
たりして(^_^;)。

 なんちゅうても、もともと非力で上り坂になると途端にスピードが落ちるCTですが、けっこう勾配のきつい峠
道でも、2速・3速アクセル全開で、クルマに抜かれることなく(といっても相手は普通に走ってるだけ?)登り
きりました。 もちろん下りはクルマを寄せ付けない速さ! そらそうか。

 それにしても、なかなかやるやん! イリジウム。
 これに気をよくして、・・・ZRX用も買うてしまったよ、4本。しかも割引価格(^^ゞ 。

改良点 其の壱拾 (2004年1月)
 ミラーを替えたぞ
 たそーがれーの光の中に立つ影は、ミラーマン♪ 子供の頃、好きやったなぁ、ミラーマン。
 さて、光の世界を通り抜けるミラーマンとしては、CT110のノーマルミラーの視界が気になってしゃあない。
最初に乗ったときに思ったのが、やたら後ろが大きく見えること。しかも、なんぼ調整しても肩から腕が大き
く入るでないの。このノーマルミラー、どうも鏡面が平面に近いらしく、象が大きい・・・しかもアフリカ象の方
がアジア象よりも・・・とちごうて、像が大きく映るのだ。さらにミラーのポストがスイッチボックスより内側にあ
るので、どうしても狭い幅でしか調節ができない。 で、見やすそうなものに替えました。
購入したミラーとノーマルミラー
 買うてきたのは、ナポレオンのオフ車用ミラー。
なんちゅうても、CT110は究極のオフロードバイク
(?)やから、ミラーの付け根にラバーブーツが付
いて、衝撃を吸収する(?)というこのミラーが似合
うはずですがな。

 写真:上がナポレオン製、下がノーマル。

 ミラーのネジ径は10mm。ちなみにこのCT110、
ノーマルの左側のスイッチボックスには、ちゃんと
したミラーポストがあり(プラスチックのカバーで封
じられている)、これも10mmなので、そのままスイッ
チボックスに付けられんこともないが、まー、左右の
バランスを気にするミラーマンとしては、左右同じ
位置に付けたいのだ。

 取替えは至極簡単。14mmのスパナでノーマルミラーを外し、その後同じく14mmのスパナで新しいミラーを
ポストに固定した後(道端の郵便ポストに固定するのではありません・・・老婆心ながら。)、今度は宮本武蔵
よろしく二刀流でスパナを2本使い、フレキシブルジョイント部の固さを調整するだけ。
ノーマルミラーと新しいミラー ノーマルミラーの像 ナポレオン・オフロード車用ミラーの像
 上・左の写真:左ハンドル(向かって右)がノーマルミラー、右ハンドルがナポレオン・オフロード車用ミラー。
 中央の写真:ノーマルミラーに映った像。後ろが大きく見え、肩から腕が1/3ほど入っている。
 右の写真:取り替えたミラーの像。後ろの様子が適度に小さく映り、腕があまり入らない。

 結果として、取り替えたのはかなり正解! バックミラーに映る像が少し小さくなったのと相まって、より広く
見えるようになった。その上、邪魔でしゃあなかった(?)腕があんまり映らん。おまけに、ノーマルよりかなり
コンパクトになりました。
 普段でも安全運転の私ですが(異議あり、と呼ぶ者あり)、これでさらに安全運転間違いなし!ですわ(^^ゞ 。

改良点 其の九 (2004年1月)
 アースィングを付けたぞ
 まず、うんちく。 アースとはなんぞや? 正義のマグマを生んだ人! ブブー。そのアースは人やなくて神様です。
蚊取り器のメーカー! 半分正解。 アース・アース・アース、ア〜ス製薬♪ ・・・そらー、ロートや!
・・・真面目に真面目に。 アースとは本来、電流を大地に放電することによって感電を防止したり不要な電流を排除しよう
とするものです。この、接地放電が「アース」(地球)の本来の意味なんですね。「グランド」と言われたりもします。
家電品で言えば、洗濯機やエアコンなんかにはアース端子が付いていますね。
 クルマやバイクなどの乗り物の場合、金属部品である車体を使ってバッテリーに返す電流を流すことから、「ボディアース」
とか「マイナスアース」と呼ばれます。(ボディコンナースとか、あいまいナースとちゃいまっせ!)
 通電性のある金属でできた車体を使って電気を流すというのは、とても効率的な発想ですね。しかーし、ボディを使ったら
なんぼでも電気を流すんかというとそうでもないらしい。ボディを通った電流は、最終的にバッテリーに接続される何本かの
マイナスケーブルを通ってバッテリーまで戻るので、そこでボトルネック症状を起こしてしまうらしい。
つまり、高速道路がなんぼスイスイでも、途中に料金所があればそこで渋滞してしまうってことやね。
 で、通電性の良いケーブルをエンジンブロックや電装品に接続して、マイナス電流をさらに効率的にバッテリーに返して
やることを、アースィングというんですね。料金所パス!  ・・・うーん、ボディを使うだけじゃダメ、アタマも使えってことね。

