けんちゃんのつぶやきTSUBUYAKI

2004年7月29日(木) No.35

これでいいのかプロ野球 合併1リーグ化

 近鉄とオリックスの合併問題に端を発して、1リーグ制移行など、様々な動きが繰り広げられています。

 26日にはプロ野球の球団代表者らによる実行委員会が開かれ、7時間の議論を交わしましたが、意見はまとまりませんでした。

 様々な思惑はあるのでしょうけど、オーナー側は選手を議論の場から締め出して、勝手に決めているように思います。

 選手会の古田敦也会長は10日の臨時大会で「あらゆる手段を尽くしても来季からの合併が強行されようとした場合、最終手段としてストライキを行う場合がありうる」ことを決めたそうです。そして27日選手会あげて「合併反対」などの署名を選手会のホームページ上でも開始しました。(がんばれ古田と言いたくなります。)

 しかし、オーナー側の態度を聞いていると腹が立ってきます。例えば「無礼なことを言うな。分をわきまえないといかん。たかが選手が」「なんで中村(紀洋)みたいなアホに5億も払わなアカンの」「(高給取りの選手は)ドロボーや」「1000万円を超える選手に労働者性があるのか」「野球の選手会の任意団体が労働組合なのか疑義を感じる」と言いたい放題です。

 オーナーたちは選手を労働者としてではなく単なるモノとして扱っているとしか考えられません。人気選手であっても二軍の無名の選手であってもプロ野球選手各人は一人の人間であって、モノではありません。各人が一人の労働者です。

 歴史を振り返ると、ドラフト制度が人権の面から社会問題になったとき、20年以上も前に日本共産党の内藤功議員(当時)が、国会でプロ野球選手の権利を守る立場から「労働者として扱うのか」と問題提起。政府はを事実上認め、プロ野球選手は労働者であることが認められたのでした。

 この歴史的な事実もわきまえず、選手や選手会を無視し、ファンの声も聞こうとしない横暴な運営はやめるべきではないでしょうか。

 私は、プロ野球は選手やファンがあって成り立っていることをわきまえるべきだと思います。選手会の「ファンも選手も球界の一員です」のスローガンに大賛成です。皆さんはどのように感じていらっしゃいますか。

2004年7月22日(木) No.34

 「暑いですね。のびてませんか」と言うのが、挨拶の言葉になってしまいましたね。

 なんと首都東京は39.5度(20日)となったのをはじめ、40度をこすところもでてしまいました。

 ところで我が家は、あまりエアコンを使わない方ですが、この暑さでは、使わざるを得ません。ところがいまエアコンが故障しています。家に帰ると外よりかえって「暑い」サウナ状態です。はやくエアコンを修理しないと、とてもやっていけません。(助けて〜)

 エアコンなどを使ってヒートアイランド現象。さらに暑い夏。ウン矛盾してるなあ。日本全体で根本的に対策を考えないと。

2004年7月3日(木) No.33

人は消しゴムと同じですか?

 先日、パートで働くある方から「派遣社員は可哀想。社長は無茶苦茶に仕事させている」と聞きました。派遣はいつでも取っ替え引っ替えできるといわんばかりに、社長はひどく扱っているとその方はおっしゃっていました。

 これまで労働者の給料は「人件費」というのが常識でした。ところが派遣社員の給料は「物品費」で、鉛筆や消しゴムと同じ扱いになっています。「派遣料」が競争入札で買いたたかれることまで起きています。

 いま取っ替えることのできる「モノ」と同じ扱いを受ける労働者…人は「モノ」ではありません。

 いま派遣社員の多くが若者です。「モノ」扱いで困っている方、「しゃあない」とあきらめずにいっぺん共産党と労働組合に相談をしてみてください。

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