2004年3月25日(木) No.23
今週の記事にもあるように年金の物価スライドと言って、また物価の下落分を下げると小泉内閣は言っています。
物価が下がっても、高齢の方が払うものは下がったでしょうか。介護保険料に医療費と、どれも高齢で身体が悪くなればなるほど負担が増えるものばかりではありませんか。
このうえひどいのは3年も5年も前の物価下落分(99年から2年間で1.7%の物価下落)があるから、今後は1.7%の物価が上がるまで年金は増やさないと言っています。
保険料を払っていないタレントを使って「保険料を払え」とCMを流したり、社会保険庁は5兆円も流用するなど、やっていることが無茶苦茶ではありませんか。
皆さん、いま悪政に立ち向かう時です。
2004年3月18日(木) No.22
ようやく暖かくなってきましたが、皆さんは気温の変化についていってますか。風邪などひいておられませんか。
春になると私は花粉症で目がかゆくなり本当に大変です。花粉症にお悩みの方は多いと思いますがお互いに気をつけて花粉症の季節を乗り切りましょう。
こうしてパソコンの入力をしててもかゆいかゆい…
2004年3月11日(木) No.21
ナチスが共産主義者を弾圧した時、私は不安に駆られたが、自分は共産主義者でなかったので何の行動も起こさなかった。
その次、ナチスは社会主義者を弾圧した 私はさらに不安を感じたが、自分は社会主義者ではないので何の抗議もしなかった。
それからナチスは学生、新聞、ユダヤ人と順次弾圧の輪を広げていき、そのたびに私の不安は増大したが、それでも私は行動に出なかった。
ある日ついにナチスは教会を弾圧してきた。そして私は牧師だった。だから行動に立ち上がったが、その時はすべてが、あまりにも遅かった。これはドイツの牧師マルチン=ニーメラーのことばです。
国家公務員が休日に仕事とは離れて共産党のビラを配り、不当逮捕されるという事件が起こりました。この話を聞いたとき、冒頭の牧師のことばを思い出しました。
今、イラクに自衛隊を送ったり、憲法9条をなくす動きが強まったり…「どこかおかしい」と思っている方。
「立ちあがったが、その時はすべてが、あまりにも遅かった」とならないように、一緒に平和と暮らしを守るために頑張ろうではありませんか。
2004年3月4日(木) No.19
先週は、NGOイラク救済基金代表の大平直也さんの話を聞き驚きました。
NGOに対するマスコミの取材がよくあるそうですが、「劣化ウラン弾」で被害にあっている子どもたちのところに物資をもっていくというと、マスコミは取材をとりやめて帰ってしまうそうです。今までも、マスコミの報道に偏りがあることは感じていましたが、私はあまりにもひどいやり方に憤りを感じました。
もう一つ驚き怒りに感じたのは、防衛庁のホームページです。久しぶりにみると、なんと小中学生向けに自衛隊海外派兵を理解させるビデオを作成し、要望のあった小中学校に無料で配布しているというのです。またテレビで青年向けの海上・陸上自衛隊のことがでていましたが、メディアを使って子どもたちや青年に自衛隊を浸透させていく手法がとられて恐ろしい感じがします。
こんなときだからこそ、ちょっと立ち止まって「なぜ」と問いかける心で社会を見ることが必要ではないでしょうか。