 さて、モンキーやエイプほど専用改造パーツの出ていないCTですが、どうしてもこいつをもっと力強くしたい。
いろいろ調べたところ、簡単でけっこう効果のある方法としてアースィングが上げられていることに気付いた。
それも、市販のアースコードを何本か接続してみたと云うレポートでは、体感的な効果はあまり感じられな
かったというものが多いのに対し、CT110専門ショップである「モノチリンドロ」のアースィングキットを装着した
レポートでは、実に効果的であるといった結果が載せられているではあーりませんか。
 こりゃやってみらんな、ちゅうことで、早速モノチリさんに注文しました。

モノチリさんのアースィングキット
 左の写真が噂のアースィングキット。

 これだけでは、ただの端子の付いたケーブルですが、
肝心なのは添付されている説明書。
 これにCT110における効果的アースィングの方法が
記されているのです。

アースィング取り付け中・バッテリー周り アースィング取り付け中・インマニ部分 アースィング取り付け中・シリンダーヘッド

 上の左の写真がバッテリー周り。4本のケーブルが必要な長さでそれぞれのポイントに繋がるように端子が
付いています。
 中央の写真:1本はインテークマニホールド接続部に。
 右の写真:1本はシリンダーヘッドに。
 あとは企業秘密的商品価値の部分だと思うので載せませんが、まー、なるほどと云うところに接続します。

アースィング取り付け終了

 説明書により、無事取り付け終了。

 私の場合、かなりの熱をもつクランクケースにビニール系
で皮膜されたケーブルを触れさせたくなかったので、あえて
ケーブルをアンダーボーンフレーム側に寄せました。
 その結果、ケーブルがサイドカバーから1本ずつ出ることに
なったので、サイドカバーにはケーブルを出すための小さな
切込みを入れました。



 装着後の感想。
 これはかなりのもんですわ! キック一発、エンジンをかけた途端、アクセルをひねった時の吹け上がりの
力強さを耳で感じました。 実際走り出してみたら、をを!なんかパワーアップしてるやないの!という感じ。
 最高速こそ伸びませんが、加速時のパワーが数%は上がったと感じることができるほどの効果があったと
思います。ただしあくまで体感的なもの。数時間も走ったらその加速に慣れてしまった(^^ゞ 。

 これに気をよくして、今後も電装系の改良を予定中です。楽しみですわ。


改良点 其の八 (2003年6月)
 ドリブン・スプロケットを替えたぞ
 スピード系改造(?)の定番、リヤ・スプロケットを交換しました。
カブ系バイクは、1・2速がかなりロー・ギヤードに振られていまして、出だしの力強さはすごいんですが、いか
んせん伸びがない。ロー・ギアはスタートしてすぐチェンジせんならんほど低速やし、かといってセコ発進すれば
パワー不足でもたつくし。で、発進時の伸びと、少しは最高速のアップを期待して、ノーマルは45丁のリヤ・スプ
ロケットを、4丁落しの41丁のギアに替えました。

 感想はと云うと、ずばり正解! 発進時の、腰をぐいっと押されるような力強さは少しマイルドになりましたが、
1・2速が少し伸びるようになった上に、なんと云っても3速の利用範囲がぐーんと広がりました。

 街乗りで多用するのは3速・4速ですが、トップスピードに乗るまでの3速が実に使いやすい!
 また、ちょっとした高架の上り坂なんか、4速ではすこしもたつくけれど、3速では回転数が上がりすぎてギヤ
を落としづらい時、そんな時に3速の使いやすさを感じるようになりました。

 最高速は・・・、これがまた伸びたんです。ノーマルでメータ読み85km/hあたりやったのが、スプロケを替えた
後は、メーター読みで95km/hまで出るようになりました。ただ、90km/hを超えるあたりから、フロントに大きな
揺れが起きるので、実質90km/hぐらいまでしか使えませんが(^^ゞ 。
リヤ・スプロケットを交換した写真

 ゴールドに輝くのが新しいスプロケ、41丁。
 特注品、取り付け費込みで9,800円也。
 チェーンもスプロケにあわせて4コマ落としてもらい
ました。

 下のシルバーのものがノーマル45丁です。
 さすがに特注品はなんか高級感ありますねV(^-^)V。
(普段はチェーンケースに隠れて見えへんのですけど。)

 ちなみに取り付けてもらったのは、こいつを購入した
ゲンズさんです。


改良点 其の七 (2003年6月)
 サブタンクを付けたぞ
 CT110お約束(?)のサブタンクです。
 なんぼ燃費のええ(約40km/l)CT110といえども、長距離ツーリングにはタンクが小さすぎる!
満タンで4リットルとなんぼかしか入れへんので、110〜120kmも走ったらリザーブになるんですわ(-_-)。
 で、ツーリング用にはサブタンク!なのです。 が! ちとお高いのよね、これが。
サブタンクです
 お値段は上のリヤ・スプロケと合計で取り付け費込み40,000円
也。サブタンクだけやったら取り付け費込み30,000円ぐらいです
な。 そやけど、他所の店とかと比べても、まあ良心的な価格と
云えそうです。 なんでこんな水筒(?)が30,000円もする?
(それでも買うモンがおるからや!<アンタや!、あ、ワシか。)

 左の写真のキーの上が取り外し用の金具で、これを止める
部分がヘルメット・ホルダーにもなります。

 ちなみに、タンクには左下写真のようなパイプが付いていて、
右下の写真のようにメイン・タンクに注入します。
 って、まだこれのお世話になったことはないんやけど(^^ゞ 。

サブタンクの燃料注入用パイプ   このようにしてガソリンを入れます


改良点 其の六 (2003年6月)
 リヤ・ボックスを付けたぞ
 始めに付けたアルミ製リヤ・ケースがもうひとつカッコよくなかったので、いいのがないか探していたら、適当
なものがありました。メーカーはよく分かりませんが、バイク雑誌の広告なんかでよく載ってるのと同じものの
ようです。
 
リヤ・ボックスをつけたところ ちょっとはツーリング向けバイクらしくなった?

 ハードケースでは有名なGIVIに似たタイプのリヤ・ボックスです。
 ひとつのキーで開閉とベースからの取り外しができます。
でも、キーなしでの開閉ができないのが、不便といえば不便。
 定価で6,000円程度とリーズナボーな価格です。

↓開いたところはこんな感じ。フルフェイスがひとつと+αの荷物が
入ります。
 ベースはこのようなプラスチックの板をキャリアに挟み込むように
ボルト・オンします。でも、金具の穴の位置が合わないため、ドリル
で金具に穴を開けて取り付けました。

リヤ・ボックスを開けたところ   リヤ・ボックスのベースプレートです


改良点 其の五 (2003年5月・)
 フロント・バスケットを付けたぞ
 〜この項は削除しました〜(見た目がもうひとつなので、その後すぐに取り外しましたσ(^◇^;) )



改良点 其の四 (2003年5月)
 ツーリングバッグを付けたぞ
 カブにはラゲッジ・スペースといったものがない! 小物を入れるスペースが皆無!なのだ。
そこで、見つけましたよ、ええものを。ホントは自転車用のバッグです。フレームのサドルの下の角に取り付け
る三角形のもの。しかも赤だよーん。
 取り付けはベルクロでどこにでも間単に付けられます。どこに付けるか悩んだけど、結局フロント・キャリアの
下にしました。赤いのがなかなかいいでしょ。

 また、一緒に見つけた自転車のサドル用の小物入れも買うてしもうたよってに、これもつける場所を考えた
結果、とりあえずハンドルバーに付けてみました。
 三角形のバッグには、リアキャリア用のネットが入っています。、ハンドルバーのバッグは、ツーリング時に
デジカメを入れたりしています。けっこう重宝したりして(^^ゞ 。

 ちなみに、買うたのは百均ショップで。リアキャリア用のネットとあわせても消費税込315円也V(^-^)V。

フロントの三角バッグ   ハンドルバーの小物入れ


改良点 其の参 (2003年5月)
 デジタル・クロック・システムを装着したぞ
 ツーリングに限らず、バイクは長袖が原則。・・・って、通勤時やチョイノリはワイシャツや普段着やったりする
けど(^_^;)。
 まーとにかく、ライダーズジャケットを着ているときなんかは、腕時計が見難いたらありゃせん。そこで役立つ
のが、マルチ・デジタル・クロック・システム。これによって、お腹の時計に頼らずとも、現在の時刻が瞬時に
分かるほか、目的地までの所要時間や燃料の減り具合(カラダの燃料です)までも推測することができるのです。
デジタル・クロック・システム

 って、只の腕時計やん!

 いえいえ、これでも現在時刻を知るのには十分なのです。
しかも、今日の日付も分かるし、横のボタンを押せば、なんと
暗い夜でもライト・オン!

 それに、万一盗まれても、まあしゃあないわ、という精神的
盗難保険(?)付き。
 ちなみに、お値段は、よくあるファンシーショップの片隅で980円
でした(^_^;)。


改良点 其の弐 (2003年5月・購入翌日)
 リヤ・アルミケース 
〜この項は削除しました〜(その後の改良によりお払い箱となりましたので(^^ゞ 。)



改良点 其の壱 (購入時)
 購入時に装着したのは、センタースタンドとラバーステップ。
センタースタンドは、ツーリング時の使い勝手や日常の整備性を考えて。まー、なくてもええんやけどね(^_^;)。
 ラバーステップにしたのは、ノーマルのステップが金属製のギザギザした小ぶりなものだったため、どうも
しっくりこなかったから。長距離ツーリングの時には、ケツが痛くなって、しばしスタンディングで走ることもよく
あるし、道端でべっぴんさん見かけたら、片足上げてアピールせんないかんし。(ホンマか?)
 そやけど実際跨ってみると、ステップの位置がちょうど足をつく位置に干渉したりして、ちょっと邪魔なのも
事実。



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